移動手段&現地ツアーなど
 ツアーパンフレットの検討  飛行機と英国内の移動手段  現地ツアーの利用
 ミュージカルのチケット  ロンドン・アイ  ヘリテージ・パス

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★移動手段&現地ツアーなど

ツアーパンフレットの検討

最初はツアーで行くつもりでした。4月27日出発の5月7日帰国で50万円弱。ゴールデンウィークだから少し高め。もっと安いツアーもありましたが、出発時間や訪問地、時間の取り方などを考えるとこれが一番いいかな。食事の付いていない日、自由行動の日などが結構あること、大英博物館をゆっくり見たいのでロンドンで1日延泊をすること考えるとトータル55万〜60万円くらいになりそう。ところが、よくよくパンフレットを見ると、ゴールデンウィーク中は5月8日帰国分まで延泊不可。残念! せめてもう1日ロンドンに滞在しないとなぁ。

飛行機と英国内の移動手段

個人で行くとなると高くつくだろうなぁと思いつつ、JALで検索をかけると4月27日発、5月8日着だと格安になるようで、136,000円と出ました。よし、これでロンドンまで飛んで、そこからはどうせなら宿泊代節約をかねて、エディンバラまで寝台車で行こうかな。現地発着ツァーは何かあるかな。という具合にどんどんプランが膨らみ、宿泊地を考えて、電車の時刻表を検索していて、大変な壁に突き当たりました。エディンバラから湖水地方への移動日が日曜日になり、何と電車が運休しているではありませんか。土曜日もしかり。代替バスが走ってはいますが、時間がかかり過ぎ。逆コース等いろいろ考えてみましたが、結局、もう1日早く出発し、寝台電車はあきらめて飛行機を乗り継ぎ、その日のうちにエディンバラに入り、金曜日には湖水地方へ移動することにしました。飛行機代153,000円なり。これに空港税がかかります。さっそく、よく利用する旅行社に日本での事前購入が必要という鉄道パス(ブリットレイル・クラシックパスの2等)とともにお願いしました。もし寝台車に乗る場合は、鉄道パスの他に寝台料金が要りますが、その予約も旅行社で可能とのことでした。日数も延びたし、早くも当初の予算より結構はみ出しそうな嫌な予感。もちろん、乗り継ぎ便や航空会社指定なしなら、もっと安いものもあると思います。

それにしても、バスも鉄道もネットで時刻表やルートが検索できて、便利な世の中になったものです。

時刻表を調べるために利用したサイト

鉄道の時刻表
出発地・目的地・利用年月日・時刻を入れて検索すると、乗り換えももわかるのでとても便利。

目的地までのルート検索
同じく出発地・目的地・利用年月日・時刻を入れて検索します。特にバスを調べるのに利用しました。なかなか目的の場所が見つからないのが難点ですが、Detailsで乗り場やバスの番号、行き先が判るので便利です。駅名はStation/airportですぐ出てきますが、建物の名前(Attraction/facility)はなかなか見つかりません。その時は、City/town/suburbを選択して地名を入力するか、Adress/postcodeで住所を入れてみて下さい。

エジンバラ空港−市内のバス
timetableのページから時刻表・運賃・地図がまとめて表示されるleaflet(PDF)がダウンロード可能です
ウインダミア湖クルーズ&鉄道
スケジュールの都合で行けませんでしたが参考までに。セットのチケットもあるとのこと。
ウォーリック城へ行くバス
ストラトフォード・アポン・エイボンから出ています。PDFファイルなので保存可能。
乗るバスがステージコーチバスで、ルートまたは番号が判っているときは、他の時刻表もこのバス会社のサイトから検索可能です。まず、by Regionで探している地域を選び、地図からさらに絞った場所(今回はWest Midlandsのwarwickshire)を選び、Timetablesのリストから目的のバスを見つけて下さい(16/18)。
コッツウォルズのバス
北部、南部、中部別の時刻表が見れます。ボートン・オン・ザ・ウォーターからチェルトナムまでのバス(801)を利用しました。オックスフォードからブレナム宮殿までのバス(20/20A)も北部に載っています。
チェルトナム中心街から駅へのバス
このバスもステージコーチバスなので、同様にバス会社のサイトから検索可能です。今回はSouth WestのCheltenham(D)。やはりPDFファイルです。
北西部のバスの時刻表
チェスターなど北西部は、バスの番号が判っていれば、travellineのThe North Westから時刻表の表示が可能です。Timetableをクリック、Service Numberに番号を入力して、該当する路線を選び、"LOOKUP TIMETABLE"ボタンをクリックします。
travelline
このサイトは地域によって検索の仕方などまちまちですが、やはりルート検索が出来るようです。私が実際に使ったのは、上記の北西部(The North West timetable)だけですが。

