§00 孫子とは?
孫子とは、
今から2500年前の中国・春秋時代に呉という国の王、
闔閭(在位B.C514~496)という人に仕えた名将・孫武が
著わした兵書。
孫子は諸子百家の中でも極めて合理的・科学的で、
抽象的な概念・表現を嫌い「物事は明確な基準を持って
検討すべきである」と説いている。
占いや吉兆によって物事を決定していた古代中国において、
「具体性」「科学性」「合理性」を主張した孫子の存在は
まさに驚愕に値する。
(ちなみに、日本は縄文~弥生時代)
簡単にまとめると、「孫子」は…
○戦はなるべくしない
○戦は国家の一大事だから軽々しくするな
○情報収集と分析による緻密な情勢判断
○勝算のある戦略構想(負け戦はするな)
○戦略構想を実現するための効率的な計画の立案と実行
を説いている。
今日、「孫子の兵法」は兵法技術の教本に留まらず、
人生哲学の指導書、経営戦略の参考書として現代でも
多くの人に読まれている。
余談だが、古来「孫子」に親しんだ名将には「三国志」
の英雄として知られる曹操がいる。
また、武田信玄が「孫子」軍争篇から「風林火山」
の四文字を借りて旗印としたことは有名。
ヨーロッパではナポレオンやドイツ皇帝
ヴィルヘルム二世等が孫子の兵法を
実戦したといわれている。
なお、§00~§13までは
SpecialThanksにあるHPから引用
(というか丸々コピー)してるが、
このHP自体商用目的でなく、
一般公開もしていないのでお許しいただきたい。
あ、身内の人もナイショね、ナイショw
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