グルメ4 グルマンくん、西へ! | |||||
天才グルマン御一行(カンロくん・ミリンちゃん・与輪木くん・河馬野くん)は 休日を利用しておいしいものを食べようと大阪へやってきました。(←ココ重要です。覚えておいてください。) いくらミリンちゃんの大阪の友達が案内してくれるとはいえ、「食べる」ためだけに大阪まで遠出するなんて・・・とても小学生とは思えないね! いや、これは決してけなしてるんじゃないですよ。凄い事です。 しかし、「ミリンちゃんの大阪の友達」は まだ待ち合わせ場所に来ていないようです。 にぎやかな大阪の街にとまどうミリンちゃんたち。おなかすいちゃった・・・ でもこんな時、連れに天才グルマンがいると 頼りになりますね! 「カンロ おまえは何がいいんだ?」 「すまない ボクは生まれついての江戸っ子だから一日の最初は濃いツユのそばを食べないと気がすまないんだ」 前言撤回。こいつ、全く頼りになりません。 お前、帰れ!わざわざ大阪まで何しに来たんだ!?(その1) しかし そんな事はすぐにどうでもよくなります。
路上でもりソバを食べようとするカンロ。 と その時! 「大阪でソバを食べるのはゆるさへんで!」 どこからともなく飛んできたうどんの麺がカンロの箸をはじく!! 「食べるんやったら これを食べ!!」 続いて 美しい軌跡を描いて飛んでくるのは、どんぶり! 河馬野くん(与輪木くんかも)「うわーどんぶりが飛んできたーっ」「こ・・・これは大阪名物きつねうどん」 河馬野くん「どんぶりを投げたのはどいつだ 危ねえじゃねえか」 ・・・ ・・・・・・ 良い事言うなあ、河馬野・・・。 これだけ異常な世界観のマンガだというのに たまにこういう常識的なセリフが出てくるのですっごくおもしろいです。 おしるこに塩を入れたら甘さが増すのと同じ原理でしょうか。ゆでたまご先生はやっぱり天才です。 こんな高等テクニックを無造作に使うことができるのですから。 そしてうどん屋さんから登場するは 今回の主役、天満虎男くんだー!
カニ? ミリンちゃん(10さい)の友達ってことは たぶん小学生。おそらく高学年じゃないかと思われます。 待ち合わせに遅れてると思ったら一人でメシ食ってるとは、なんて非常識!とかそういう次元を飛び越えて 見た目だけであきらかに躾に失敗していることがわかります。 早速この「通称・浪速の天才少年グルマン」が 美味しいうどん屋さんを紹介してくれます。 さっき虎男くんが投げたどんぶりの店ですが、 河馬野くんも与輪木くんもミリンちゃんも その美味さと安さに大満足です。 ここでぼくらの天才グルマンが一言。 ![]() お前、帰れ!わざわざ大阪まで何しに来たんだ!?(その2) こういう 場の空気が読めない人間は嫌いです。 あと関西風のうどんは見た目薄くても味(塩分)は関東風より濃いらしいので食通失格でもあります。 次に天満くんはとっても美味しい串カツ屋を紹介してくれましたよ。見かけによらずけっこう親切ですよね。 ![]() お前、帰れ!わざわざ大阪まで何しに来たんだ!?(その3) いや、もう 何も言うまい。つらいのはオレではなく ミリンちゃんたちなのだから・・・気まずかったろうなあ。 結局 文句言いながらシッカリ食うしな。ほんまに邪魔やわコイツ。 「ボクはいらないよ!」だと? “いらない”のは お前自身だよ。「そうだね。キミはいらないね」と返答してやりたいわ 続く |