何の役にもたたン感想
このコーナーは私がいままでに読んだ本の感想を(偏見と独断で)書いてみようと思います。
たたかう天気予報
火浦 功
裏表紙に「遂に出た!、腹を抱えてトコトン笑える小説集」とあったンで「そぉ〜〜?」と疑いつつも楽しみに読み出した。アカン!!最低!
あんなオーバーに書いてて面白かった事あんまり無いもん!全編「さぁ笑え!面白いやろ!」って押し付けがましい。なんでこんな本が家にあるンや?!
初ものがたり
宮部 みゆき
この人の下町ものは大好き、岡っ引き茂七の人情話。今NHKでやってて、茂七を高橋英樹がやってるので、本を読んでるとどーしても
高橋英樹が浮かんでくる。ソコソコイメージにあってるので良い。この本の中では「鰹千両」が好きで何回も読んでる。買う事ないけど図書館ででも借りて是非読んで見て下さい。お薦め!!
ハイヒールCOP
大和 和紀
暇潰しの軽い気で読み出したけど、これが結構面白い♪絵がしっかりしてるし設定も楽しい♪ちょっとラッキーなめぐり合い。
5Eを目指し恋人さがしをするのやけど、過激でちょっとウルウルでほのぼので、、これはお勧め!
そして誰もいなくなった
アガサ クリスティー
読んだ事が無い人でも知ってる表題。文字通りの結末?!この作者らしい、入り口が多く一つに纏まるまで
ちょっと大変、けど出揃ったら、止められ無くナルホド面白いって言うか、表題通りになるか?って気になって、急いで読んでしまう。
やっぱり名作の一つ。けど金持ちは何をするやら、、、。
わたしはどろぼう
田岡 源紹
小説やと思ってたら、ホンマに泥棒やった。人生30年程刑務所で過ごしたそーな!アホやねハッキリ言うて、自業自得じゃ〜〜!!
こーゆー輩は。こんなん本にしたら、、コイツが儲かるやないか?!そら防犯の意味から言うたら、それなりに意義も無い事無いけど。コイツの一番腹立つのは被害者の事を全然考慮に入れ無いとこ。
盗られたモンの気を考えた事あるんか、、と私は言いたい!
オンリーミー
三谷 幸喜
朝日新聞の夕刊に連載してるのと同じ様なエッセイ。わたしはこの人のドラマはみんな好きやから面白い。合わなければ
イマイチかも知れない、この人の感覚はちょっと独自かな?1話が短いしテンポが良いので読みやすい、さすがやね。
窓を開けますか?
田辺 聖子
いかにもこの人らしいお話。関西弁言うか大阪弁が心地良いです。ハイ・ミスの話なんやけど、ほとんど作者の実生活?エッセーで読んでた
ンがそのままって感じ。ラストは私には以外やった(それしか無いって言えばそーなんやけど)このヒロイン
作者かな?私は早い事結婚したから、ホンマのとこヨーワカランけど、みんなこんな事無いと思うンやけど、、。
朝だけダイエット
風本 真吾
今流行りのダイエット、朝食抜いてどないすんねん!!って思って読んだ。理屈はわかる、りんごやゆで卵ダイエットよりはまともやね。
上岡さんが言うてたんと同じ事言てるンで何と無く信じられるけど。簡単、これは簡単言うてるけど、それを続けるんが簡単や無いの!結論は意思それも強固な意志が必要!ってこと。
ステップファザー・ステップ
宮部 みゆき
宮部さんにしては軽い、何か赤川次郎さんの雰囲気。短編集なんで気軽に楽しめる。設定も赤川風(?)でそれなりに面白いし楽しい。
この人には珍しい感じやわ。TVのドラマにもええンちゃうかな?私は好きです。読んでみて!って御薦めできるわ。
蜻蛉日記をご一緒に
田辺 聖子
この作者独特の語り口でやさしく,わかりやすく書かれてます。千年前も今も女心は変わらない、、って思う。平安時代の女性としては自我があり過ぎた、、かな?
現在でも充分通用する感覚やと思うわ、蜻蛉日記の作者。昔も今も変わらないのは女と男の事かな?楽しめる本です。イロンな意味で。
それは言わない約束でしょー
わかぎ えふ
体調が悪く、難しい本を読む元気も根気もないので寝ながらこの本を読んだ。エッセーなんでいつでも止められるし、何処からでも読めるし、病人用(?)私の性格ではとても役者なんて商売は出来ん!!と思ったね。大体が人前に出るのって嫌いやし、苦手。
それをする為に苦労するなんて、信じられへん。作者が大阪の人なんで「わかる!」ってとこもあって面白かった。好き好きやから薦めはしませんけどね。
衝動買いの日記
鹿島 茂
この作者は某大学の教授なんやけど、ショーも無いのん買うのん好きみたい!例えば「ふくらはぎ暖房機」「ごろねスコープ」ETC。「本棚」はよーーわかる!作者程や無いけどうちも本をよく買うのでその整理に困ってる。せやから、読んでると悩みはよくわかる。
きょうもコーナンで本棚を買うて来たもん。久し振りに面白い本や!御薦め、機会があったら読んでみて♪1つや2つは「うんうん、わかるぅ〜」ってのがあるから。
殺意の朝日連邦
太田 蘭三
この作者の本は初めて。私はしんどい事は嫌いなんで山登りする人の気が知れん、、と思ってるンで読んでるだけでしんどそ〜。ストーリーはまぁまぁ言うとこかな。
それより何より主人公が酒を飲む場面がやたら多い!!そんな呑んだらアル中なるで〜(もーなってるンかも)言うくらい焼酎ビール、ウイスキィーと手当たり次第、呑み放題。羨ましい!あんだけ呑んでも二日酔いせんのも凄い、羨ましい!その上外へ行って梯子酒!
終いに肝臓イワスでぇ〜〜と主人公の体を心配してしまったわ。これでも感想やろね?!