現地ツアーの利用

次にぶつかった問題が、コッツウォルズ地方をどうやって観光するか? レンタカーが一番いいのだけれど、慣れない道だし色々不安があり、相棒もイマイチ乗り気でない様子。観光タクシーみたいなのもあるようだけど、かなり高くて予算オーバー。そのうちにストラトフォード・アポン・エイボンから出ているというツアーが見つかり、さっそく問い合わせのメールを入れてみました。そのうちに、公的バスの時刻表などもネット上で見つけて、バスでの移動も不可能ではないことがわかりましたが、荷物を引きずっての観光もつらいものがあります。このツアーはある程度こちらの好みの場所に行っていただけそうで、しかも、途中でのドロップオフも可能。希望があれば、案内もするとのこと。となれば、少々高くついても、ツアーでコッツウォルズの村をいくつかめぐり、次の宿泊場所近くまで移動してしまうのが時間的にも有効だろう、との結論に達し、このツアーを利用することに決めました。何だか結果的には貸切タクシーのような感じなのですが…

お城が好きなので、このツアーのルートにスードリー城を入れたところ、城内のオフィシャルツアーは予約が必要だと教えて頂き、これまた、さっそくE-mailでお城に問い合わせてみました。結局、予約が必要なのは団体用で、個人向けは水曜日しか行っていないことがわかりました。また、お城には人が住んでいらっしゃるので、普段は展示物のあるごく一部にしか入れないとのこと。火曜日に行くことになっているので、残念ながら室内を見て回るツアーには参加できません。

次なる問題はストーンヘンジの観光です。ロンドンからは日帰りツアーがたくさん出ているようですが、バースには1泊する予定なので、バースからのツアーを探してみました。でも、思うようなものが見つかりません。ロンドンへ行く途中に寄るとすると、ソールズベリからさらにバスで40分くらいかかるらしく、荷物を持ってはちょっと大変。ツアーだと、前日の午後が有効に使えて、ホテルに荷物を置いておけるので、都合がいいのだけれど。本当にぎりぎりになって、やっと探していたツアーのサイトを発見。かろうじて予約が間に合いました。でも実は、チェルトナムからグロスターに寄って、バース入りする日の半日ツアーで、1時半出発です。本で見たのは2時出発だったのに、間に合うかどうか…

他にも、せっかくエジンバラまで行くのでスコットランド、特にネス湖に行ってみたいと思い、ネス湖&ハイランドの1日ツアーと、お定まりの湖水地方のツアーの予約もしておきました。

利用したツアーのサイト

グレイ・ラインツアー
ネス湖&ハイランド(£32)
メールでのやり取りでも、親切にいろいろ教えて下さり、感じのよいところでした。
レイク・スーパーツアーズ
ビアトリスク・ポターの湖水地方とワーズワース(£28)
気さくな感じの親しみやすいところです。某社のガイドブックに広告が載っているので、日本人客が多いという噂。
ダイアモンドツアーズ
コッツウォルズ(£55/現金のみ)
ストラトフォード・アポン・エイボンのHPから偶然見つけた、個人経営のツアーです。何度もメールのやり取りをして、半ばオーダーメイドのツアーが出来上がりました。行きたいところがあるけど、車の運転はちょっと…という方にお薦めです。
マッドマックスツアーズ
ストーン・ヘンジ&レイコック(£12.5/カードは不可)
何せぎりぎりだったので、ほとんどやり取りはありませんでしたが、バース発コッツウォルズ方面のツアーも扱っているそうです。

他にも準備のために利用したサイトは数知れずありますが、いちいちあげると切りがないので省略します。それぞれ訪れる街の名前で検索をかけても幾つかヒットするし、宿泊施設、見どころ、ツアー、交通手段等、様々な情報が得られ、とても助かりました。

ミュージカルのチケット(オペラ座の怪人)

ロンドンにいくからには、ミュージカルも見たい! 某社のパンフレットにもオプショナルツアーが載っているし、ガイドブックにも幾つかのツアー会社が広告を載せています。しかし、催行日が月〜木曜日なのです。木曜にはロンドン入りするので不可能ではないのですが、日程の関係上、あくる金曜日の方がベター。お目当ての「オペラ座の怪人」で検索をかけて、ロンドンでの公演のページを調べてみると、土曜日はマチネしかないけれど、金曜日は夜もやっている。自力で行くなら金曜日も可能とわかり、さっそくオンラインでのチケットの手配に挑戦。劇場のHPから専門のサイトへ飛ぶことが出来ます。アイコンで2カ所のサイトが表示されていましたが、わたしは何気なく"See"を選びました。

