グルメ12 失われたマツタケ | ||||
いままでもよく 「今回は特につまらないから手抜きで・・・」とか事前に前置き言い訳をしていました。 しかし! 今回は本当に自信を持って言える! 「この話はグルマンくん全19話で ぶっちぎり最低につまらない。」、と。 具体的には、第2話や第3話並の内容の薄さなのに、ページ数だけは40ページある って感じか。 どうすればいいんだ・・・アウウウ・・・言い訳終わり。がんばります。 ナレーション:カンロくんたちは秋の味覚を満喫しようと山へキノコ狩りへやってきました。 ってわけで 食井カンロ・ミリン・田力兄妹・河馬野・与輪木がいるわけですが、 やはり大阪食べ歩きの時と同様、食井がウダウダ言います。 「ねえほんとに行くの? 何もわざわざ汗流さなくたって・・・・・・」 「ボクがパパにたのんで世界のキノコを集めてあげたよ!」 なんか「きのこフェスティバル」とかいう看板つきの変なセットと キノコでできた山がたくさんと 大道芸人っぽい人がたくさんと 花火が背景にある、 という貧弱な発想の「ゴージャスさ」描写はいいとして、 なんでこんなヤツ誘うんですか? まあいい。どうでもいい。 なんか今回は大金持ちでゴージャスなカンロくんと貧乏で弱気な与輪木くんを対比させたいらしいです。 モロに松方弘樹っぽい「松肩」って付き人とか 変なマッチョ2人組とかがキノコ狩りについてきます。松方弘樹さんは怒っていいと思います。 ![]() ![]() 「パパと一緒にフランスに行ってた人達で昨日帰ってきたんだ」 と得意げにほざくカンロ。 今回やたらカンロは自分が金持ちなことを鼻にかけ、パパがパパがとしゃらくさいのですが、 直後の第13話の後付け設定でそのパパは架空の人物だということが明かされます(詳しくは第13話の紹介で)。 存在しないパパにモノを頼むなんて 一体どうやったんでしょうね? このあともずっとダラダラダラダラくだらないコントが繰り広げられます。 その内容は、与輪木くんがひたすら不遇な目に会うだけの不愉快きわまりない内容です。運悪くなかなかキノコをゲットできない挙句 川に流されて行方不明になるが誰も気づかない。という本当にどうでもいいものです。 ゆでたまご先生は貧乏人ふぜいが努力して這い上がろうとしたりするのが大嫌いなんでしょうか?(そういうキャラは「心がいやしい」「卑屈」等の設定を付け加えられた上 主に悪人・良くてもヘタレとして描かれます) それに対して、「高貴な血筋」だとか「生まれつき大金持ち」だとかが大好きなんでしょうか?(たいがいの主人公はそういう設定で、超優良待遇) そのほかにも、なぜズッコケてるのか素でわからないシーンで「ズデ」とかいってズッコケたりします。寒いにもほどがあります。 行方不明の与輪木くんは放置プレイのまま、カンロはキノコのチーズフォンデューと青竹のキノコごはんを作ります。 別に光ったり飛んだり合体したりしない、ごく普通の料理っぽいものです。 ところでこの時、「キノコはしょうゆをつけてかぼすをしぼって食べるのが一番おいしいんじゃないの?」 というセリフをミリンちゃんが言います。なんて渋い女の子でしょう。萌えますね。 ![]() ・・・前言撤回。やっぱゆで絵じゃ萌えません。 そこにボロボロになって自力で帰ってきた与輪木くん。 カンロはそんな与輪木くんのための体力回復料理を考えます。 与輪木くんは川で流れた先で偶然マツタケを大量に見つけていたので、彼のリュックはマツタケでいっぱいでした。 っつーわけでそのマツタケを使うことになりました。 まず、アルミホイルを使って 人間の身長くらいの大きさの「巨大マツタケの型」を作ります。 ![]() ええと、この中に水入れたり焼け石入れて沸騰させたりいろいろするわけですが、密閉性がどうの 機密性がどうの ゆでたまご先生の大好きな男性器のカタチがどうのとツッコむのは省略していいですか? ところで、前方後円墳って地球のカギ穴らしいですね。驚きです。しかもそこに棒か何かツッコんだら完璧超人がマグネットパワーを使えなくなるんですよ? そいつぁータイヘンだねー! 日本の歴史教科書は間違っているので謝罪と賠償を要求する!
その後もダラダラしたペースで 寒天・コンソメ・塩・コショーを投入し 松茸を洗いもせずにリュックからドサドサ入れ 冷やし、 「与輪木くん体力回復料理 プルルンマツタケ・ゼリー」が完成。 これを一口だけ食った与輪木くんは元気になります。よかったね。 でも その間に残り全部が他のグルマン一行に食われて無くなり(与輪木くん一口しか食ってない)、 死ぬ思いで採ってきたマツタケが全部使われてることを知って激怒した与輪木くんと カンロの鬼ごっこがオチです。 (´゚з゚)・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
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