新・翔んでる警視
胡桃沢 耕史
この本ほど、ムカツク本は無い!!って言う位読んでて腹が立つ。こんな人間が居るかぁ?と言いたい。警視なんやけど国の親が捜査の為にと月に400万円も送ってくるンやでぇ〜、そんな者世界中探しても居らんちゅうねん。
あんまりバカバカしいから、言いたいだけ言うてみ、、、てなきになる。作者はすごぉ〜い右翼、尊王の見本!読んでてたまらんぜよ〜。ムカついてみたい人必読やね。
張り込み
松本 清張
これも比較的初期の作品の短編集。内容は好きなんやけど、ヤッパリ時代の差とかを感じてしまう。普通の主婦にも色んな過去や現実があり、それを墓場まで持って行く怖さ、逞しさを感じた。うまく短編でまとめてあると思う。私の好きな話の一つ。
元祖スンバらしき世界 原田 宗典
この人の小説は面白くないがエッセー(?)は面白い。何冊か読めば、それなりに同じヨウナパターンなんやけど、面白く読める。先にエッセー読んで、興味が出たンで小説も読んだがアカン!何を言いたいのか
よーわからんのだ。このひとはエッセーの人です!暇潰しや軽く読みたい時にお薦め♪
隠陽師
夢枕 獏
気持ちの悪い話。雨月物語に似た感じ。けど何か引かれて読んでしまう、、。こんな妖怪(?)の出る話ならナンボでも書けるって言うか、どんな結末でもOK!なんはちょっと引っかかる。そら
はなから考えるのって大変やと思うけど、妖怪、霊で逃げたら(?)ヅッコイと思う。まぁ気持ちの悪い話が嫌いな私が最後まで読んだから、それなりのレベルやと思うから、良かったらチャレンジしてみて!
英国庭園の謎
有栖川 有栖
短編集。この人の本は面白い、この本に出て来る探偵役のひと好きやぁ〜。こんな話のご多分にもれず変わってる。この作家の作品初めて読むのにお薦めの本です。
大分前にこの作家の本を読んだンやけど、この名前を本名だと思ってた、、作者が出て来るのよ、この名前で。それで話の中で「親がなんでこんな名前をつけた、、」
なんて悩んでるんやもん、単純な私はカン違い!この作者の本では、この火村&アリスコンビの話が一番好き!
笑うな
筒井 康隆
SFは好きや無いので、あんまり乗り気や無かったンやけど、読んでみたら結構面白かった。短編集で、どー読んでも、考えてもわからないのも
あったけど、なるほどぉ〜と思ったのもあった。「ダチョウ」は人間の身勝手さを皮肉でこの人らしくって面白かった。
うる星やつら
高橋 留美子
これを「うるぼしやつら」と読んだ子がいた、けどそれもそれなりに面白いンちゃうのん?!この作者の発想は奇抜って言うか独創的て言うか楽しいわ。ラムちゃんもすごいけどゆきちゃんも怖い子やで。
まぁここの登場人物はみんなユニークやから、あほらしいといえばあほらしい話やけど面白い。
米朝話
桂 米朝
言わずと知れた国宝の本。ちょっと自慢はこの本に国宝直筆のサインがある事!!OBCの「今晩は、米朝事務所」の番組で貰ったんです。ドンドコの落語パロディーのネタ探しによく読みました。この本を落語を知らん人が読んで面白いかな?って思った。
シャーロック・ホームズ学への招待
平賀 三郎
シャーロック・ホームズファンにはお薦めの本です。世界各国のシャーロキアンには見逃せない本です。単純な私は日本にある「シャーロキアンの会」に入ろーかな?何て思ってしまう。
ホームズを好きな人には見逃せない1冊!です。ホームズの本って結構いい加減なんやけど、嵌ったら、面白くて抜け出せ無い(?)魅力があるねぇ〜、うん!
オリエント急行殺人事件
アガサ・クリスティー
余りにも有名なお話。犯人の意外性はさすがクリスティー!この人のパターンやけど、最初はややこしくて、取っ付き難いけど、途中からグイグイ
と話しに引っ張り込むのはさすが!と感心させられる。この人の話は上流社会の人の話が多いのはやっぱり時代かな?これは一種の密室殺人やと思う。ミステリーの古典の1つやと思う。
殺意
夏樹 静子
この人の本はレベルが高いンで好きです。これもこの人らしい話。清張の「薄化粧の男」+「一年半待て」を合わせたような内容。もう
一つ収録されてる「記憶」も良い。女性の犯罪って結構パターンが多いから話は書きやすい(?)気がする。中篇で読み応えあるし短時間で読めるし、お薦め。
女のエピソード
渋澤 龍彦
読みやすいって言うか簡単て言うかとにかく早く読める。あとがきを見て道理でと思った。某会社の宣伝用の冊子に連載されたのを単行本に纏めた物だった。
内容は面白いが表面だけで、モー少し掘り下げて書いて欲しいなぁ〜って思った項目もあったし、読み流すには手ごろな本。ちなみに私はスポーツジムで自転車を30分漕ぐ間に読み終わった。
タッチ
あだち 充
知ってる人はわかると思うけど、この人のマンガは読むとこが少ない、、故に早い事読め、、、良いのか、アカンのか。これは甲子園を目指す双子の男の子とその幼な馴染みとの初恋(?)の話。
お定まりの発端にお定まりの決着、けど結構楽しめる♪こーゆー単純なのも面白い。
走れメロス
太宰 冶
これは学校の教科書に載ってたと思う、いかにも教科書向けの内容(?)でこの時の3者の心の動きなんかは格好の教材。私は以前から「愛」とはその対象物の為に死ねるってことやと思ってるから
このお話は正しく「愛」やね。この二人の「愛」には恐れ入る!現実ではほとんど皆無の世界や!!子供の頃は感動したと思うけど(よー憶えてないけど)今なら「ホモ!」で終わりやったりして、、、・
防壁
真保 裕一
この作者の題は2文字が多い、これもそー。政府要人のSPの話なんやけど、私は
物語のストーリーや内容よりも(この本の話は面白いって言うかヨー出来てる!)今の日本にここまでSPの人達が命を張って守る値打ちのある政治家が居るか?守らないといけい程影響力を持つ政治家居る?
