グルメ3 ラーメンに手を出すな | ||
今回、10ページです。 なんですか二話連続のこのページ数の少なさぶりは。 ページ数が少ないだけでなく、内容も薄いです。 そうです。このコーナーの更新が滞ったのはこの第3話がネタにしようも無いほどクソみたいな内容だったからなのです。 苦しいですが、なんとか形にしたいと思います(注1)。 扉ページにて、 「お正月のおせち料理の材料にはひとつひとつ重要な意味があるんだよ!」 「みんなも覚えてママをビックリさせよう!」 などと天才グルマン食井カンロさんがおっしゃっています。 おせちどうこうよりもこんな高額プレミアがついたグルマンくんの単行本を買ったなどということがバレるほうがよっぽどママをびっくりさせられると思います。 「あんた!自分の年収考えたことあんの!」「なんで結婚せえへんの!」「こんなマンガばっかり買うとるからエエ歳して結婚でけへんのや!」などと言われるので気をつけましょう。 ここは飯盛小学校5−3の担任、気取先生のアパートです。気取っているから気取なんですね。わかりやすいですね。 しょっぱな気取先生のセリフが変です。 「あ〜〜あ お正月で世間の人々はきれいな服を着てごちそういっぱい食べてるのに」 「人一倍衣装にお金を使うから今年もインスタントラーメンでガマン」 教諭の給料が普通に生活する分にはそれなりに良いコトを知らないのは当たり前なので目をつぶりますが、 きれいな服をうらやましがりながら人一倍衣装にお金を使うというのも腑に落ちません。 ![]() とはいえ まぁこれもささいな事なので目をつぶりましょう。 「でもやっぱりおもちやおせち料理が食べたいなあ」 もちやおせちくらいなんとかしろよ。インスタントラーメンはそんなに安くないよ。本当に貧乏だったら自炊してもやしでも煮て食ってろよ。といいたいところですが「インスタントラーメン=貧乏」、というようなイメージ的なものもありますから目をつぶりましょう。 この後グルマンくん達がアポ無しで部屋に訪れます。正月に児童が担任の家に遊びに来るなんてことなどまず無いですけどそれもページ数の都合とかいろいろあってしょうがないので目をつぶりましょう。 毎週水曜の弁当コンテストなどという学校教育の中の無法地帯を作るにはきっとこれくらいの賄賂は必要なのでしょう。 しかしこの訪問時の気取教諭の 「あっ教え子たち!」 ってセリフはもうさすがにちょっとどうかと思います。 それにしてもずーっとまぶた閉じっぱなしです(失明)。 ![]() もはや気取先生がマイケル・ジャクソンを愚弄したようなデザインだとか、貧乏な与輪木くんが黒豆(食品)の代わりに碁石(非食品。高価)を入れたとか、失明してるから見えないし気になりません。 この話でぼくらの天才グルマンくんがつくる料理は、 「特製玉手箱おせち」です。 これは どんぶりの代わりにおせちの器を使っただけのインスタントラーメンです。さすが天才!
こんなもので給料をもらえるなんて、マンガ家ってちょろい商売ですね。 湯気と煙の区別もつかないゆでたまごのマンガが読めた(過去形)のは 少年エースだけ! まさか、用意したネタ全部第1話で使い果たして途方に暮れてるんじゃないですよね? キン肉マン的なヒット作を期待して招聘したゆでたまご大先生から提供されたグルマンくん第1話の無茶ぶりに 「ま、まあ、(キン肉マンのゆでたまご先生だし大御所だし悪く言えないし…)スゴイイキオイノスバラシイデスネ。(今後きっと盛り返してくれるはず・・・)」という感じの少年エース編集部が、追い打ちにこんな2話3話を提供されて「グ、グム〜」と閉口したのではないか、と妄想するととても楽しいですね! よく考えたら、気取先生は教諭ではなく臨時講師なのかもしれません。臨時講師は薄給とは言いがたいとはいえ雇用形態が不安定!無能ならなおさら! つじつまがあいました! (注1:無理でした) |
戻る | 次へ |