ところが緊張のあまり、住所の入力のところで、何丁目何番地何号をすっかり入れ忘れてしまいました。電話してもつながらないし(後で海外からは違う番号であることが判明)、やっと住所変更の方法がわかったときはすでに発送した後で手遅れ。以外に素早い発送でちょっとびっくりしました。ちなみに、住所を訂正したいときは、subjectにreference numberと予約に使ったカード番号の最後の4桁を書いて、空メールをresend@wayahead.comに送ればいいようです。再度電話してみたけれど、さすがに発送後ではどうしようもないとのこと。もし上演の48時間前までに届かなかった時は、連絡すれば何とかしてくれるらしいのですが、上演の9日前にはすでに日本を発っているし、やはり手元にチケットがあった方が安心です。で、どうしたかというと、集配担当の郵便局に事情を話して、住所不備の国際郵便が来たら届けて頂くようお願いしました。さすが、日本の郵便局ですね。無事届きました。対応してくださった方には本当にお世話になって、ありがとうございました。それから、私が利用したSee(Seetickets)は、手配料として£2.70/1枚を取られましたが、送料はかかりませんでした。

ロンドン・アイのチケット

「ロンドン・アイは日本の観覧車とは全然違うから、一度乗って見る価値はある」という知り合いの言葉に多少の興味はあったものの、当日雨かもしれないし、ロンドン観光の日の様子によって考えようと思っていました。ところが、週末は混むからチケットの予約をしておいた方がいいという情報もあり、ロンドン・アイのサイトを覗きに行って、事前にネットから予約すればチケット代が安くなること、食事とのお得なセットがあることを発見し、結局申し込んでおきました。食事の出来るレストランは幾つかあり、内容も様々ですが、その中からダイニング・アット・ザ・マリオット・カゥンティホールを選びました。1人£25のはずなのに、予約の画面に行くと£40となっていて一瞬躊躇。めげずにそのまま進むと合計金額のところで£25に変わりました。ホッ。必ずロンドン・アイのチケット(別料金)も同時に申し込まなければならず、搭乗時間の30分とレストランとの移動時間を考慮して、それぞれの時間を予約します。チケットの受け取りを当日チケット売場にすれば、送料はかかりません。当日、支払いに使ったクレジットカードを忘れないように持って行ってください。もちろん、向こうに着いてからネット予約しても構いません。

ヘリテージ・パス

正確にはグレート・ブリティッシュ・ヘリテージ・パスと言い、他にイングランドのみで使えるイングリッシュ・ヘリテージという紛らわしいカードもあるようですが、別のものです。使い始めはエジンバラ市内観光だし、ウェイヴァリー駅横の観光案内所で変えることも判っていたので、事前に買っておくか、向こうで買うか迷いましたが、エジンバラでの観光時間を少しでも長く確保するために、送料がかかるけれどオンラインで買っておきました。パスが使える所の載ったガイドブックとマップも一緒に送られてくるので、事前にしっかりチェックできてよかったかなと思います(ヘリテージ・パスのページ)。

ついでに、このヘリテージパスを扱っているのは英国政府観光庁のサイトですが、ここから英国についての資料を送ってもらえます(送料のみ着払い)。観光案内の冊子やロンドンの地図、役立つサイトの載った旅の情報ブックなどですが、英国好きの方には観光案内の冊子を眺めているだけでも楽しいと思います。

さて、このパスが得かどうかの問題ですが、実際に見学を予定しているチケット料金の合計と、ヘリテージ・パスの金額を比較したところ、送料を入れても若干パスの方が安くなったので購入しました。微妙なところで15日間有効のパスにしましたが、もう少しうまく日程を組んで、見るところを増やすか有効期間の短い7日間にすれば、もっとその差は大きくなったはず。ロンドン市内は意外と使えるところが少なく、場合によっては必要ないかも。ストラトフォード・アポン・エイボンは主な観光所がほとんど入っていました。4日間有効のもあるし、結局は見るところの選び方と日程次第でしょうか。ただ、「チケットを買わなくてもいいので時間が節約できる」と処かに書いてありましたが、実際にはチケット売場には行かなくてはならず、パスの番号を記入したり、返って面倒でもあります。


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