誰がやってもかわりない輩ばっかりやと思うのじゃが・・・。SPもいい加減でいいよ〜〜!!って言いたくなるねぇ〜今の日本では。
あしながおじさん
m(_ _)m失念
これ一種シンデレラ物語?!やと思うけど・・・こんな話だぁ〜〜い好き♪昔の上流の人達の価値観は理解出来ん!まぁ生まれつき金持ちやったら、しゃーないかも。
こーゆー男女の恋愛のきっかけ、進行って楽しいね!いい年して夢見る夢子さんみたいなとこある私は楽しくて何回も読みました。もっとも自分の好きな部分が主にやったけど、、、。典型的なハッピーエンドな、お話です。
恩讐の彼方に
菊池 寛
これって人の心の移り変わりや、動きを書いてるンやと思う。主人公のやってる事に対する世間の行動、反応に対する描写は鋭い
と思う。大衆って残酷で勝手なのンやもん!今のマスコミや大衆も変わらないもの、、。憎しみって時(時間)が経てば風化するもンなんや!って事も言いたかったンちゃうかな?(例外もあるけど)
蒲生邸事件
宮部 みゆき
さすが宮部さん!って本です。私はSFが嫌いって言うよりよーわからんのやけどね、読み出してちょっと困ったンよ実は。せやかてSFなんやもん。けど読んで行くうちに
そんなん関係無いって感じ・・面白い、ホンマ面白い!この人すごい人やと思うわ!長編やけど一気に読める楽しくて面白い本!ラストも渋い!
会わせても良いのにぃ〜〜と思ったり、会わないから良い!と思ったりぃ〜〜。全編宮部さんはすごぉ〜〜〜いって思える本です!!
雨月物語
上田 秋成
これは一種のSFやと思う、結構気持ちの悪い話が多いンと違うかな?私はおどろおどろしい話は苦手で
飛ばして読んだ話も多い。けど、思う男の帰りを待って死んだ女が執念で待ち続け、やっと帰って来た男を見て成仏し、本来の姿、、髑髏に戻るって
話は好きや、女の執念の一言やね!この話がすごく印象に残ってる、、。この物語は仏教の話かな?
中学時代
旺文社
これを聞いて「見て(?)」懐かしく思う人は相当年配やね♪わたしが中学生の頃、結構皆に読まれてたと思う。もーひとつ「中学コース」ってのがあってライバル誌やったんと
ちゃうかな?名の通り学習雑誌で受験の頃になると、それ用の記事が増えたりして・・・。けど学習の記事より小説とかその時々の話題の方が楽しみやった。あ〜〜懐かしい本やわ。
五弁の椿
山本 周五郎
原作を読んで暫らくしてTVで放送があって楽しみに観ました。主人公を寺島純子(あん時は藤やったと思う)でピッタリで良かった。この人あんなおっとりナヨナヨした
役良いと思うわ、緋牡丹お竜もカッコいいけど。
5人に復讐するンやけど、その現場に椿の花を置いてくるのでこの題なんやけど、掴まらないで欲しいと思った、殺される方が悪いンやもん。どーなるやろ?ってとこで終わってた、、はず?
洟をたらした神
吉野 せい
これは大分前に読んだので、ほとんど忘れてるの世界、・・ンでモー一回読もうと読み出したが、、、シンドイ!
これってケッコウ真面目な(?)な本で作者が精一杯、生きてる、生きざるをえない状況で、最近とみにチンタラ生きてる私には重すぎる内容で、途中です。
何にでも時期、旬があって今は読みきれない、、、、のかなぁ?単に私が堕落してるだけでしょう・・・きっと!
たけくらべ
樋口 一葉
これも学校で習ったと思う。時代は違うが、異性に対する気持ち、相手に対する態度なんか、今と一緒やないかな?
少なくとも私の中学時代(お〜〜随分昔じゃ〜〜)とは同じやった!と思うわ♪時が止まれば・・・って思う状況ってあるもんなぁ、物語でも現実にでも。
幼い男女の淡い恋、、って永遠のロマン!!じゃ〜〜・・なんて考えてる私もいい加減、、、ガキ?。
路傍の石
忘れた(涙)
中学の時に国語で習った。物語の1部を取り出して道徳的教訓を垂れる、、よくあるパターン。
それで気になって全編読めば、それなりに意義もあるけどな。これも時代的に古いって感じがする、今の世の中でも通用する部分もあるが、シンドイ個所も多い。自分がチャント学校へ行ったからかも
知れんが、何であそこまで勉強したがるンやろ?と思ってしまうわ。
ぼんち
山崎 豊子
一昔前の船場の商家の話。すさまじい嫁イビリが印象に残ってる、女のイヤナとこばっかり書いてるヨウナ気がした。その頃としては普通の事なんやろーけど、、でもないか?
ここのおばあさん毎日足袋は新しいノン履くねんよ、一回履いたのはもー履かないンよ。幾ら足袋屋や言うてもスゴイわ!パンツ屋さんなら毎日パンツ新しいのン穿くンやろか?ストーリーよりこんな事を憶えてる、、、。
橋のない川
住井 すゑ
差別に関する永遠のテーマ(?)のお話。題名がこの物語の内容を見事に表してる、作者は高齢にもかかわらず
この本に熱い思いを込めて続編を書き続けてる、偉いと思う。読んだのが大分前なので詳しい内容はほとんど忘れてる。今読み直す根性も勇気も無い。
、、が今でもハッキリ憶えてる一場面、、前後は覚えて無いが在る女性が主人公の米屋さんに来て米を買う場面で「初めてなんですが売っていだだけますか?」と尋ねた時「常連さんも初めは一見さんです」と言って
米を売ったンです、当たり前と言えばそれまでですが、印象に残ってます。このような内容の本が不要にならないといけないと思った。
サルでもできる料理教室
清水 ちなみ
まず題がすごい!私の料理の概念とはチト違う!ホンマに今風の料理です。独り暮らしの人が増えてるからやろーね。
外食は高いし、、と言うてややこしい調理は面倒&出来ないから、こーゆー本が出来たんやろな。例が市販のおにぎりとタマゴ1個を使って雑炊、私はそのまま
食べた方が美味しいと思うのやけど、、量が増えるし、あったかいので、ええんやて!時代やね。
生徒諸君!
