リアブレーキキャリパーのOH
(2004/10/23)


 これまで、ずっとリアキャリパーは無視してきましたが(^^; フロントキャリパーをOHして、その試走から帰ってくると、リアのディスクが「パキンパキン」と鳴ってます・・・恐る恐るディスクを触ると、猛烈な温度になってました(☆o☆);恐らくずっと引きずっているようで、これだと、近い将来ディスクが曲がるか、下手すると割れる危険性もあるので、リアのキャリパーもOHする事にしました。ま、フロントのOHに比べるとキャリパーは1つでピストンも2個しかないので、作業自体は簡単です。


例によって、禁じ手の左右分割で・・・

 さすがに15年間一度もOHされていないキャリパーは、とんでもない事になってました(-_-; まずダストシールが硬化してまるっきりシールの役目をしていない状態で、水が入ってアルミの錆が出てます。かろうじて、オイルシールはまだシールらしい状態だったので、ダストシールとオイルシールの間の所までだけが少し錆びている状態。ダストシールの溝にはゴミと言うか錆と言うか、硬くこびりついた垢が付いていて、これのせいで、その部分だけがピストンに接触していた為に動きが悪かったようです。とにかく爪楊枝とプラスティックの棒で擦りましたが全然取れないので、歯医者さんが使う歯垢を取るような工具で何とか取りました。また、シリンダーの表面も相当傷が付いていたので、2000番の耐水ペーパーで軽くホーニングもどきをしておきました(^^;ちなみに、キャリパーの合わせ面にまで若干錆が見られたので、ガラス板に耐水ペーパーを敷いて研磨。状態が酷かったので、フロント以上に気を使いました(-_-; 

 今回はあまりに引きずっていたためにパッドが焼け気味になってたので、2年以上前に買ってほったらかしになっていた新品パッドに交換もしておきました。それにしても、私はあまりリアブレーキを強くかけないんで、甘く見すぎてたようです・・・やっぱり、リアもちゃんと整備しておかないと、下手すりゃキャリパーASSYで交換になったらシャレになりません。ただ、今回OHをしても若干引きずりの傾向があり、近い将来ASSY交換が必要になるかもしれません(涙)


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