山に登る楽しみ

低山からアルプスまで

  山に登る楽しみは多く、自ら山へ足を運び、自然の中に我が身を委ねてこそ得られるその楽しさは、日常の生活の中では体験できないものです。 山頂を踏む達成感に浸り、頂上からの雄大な眺望や、新緑や花や紅葉を満喫し、写真を撮り、新雪を踏みしめて戯れ、また、帰路途中に温泉に立ち寄って疲れを癒しながら歓談することも、その楽しみの一つです。
笠ヶ岳
  季節を問わず、深い自然林の中に入り、その自然の息吹を身体に吸込むと生き返ったような気がします。「癒される」というような単純な言葉では言い表せないような「山」の懐の深さ、大きさに感動します。
  頂を極めるだけではなく、「山を想う心」を持ち、繁雑な日常生活を離れて、自然の中に我が身を委ねる「山旅」にこそ、山登りの楽しさがあります。
 比良雪稜会では、同好の会員相互の親睦をとおして「山に登る楽しみ」や「経験や知識」の共有を図っています。基本的な知識と技術を身につけた「安全登山」と、新たな山の魅力を発見できるような「山行の充実」を心がけ、近郊の低山からアルプスの山々まで、幅広いニーズに応えながら、共に山行を楽しんでいます。
 比良雪稜会は1979年1月に創立され、2016年1月で37周年を迎えました。長年の継続に相応しい山の会であるため、楽しみながら、さらに活発な、充実した安全な山行を行う中で、地域社会の一員として様々な活動にも積極的に参加し、より存在感のある「比良雪稜会」を目指します。