庄司 陽子
実にくさい物語。こんな人達が回りに居たら、疲れるやろーなぁ、、と素直や無い私は思ってしまふ。
何かあるたびに「愛」だの「友情」だの「青春」や言うて、酔うンやから、、やっとれん!結局は無難に(?)物語は終了やもんなぁ。、、とか何とか言いつつ何回も読んでる私ってどーなってるンやろ?
はじめて作るホームページ
川名 和子
HPで知り合ったドロリンから貰った本。この本を必死て読んで2ヶ月近くかかってHPもどきを作った。何でもやってみるもんで
それなりに出来る!まだわからんとこや、読んで無い(難しくてわかりそーに無いのら)とこもあるけど、ある意味大事な本!けど今はホームページビルダーってのがあって
いとも簡単にHPが作れる!この本も時代遅れになる日も近い、、、。
パーカーパイン氏の事件簿
アガサ クリスティー
身の上相談を初めよろず相談の探偵なんやけど、面白いわ。解決するのに統計学を駆使してやるのも珍しい設定なんよ。
短編集なんやけど、余り数が無いにが寂しい。「不満な人妻」が面白くて好きや♪みんなホノボノ解決なンもええわ。
日本沈没
小松 左京
私はいわゆる一つのSFは嫌いです。理屈言いって事や、ややこしい事は苦手でほとんど読まない。これを読んだのは、ラジオでの
トーク番組で小松氏の発言に感心したからです。読んでみて、思ってたより理解出来たンで比較的長い話やったけど最後まで読めた。言っちゃーなんだが、日本が沈没するからって
世界中の国が日本人を受け入れてくれんぞーー、と思った!哀しくも、もっとも(?)な事にラストを全然覚えて無い!
楡家の人々
北 杜夫
この作家の代表作の長編、長い長い!いや言う程長いけど面白いのでケッコウ楽しく読める。作家の家である斎藤茂吉の生涯を通し
この時代を書いている、事実やないけど、原型があるんでつい本当にあったンやとおもってしまったりする。この人独自のユーモァも随所にあり名作やと思う、悪いけどこの人、これ以上の
モン書けないと思う、これを書くために作家になったンちゃうかな?なった意義もあったと思う。
音の晩餐
林 望
イギリス通で知られる林氏が色んな国の食べ物を音にちなんで紹介、感想、してるエッセイ。
レシピも付いてるけど、私は読む気も作る気も無いわ。けど食べ物の音に関して書いてあるとこは楽しい♪すきなとこだけ拾い読みしててンけど
結局みんな読んでしもーた。言葉も表現もあっさりさっぱりで楽しめる本。
十津川警部シリーズ
西村 京太郎
三毛猫と一緒でどれも同じような物なンでまとめて、コメント。ここでは警察が良い様に書かれてる、それと警察は何をしてもいいみたいな印象を受ける。
容疑者のプライバシーは無視してる。それからこれはずーと前から思ってたンやけど、このシリーズだけに限らず、乗り物を使ってのアリバイに関してなんやけど、こんな不確かなモン使ってよーやる!と思う。
毎年1回1号に内緒で名古屋まで舟木さんを見に行くンやけど、ちゃんとつくかハラハラドキドキなんよ。単に内緒でお芝居に行くだけで、こんなに緊張するのにやね、人殺しやったら、頭が禿げる程、イライラするンちゃうかな?
それも乗り継ぎ時間1分2分なんて、、考えただけで胃がいとーなるわ。この警部よータクシーに乗るンやけど、そんなに犯罪捜査に予算あるんか?
娘と私
佐藤 愛子
ある週刊誌に連載した、、やっぱりエッセイになるのかな?娘さんをダシに(?)日常の出来事、作者の思いなどを書いた本。
面白い!他人事として読んでたら、、、!書かれた響子ちゃんは災難やろーけど(笑)世の中には本に書かれた事はみぃ〜〜ん
なホンマの事と思う単純言うか素直な人が多いから。私も佐藤さん程では無いが、自分の発言に命をかける(?)とこがあるんで、佐藤さんの気持ちがよぉ〜〜〜くわかる!!
アホなんはわかってても頑張ってしまふ、好きゃ〜〜佐藤愛子♪
長い・長い殺人
宮部 みゆき
前にも書いたけど面白い本です!まず設定がユニーク、どーなるかな?とつい先を急いでしまう。けど終わりの方になったら読むのが惜しくなる、結末が知りたい
気になるンやけど、、勿体無い、、って思ってしまう。面白い本、楽しい本の時はいつもそうなる。結局4人殺されるンやけど、、とにかく面白い。ちょっと気になったンはラストが「逃げオチ」やった事(落語やないからオチやないけど)
ちょっとだけ「それは無いンとちゃう?」とこの人の本にしては珍しく思った、、けどお薦め!!
三毛猫ホームズシリーズ
赤川 次郎
このシリーズは別個に書く程、内容に差が、変化が無いのでまとめて。私は石津さんが好き!現実には居そーに無いけど、性格が可愛いわ。
純情!単純!大食らい!体格も良さそうやしなぁ、この作者の本の登場人物は皆現実離れしてる。まぁそれが本、物語なんやろーけど。肝心の猫、ホームズについて書くの忘れてた!
