エアクリーナーボックスの改造


 メインジェットで5番上げて、かなり濃い目の雰囲気ムンムンだったので、MJを下げずに、エアの吸入量を稼いで、ガソリン量とつじつま合わせを考えて(wエアクリーナーボックスの改造をやってみました。エンジンの出力はガソリンをどれだけ沢山完全燃焼させるかで決まりますので、濃い状態からガソリンを減らさずに、吸入エアを増やして正常な燃焼に持ってけたら、それは確実にパワーアップしますからね(^^/

 知り合いから安くでエアクリボックスをもらったので、取り返しのつかん心配も無いので、豪快にできます(^^;
とは言うものの、エンジンの寿命を縮めるようなエアクリーナー本来のの機能は損ないたくないので(^^;大きな改造はできません。そこで、まずエアクリボックスをよく観察します。

 3GMでは、エアクリ本体をボックスに入れるときに、エアクリ本体の上部にゴム製のわっかを乗せます。これの名前は「サイレンサ」・・・吸気音のサイレンサーでしょうか?意味を感じませんし、エアクリ本体の吸入口の面積を小さくしています。よってこいつは撤去!

 これでは、エアクリ本体が若干ぐらつく可能性もありますので、エアクリ本体の上にスポンジの隙間テープでしっかり固定できるようにしておきます。(多分隙間テープは無くてもOKのはず)
  この状態で試走・・・ちょっと吸気音が大きくなった・・・のかも(^^;ですが、違いはほとんどわかりませんし、吸入量は・・・わからんです(;_;多少フローは稼げてるんでしょうけどね。

 それでは、いよいよ後戻りできない加工をする事に・・・まずは、エアクリ本体を押さえている蓋を軽く加工します。
この蓋は、後ろ向きのダクトのようになっていて、前から外気が直接入らないようになっています。このダクトの断面積は明らかにエアクリ本体の内径より小さいので、確実に吸気抵抗が有るように思えましたので・・・裏側をカット!


上をカットしてから撮影したのですが、最初は後ろ向きのダクトの裏面をカットしました。
ココだけでも明らかに違いが有ります!

 このように加工すると、どうしても、エアクリ本体を抑えている部分で「くびれ」になってしまいますが、これまでに比べて格段に開口が大きくなったはずなので、かなりフローを稼げると考えました。
・・・で、試走。明らかに吸気音がでかくなってます。かなりいい感じです。確実に加工前より”濃い”と感じません♪(at春先)上でよく伸びてる感じがします。パワーチェックもしたかったのですが、とりあえず当面はこの状態で走ってみてから考える事に・・・。

ところが・・・半年程乗ってみて季節にもよるのですがやっぱり濃い感じがすることもあり(-_-;じゃ、もう少し空気を入りやすくしてやろう♪冬は・・・多少薄くても良いや(^^;ってノリで、ガリゴリガリゴリ・・・。
出来上がったのが、これ・・・

既に上の蓋はエアクリ本体を固定するだけの役目しかありません(^^; これでいいんです!猛烈な雨の中を高速走行すると最悪水が入りそうですが・・・そんな状況はほとんどないやろし、多少入った所で、ちゃんとエアクリは付いているわけだから・・・気にしな〜い(^^/
試走です・・・これまでとは全然違う吸気音(^^;以前乗ったK&Nのファンネルタイプのと同等かも・・・って位元気のいい音です(w こりゃ、確かに薄くなってる・・・全開状態でボコボコいわないしエンジンが完全に温まった状態でも調子いいです♪峠道で高回転からのアクセルオフでちょっとパンパンいう位まで薄くなってます(冬はかなり薄いかなぁ)

取り合えず、現在はこの状態で乗ってて非常に気持ち良いです。アクセルのツキが凄く良くなったのと、回転の上がりが随分とよくなりました。ただ、やはり、気温の変化に多少敏感になっているようですが、真冬は私の住処辺りは雪も降るし、相当寒いのであまりバイクに乗る気にもならんわけで、現在の状態で春先から晩秋まで一応対応できそうなんで。これはこれでOKということにしました(^^/

 本格的にエアクリを改造するなら、やっぱりラムエアでしょうが・・・これはさすがにセッティングのしようがないので・・・できませんね(^^;


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