第1話 守護月天、招来

あらすじ

 小さなころから一人暮らしを続けている中学生、七梨太助。彼のもとに中国を旅している父親から小包が届く。中に入っていた「支天輪」を何気なくのぞくと、中から一人の女の子が出てきた。
 彼女の名は「守護月天シャオリン」。新しい主である太助を守るために働こうとするのだが、車騎で隣の人に砲撃を加えたり、テレビを分解したりと大騒動を巻き起こす。このままでは自分の身がもたないと判断した太助は、「何かあっても自分のことぐらい自分で守れるしさ」といってシャオを支天輪に戻す。
 いったんは支天輪に戻ったシャオだったが、一人さびしく夕食を食べる太助を見て、もう一度出てくる。その姿を見た太助はシャオを受け入れることにする。ここから物語が始まる。

登場キャラ 父・車


名セリフ

  寂しそうにしている太助を見て再び支天輪から出てきたシャオのセリフ

 「太助様…もし迷惑でなければあなたの中にある『孤独』や『寂しさ』からあなたを守ってさしあげたいのですが。それではいけませんか?」

 すべてはこのセリフから始まったんですね。でも今シャオは違う理由から太助と一緒にいたいと思っています。

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