賢いこいかも知れんが、所詮猫、人間が察知したらんと、何の役にも立たんやないか、、、。
長い・長い殺人
宮部 みゆき
今日読み始めたとこやけど、面白い♪お風呂にも持って入って読んで、スポーツジムで自転車を漕ぎながら、、読んでと今夢中。
設定もユニーク?!語り手(?)が財布!今まだ2人殺されただけなんで後どーなるか?!ドキドキワクワクで、、これから続き読みます。あとはまた報告します。
顔
松本 清張
初期の頃の短編集。何篇か(6〜7位か?)あるけどみんな良いわ!表題以外なら「声」が良い。
舞台役者が過去の殺人の目撃者を消す為に苦労するンやけど、なんやカンヤあってその目撃者は犯人の顔を覚えて無いことが判明、安心して映画出演した犯人、、好評で
幸福の絶頂、、がヒョンなことから犯人の顔を思い出す!「太陽がいっぱい」と同じラスト、、、ナントもはや。蛇足ながらこの本で京都の「いもぼう」料理を知った。
日本昔話
知ってる話や、知らんかった話が仰山載ってる。この種の話でいつも思うのやけど「心優しい人」はハッピ−エンドになって
悪い人はエライ目にあってる、、これは現実は違うのでせめて話の中だけでも、、なのか?この「心優しい」とか「良い人」って言うもの、取り方次第やしね。前にも書いたけど
「タニシ」と結婚する娘って心優しいかぁ?嫌がる娘の方がよっぽどマトモやと思うわ。それに助けた動物が恩返しするってことも、何かなぁ〜。これは現実には絶対ないで!
おとぎ話を読むには性格がイガミすぎてるかもなぁ〜私。
おいしい男のつくりかた
一条 ゆかり
さすがの大御所(?)やっぱり何もかも違います!!何より絵がスゴイ!ストーリーも設定もしっかりしてるし面白い、楽しめる♪
特に食べ物の絵が、、思わず食べたくなる、それをみるだけでも値打ちある!今の所2号で止まってるけど是非続編を出して欲しい本です。
おろかな日々
椎名 誠
お馴染み(?)しーなのエッセイ集です。この人も書き方にクセがあるので好き、嫌いが割りにハッキリしてるンちゃうかな?
よーわからんけど。「ひるめしの問題」などの連作物で挿絵も独自と言うより「これがプロ?」と思ってしまふ?!が、まぁソコハカとそれなりの味がある。よく酒、ビールを飲むなぁ、
と思う二日酔いせーへんのか、一度聞いてみたい。アウトスポーツも好きなんやけど、私は嫌いやから、ここんとこはよーわからん!!本を読んでるぶんにはいいが一緒に行動はしたないなぁ。
伊豆の踊り子
川端 康成
何度も映画化された純情物語。時代やなぁ〜と思う設定やけど、結構爽やかで何と無くホノボノ、、やね♪
学生の方は暫らくすればわすれるね、薫ちゃん(、、やったかな?)の方はずーと忘れず心で暖めて持ってると思うけど、案外反対やったりして、、。何って言うテーマが
ある訳でも大きな事件が起こる訳でも無いし、淡々とした中に感情の変化を旨く出してるし読み終わっても何かが残るね。
アンナ・カレリーナ
トルストイ
「幸福な家庭はどこも同じだが不幸な家はそれぞれに違う」で始まるこの本は気が遠く成る程長い!!だいたいロシアの物語は長い!
なぁ〜〜ンでか?それは一々人物の名前を全部書くからやと思うわ、喋るたびに何とか何ビッチは言ったとか、何とかなにロフは答えたとか、、、。
これを省略したら1/3は短かなると思うわ!悲しいことに(?)この本何回読んでも途中で止まってしまふ。そんなんでこれ以上書けない!!
自由学校
獅子文六
これは戦前にそれなりの格式ある家に嫁ぎ、戦後没落し、それを受け止め、甲斐性の無い亭主に愛想を尽かし
世間と戦う(?)女性の物語。シッカリ自分の事を把握し能力のある主人公の可愛らしさ、真の自由を知ってる、亭主、結構良い組み合わせなんやと気が付くまでの
紆余屈折(?)が面白い。いつの時代でも永遠のテーマちゃうかな?!偉そうにしてる男も所詮つまらんモンやと言う主人公の叔母さんの言葉が好き。何回も繰り返し読んでる、読める本です。
お犬様捕り物帖
辻 真先
題名もおふざけなら作者の名も、、って本。話の中にまた作者が居て江戸時代の捕り物の話を書いてるンでヤヤコシイ!!
私は理屈言いなンでSFは苦手(、、と言うよりわからんのやけどね)。せやからちょっとややこしいと私は思うだけで、そんなに読み辛いことは無いと思う。三毛猫ホームズの向こうを
はってのルパンで、謎の構成もちゃんとしてるし楽しめる♪ユーモァ小説言うてるし暇潰しにはエエんとちゃいますか。
節約生活のススメ
山崎 えり子
全部を実行するのは無理(当たり前!)やけど、自分に会うとこや、成る程!と納得できたとこはやったら良いと思う。
水道代の節約はやりだしたら面白い!2ヶ月で1000円以上減ったもんね。けどパンのミミ(←わぁ、厭な人思い出してしもーた)でパン粉を作ったり、魚の骨でおかきを作ったりするのは無理です(笑)
一通り読んでみるのは悪くないと思う。2弾もでたけど、これはイマイチ。やっぱり最初の方をおススメ!!
津和野殺人事件
内田 康夫
比較的初期の作品やと思う、パターン化したお兄さんの七光り(?)の場面が楽しい♪この主人公が素敵でファンクラブも出来てるそーで、何と無くわかる、、し私も入りたい(?)
ホームズみたいにストーリーに関係なく、主人公に魅せられるシリーズやと思う、謎も、運びもちゃんとしてるし楽しめる本やないかな。ウカッと2回も買ってしまった本です。
旅の理不尽
宮田 たまき
これは2号の強引な(?)お薦めの本です。一種独特な書き方をしてるので、ツボに嵌ればメチャンコ面白い!!
だから合う!合わない!が大きなポイントになると思う。私はチョット引っかかる所もあるけど面白いし楽しめる本です。作者が最近結婚したらしい、、こんな(?)男性と結婚した奥さんに尊敬と疑惑(?)と
不思議(?)を感じます。騙されたと思って読んでみられては如何かな?(やっぱり騙された!、、と思ったりして、、。)
風来坊
舟木 一夫
いわゆる一つのタレント本。ご多分にもれず口述したのを起こして貰い、チェックして出来た本です、、が内容はそこそこ面白い!
ファンなら知ってるって言うのも多かったけど浮気がバレた時の話はショックやって、暫らく立ち直れん(?)かった。反響が大きかったんで、そこは書き変えたそうな。某コンサート会場で「新しい本」と書き直し前の「古い本」両方売ってた。
中々商売熱心ではあるなぁ!ファンじゃ無かったら読ンかな?面白ンやが。
ABC殺人事件
アガサ、クリスティー
ABC順に殺人事件が起こり、それを名探偵ポワロが解決すると言う話。この手の手法は新しいような古いような(、、でどっちやねん?)
この作者の作品は犯人が以外ってのが多い。この人の話も出だしが脈絡が無いように思えるので、ひとつの事件に纏まるまでわかりにくい。この話もそーで初めは読むのシンドかった、けど話は面白い!よー出来てる。
それにラストが私の好きなパターンなンでうれっしいぃ〜♪最後のページだけ何回も読んだ。
ガラスの仮面
美内 すずえ
長い!実に長い話。初めはマヤの一人舞台やったけど、途中から亜弓たら言うライバルが出てきて「紅天女」を争うンやけど
私はそんなんどっちでもええ、主人公はマヤやからマヤが勝つと思うし、、それよりなによりマヤと真澄がどーなるか?の方が気になる!!今作者が病がちで話しが中々進まない、、のでイラつく。
どっちも好きやのに、、何とかしたりぃーや!と思ってます。
プリズンホテル
浅田 次郎
これは悪漢(?)の話。やくざの経営する某ホテルでの出来事の話、、素人には縁の無い業界(?)その筋(?)の話で面白い、笑える!
皮肉もあるしロマンスも。大体がこの作者、とてもロマンチストで特に女性に対して夢を持ってるみたい。顔や経歴に似ず(?)にね。この人の人生自体が波乱万丈、ドラマです。
ヤクザと警察官が隣同士で宴会って設定だけでもスゴイやん?!ある種読み応えのある本です。
百人一首殺人事件
山村 美紗
この作家が何で人気があるのかよーわからん!内容は無い!文章はボキボキ!主人公は厚かましい!
この本だけじゃなく全部(読んだ本だけやけど)アカン!読んでて腹が立ってくる、それなら読まなきゃいいンやけど、今度はどんなアホ書いてるか?とか今度はマシかな?ナンテ思って読んでる、、アカンか?
とにかくすきやないわ。
鼻
芥川 竜之介
これも学校で習ったと思う。やっぱ昔から身体の異常(?)は悩み&笑いの種?!現在ならさしずめハゲかな?鬘って見てる方がツライよね、本人はわかって無いと思ってるけど
、よーわかるのよ、ズラは!何でハゲがイカンのか?ゼンチナイグ(ご免!漢字を忘れた、PCでも出てこない)の悩みは深刻やね、ハゲの比やないもん。まぁ最後に悟ったみたいやし良し!としましょう。
山椒魚
井伏鱒二
「山椒魚は悲しんだ」で始まるこの本は学校で習ったと思う、この話はいろんな意味に取れると思う。山椒魚を自分に、穴を自分の考えに、穴の外を世間に、、とか。
年を取ると自分の考えに固執することも多いし
、其の為に生き難くなることも、受け入れられない事もある、それを山椒魚をとうして言ってる様に思う。迷い来ン出来たかえる(?)は自己の良心かな?考え様によってイロンな意味に取れる奥の深い話やと思う。
幽霊列車
赤川 次郎
この本は作者のデビュー作やと思うけど自信無い。謎もトリックもよー出来てると思う。可愛くて若い女の子と中年のオッサン
の組み合わせのパターンはこの作の定番やけど、最初からやってんわ。文章も読みやすいしテンポも良いので若い人に受けたやろね、楽しい本ではある。
この作家と西村京太郎は古本屋によーけあるベスト(?)1,2やわ。
ザ・チェンジ! 氷室 冴子
子供用(?)の話なんやけど、好きで何回も読ンでる♪古典の「とりかえばや物語」のパロディなんでストーリーはお定まり、けどこんな設定だぁ〜い好きで娘の本やけど
何時の間にか私の本棚に入ってる(笑)この作者の本は好きや、気取りがないし、わかり易いし、、楽しい♪あまりの定番、ジュニァー向けで他の人に薦める気は無いけどね。
キャッツアイがころがった
黒川 博行
サントリーミステリー大賞を貰った作品、どーせ大した事ないやろ、と思って読んだ、最初は話がバラバラでしんどかったが、段々面白くなって来た。賞を貰っただけのことはある!
と思ったわ。この本が面白くて何冊か読んだけど、この人は羽曳野の住人で古市とか富田林とか近くの地名が出て来るので好きや、って言うか嬉しくなってくるわ。「この辺で森が見えたら御陵さん」なんて地元のモンが言うてる事
が書いってあったりしてるンで楽しい♪この人の本を是非読んでみて〜〜!
B級ニュース図鑑
泉 麻人
しょーも無い言うたらホンマしょーも無い本やけど、面白い!懐かしい事件や知ってる事件も結構あってチョット嬉しくなったりして、、。
例えば「フラフープ」とか「カチカチボール」や「力道山」なんて言う見出しがあって、その時の事を思い出したりして読むのもええンとちゃう?暇つぶしにでも。
やっとかめ探偵団
清水 義範
名古屋出身の作者が名古屋弁で書いた話。内容は名古屋某所に住む何でも屋(?)のおばぁさんが町内で起こった
事件を解決して行くンやけど、その町内の老人や若い刑事や身内とのやり取りが面白い!会話が名古屋弁で思わずあのクソミミのみゃ〜ミャ〜声が
喋りが浮かんでしまうのも楽しい?、、いやぁ〜それは楽しないわ(笑)事件自体もちゃんとしてるし,楽しめる。ちなみに「やっとかめ」は久しぶりと言う古い名古屋弁ですと!
坊ちゃん
夏目漱石
内容としては東京者が田舎を馬鹿にしてるだけやけど、この本には思い出があるンです。娘達が小さい頃に寝る前に本を読んでいた。
絵本や簡単な童話から少しずつレベルをあげていって、ある日この坊ちゃんを読んだ、ページを決めて区切って読んでたが、先が気になって自分で読み出した。
それからは毎晩読むことも無くなって、私が読むのを卒業(?)した、そのキッカケとなった懐かしい本です。
青春の証明
森村 誠一
人間の証明、野生の証に続くこの本は,流行ってた頃に読んでンけど、それが何年前か全然
覚えて無いわ、3作のなかではこれが印象に残ってるみたい。(他の2冊を読んだかどうか覚えてない)この人の本は内容も表現もキツイのでシンドイことが多い。
この本もそうやったと思う、ドキドキしながらオチは、、違うわ落語や無いンやから、、結末はどーなるのか読んで行った。最後の2行か3行か(もっとあたかも知れんが)で
「それは無いやろ、、あんまりや、、(涙)」って印象やった、ラストだけはっきり覚えてるいつものパターン。あまりのショックに、それ以降この作家の本は読んでない。
心理試験
江戸川 乱歩
この本大好き!この作者で読み返そうと思った唯一の本。犯人の考え方はアカンと思うし人殺しはイカンけど
掴まらン方がいいなぁ、、なンて思ったりして。心理試験で遅れるのを恐れるあまり、早すぎてもアカンって考えなかったンや、ここがこの話のポイントやったンやね
!さすがやわ、探偵役の淡々とした様子も味があるわ。静かにスゴイ戦いやね。
大地
パール・バック
これも高校の時に読んだ、これも長編で読み応えのある本でした。さすが中国!!ッテカンジ。昔の中国の農民の生活、時代を書いてるンやけど、「まいった!」するわ。
4000年の歴史も伊達や無い!雑技団があるのもわかる、中華料理のすごさもわかる、なぁ〜〜んでも認める、と思ってしまうわ、半端やおまへん!!内容はしんどい、今の私の根性では再読は出来へん(涙)今の時代では読まれンやろね。
ジェーン・エア
?・ブロンテ
これは高校の時に読んだ、上・下あって結構長編。夜中頃に上を読み終えて、寝るつもりが、止められず、ズーと読み続けてしまい
読み終わったのが朝の4時やった。すご〜く感動して、しばらくボーっとしたしまった程。こんな感動したん後にも先にもアンマリ無かった!!感動したンはハッキリ、シッカリと覚えてるンやけど
何をどー感動したのか、スッカリ忘れてしまった。モー一回読み直し、感動できなかったら寂しいし、いややから,読み直さないのだわ。作者の名前も忘却(泣)
歴史と小説
司馬遼太郎
昨日暇で何と無く読み出したら、これが面白い、色んな時代の事か書いてあって読ンでて楽しい♪
特にここら辺の事が書いてある「先祖ばなし」は嬉しくなるわ、ここら辺は結構歴史があって古墳も多いし、書物にもよー出て来る。この作家のエッセイはあまり読ンだこと無かったけど、
さすがやわ、読み応えある!各時代に渡ってるンで興味のあるとこだけでも読んでみて、お薦め。買わなくてもいいよ、私が持ってるから、リクエストして。
剣客商売「勝負」
池波正太郎
この作家の本はどれも食べ物の描写が良い、いかにも美味しそうで食べたくなる♪主人公親子の強い事!「そんなんあるか?」
と言うようなことがよーある。三冬もおはるもヨー出来た嫁さん同士やし、まぁ話やから何とでもなるが、、嘘くさい、、と思うのは私の性格の悪さやろーけど。
それだけに読んでたら面白いけンどもね。この中では「その日の三冬」が好き、私の好きなストーリー展開で、哀しいけどほのぼのする。
中島らものたまらん人々
中島らも
一番たまらんのは作者のらもさんやけど(笑)類は友を呼ぶ、、か?充分呼んでるわ。私なんかまだまだマトモや!
中のイラストもたまらんけど作者の写真もたまらんわ!ハマッたらともかくたまらん!らもさんの経歴もたまらんよ!どんなんかな?とちょっとでも思った人、読んでみて!
源氏物語
紫式部
この主人公は最低!なんでこんな男の存在が許されンやろ?紫の上をかどわかす(?)ロリコン、母を必要以上に慕うマザコン、継母に言い寄る破廉恥、
女性をかったっぱしから口説く厚顔無恥、自分中心の勝手者、これが紫式部の理想の男か?この物語のテーマが仏教で言うところの「無常」なんだろうーけど、先に光源氏に腹が立つわ。
ここに出て来る女性では六条の御息所が好き!あのプライドの高さが好き♪年下の源氏を好きに
なった心の様がいいナァ〜、なんかなぁ〜〜わかる!ウン。
緋色の研究
コナン ドイル
これも初めて読んだのは随分前になるけど、いまだに読み直すわ、あまりにもすごい設定に嬉しくなってしまう、そんな人間おるかぁ?!
と思うけど、それがまたいいんやね、ワトソン君との出会いもいいなぁ♪事件そのものは「そんなもんやろ」やけど、ホームズの推理が現実離れしてるけど、いかにももっとも
らしいく言うんで、それに間違いない!と思ってしまうわ、嵌りましたね私。
ドグラ・マグラ
夢野 久作
これはホンマに訳がわからん!分かる人は変!!大分前に枝雀さんが主演した映画を見たンやけど、さっぱりわからん内容で
気持ちが悪いたらありゃしない、何であんな訳のわからん意味不明の映画を作ったんやろ?見に行った私も私やけど、多分間違いちゃんに誘われたと思うンやけど、自信ないわ(笑)
ケッタイな映画やったンで原作が気になって本を読んだンやけど、アカン!上・下があるンやけど、読めんわ!はっきり言うて「き」の付く放送禁止用語やわ作者。アレを最後まで読んだ御仁が
居たら抱きしめてついでに首締めたるわ!(その方が世の中の為じゃ〜〜)
本所深川ふしぎ草子
宮部みゆき
この作者はすごい!とにかくすごいわ、読んだのここ2〜3年やけど、どれを読んでもすンばらしい♪この本だって
人情の機微とか心理だとかを実に上手に表現してる、若いのに何でわかる?書ける?色ンな賞を貰ってはるのも、肯ける。どの分野にも素晴らしい
才能を感じるわ、深川に関した7編の短編集なんやけど「片葉の桐(きりやないかも、、m(_ _)mうろ覚え)」は
ラストもほのぼので私は大好き!ほんと読むの楽しくなる本ダベ。
風にゆれる葦
石川 達三
今日日、流行らんテーナ?戦争下での国家と個人の関係、国の為の国民か国民の為の国家か。結構重いテーマで
2組の家族か戦争と言う名の嵐で変化崩壊していく話、いったい戦争で誰が得した?戦争の残酷さや無駄、人を限りなく不幸にするだけのもンやとツクヅク
思うけど、やっぱり、それで儲ける輩が居るンやろね。戦争はしたらアカン!!
点と線
松本 清張
最初に読んだのがいつだったかは、スッカリ忘れてしまった、、が、その後何回読み返したかわからない。
この本は日本の推理小説を大きく変えたと思う、この分野の古典やね。
清張の前期の頃の 作品はパワーと言うか、面白い、というか、物凄〜〜〜と思う。晩年の作品は社会性はあるけど純粋な推理物としては設定もトリックも無理があってシンドイ。
まぁ、文句言うのは簡単やけど、書く方は大概のモン書いてしまてるから、大変やろーけど。
これでは点と線じゃなく清張の作風の感想になってるわm(_ _)m。
四つの終止符
西村 京太郎
これは極、最近読んだ、久ぶりに感動した言うか勉強になった。推理などストーリィーも読み応えあったし、良く出来ていたが、それより何より、事件の背景となる障害児(聴覚)の置かれている現状や世間の勘違い、差別、無理解
、、などほんとに考えさせられる、いや考えないといけない、障害児のハンディー、など是非一読してほしい作品です。知らないより、知っていた方が、考え方、見る目、接し方に違いが出てくると思うし知らなければ、前進、対処の仕方がわからないと思う。読めばその時だけかもしれないが気をつけねば、、と思わせる何か(キチンと言えないのが情けないけど、、)
ある、読んで其々に何か感じて欲しい。
今も昔も
山本 周五郎
文庫本「柳橋物語」の後ろに入ってる話で私はこっちのオマケ(?)の話が好き、この作者の定番の心温まる話で、もー何回読んでも、ほっこりして良い!!
好きやから自分を無にして主人の娘に尽くす(この言い方は好きやないけど、今、他の表現方法を思い出せないンで)って言う簡単でありふれた話やけど、良い!いい年して、結構こんな話に感動してしまふ。
こんな男居らんやろなぁ〜〜。報われる事の無いのを承知で尽くす、、って私にはでけへん、尽くされるのもカナン、しんどいやろーしなぁ、まぁ、こんな事は絶対ないンで心配いらんわな。
むかし・あけぼの 上下
田辺 聖子
「枕草子」の作者の宮廷生活を田辺さん風にふんわか楽しく表現の長編、、とにかく長い!けど一気に読める話、高校の古典で習った時は、でしゃばりで目立ちたがりだと思ってたんが、
田辺さんの解釈で書かれたこの本を読んで、清少納言を見直した(?)自分に自信をもって、何にでも積極的に生きた女性で現代でもバリバリのキャリァーウーマンで通るわ、きっと!中宮定子との信頼関係もほのぼの楽しい♪田辺さんは
同姓に大してとっても優しいわ。前向きに生きる主人公には学ぶ所が多々あると思う。
引退
上岡 龍太郎
今まで、おっさんの本なぞ買った事なかったのに、「サイン会」に惑わされ、つい買ってしまった(涙)
実際は自称弟子が書いたンやけど、これが面白無い言うたら、ホォ〜〜〜〜〜ンマ面白無い!!ラジオやテレビでおっさんが喋った事ばっか!
それにこの自称弟子のカッコ囲みのツッコミが最悪、最初のページは6〜7行で限界、真中辺りを読んで3行でギブアップ、そのまま本棚の隅に
入れたまま、おっさんのサインがあるから置いてあるけどなぁ、あの本最初から最後まで読んだ人居てるンかな?
マダムとミスター
遠藤淑子
知ってる人は知ってるし、知らん人は知らん本です。金目当てで結婚した大富豪の未亡人とその邸の執事との話。次々とトラブルを起こす未亡人と真面目一方の執事とのやり取りが面白い!きっとこの二人、お互いに好きやと思うんやけど、、、なぁ〜♪良い年してこんな設定だぁ〜〜い好き☆中でもNO4の催眠術の話は何回読んでも楽しいわ♪暇やったら一度読んでみて!
ドクトルマンボウ航海記
北 杜夫
この本を読んだのは高校生の時やった、何と無く読み出しンやけど、面白いンでこのシリーズは続けて読んだ。作者の人柄が
何と無く出てる、育ちの良さも感じられる書き方も良いわ。この本の時代は今みたいに気軽に海外旅行が出来なかったンで余計に興味深かったように思うけど
今読んでも楽しい♪のんびりした良き時代の旅行記やね。読んでソンの無い本!
はじめは駄馬のごとく
永井 路子
この人らしい、しっかりした文章、視点を変えて歴史を見てるのが楽しい。副題に「ナンバー2の人間学」とあるように、歴史上あまり
目立たない人物(例平時忠)を取り上げて作者なりの解釈できっちり書かれてるので読み応えがあると思う。このひとの作品はどれもしっかりした裏付けがあり読むと歴史感が変わる。
NO2で成功した人、失敗した人、、読んでてこれは今の時代にも通じる事で参考にしたら良いと思うけど、私やったらNO2どころか、ズッーーと後ろやから、無駄やろ(笑)
お詫びとお知らせ、すんませんこれ以後は上に書き込んで行きます。順番に関係無い
ですが、その方が読みやすいと思いますンで、ご了解くださいなぁ。