グルメ2 星の王子 駅弁を買う
今回、8ページです。
前回の32ページにもわたる、ぶっとんだ内容の当バトルとは一体なんだったんでしょうか?
ページ数の少なさもさることながら、内容もスッカスカです。
2話目にしてこれだけ打ち切りの臭いプンプンさせるなんて並のマンガ家にはできません。やはりゆでたまご先生は偉大です。
サブタイトルの「星の王子」は本編と全く無関係な単語です
この先もずっと、なんらかの映画のタイトルを無理やりモジって失敗したり失敗したりしています。気をつけてください。

以下ストーリー箇条書き。

●飯盛小学校 遠足。さあ出発です!
●「今日は社会見学もかねてるからデパートでお弁当を買ってきなさい」ってどんな遠足だ。
第1話も弁当バトルでしたが『弁当』から発想を転換できないのでしょうか。

●銀座モキシムのバカ息子御曹司は今回は比較的おとなしいですが

「ボクにピッタリだ全部いただこう」
こいつは全部買って一体どうするつもりなんでしょうか。相変わらず頭おかしいです。
全部買っても、今後買いたい人は買えなくなるわ味本くん一人では食いきれないわ運ぶのも処分するのも大変だわ食ってもらえない生産者の気持ちは踏みにじられるわで、誰一人幸せになりません。ああ、売上は上がるからお金が儲かる人は出てくるかな。それにしても許せん。銀座モキシムが潰れて魚菜くんは妖怪蝦蟇あやしに喰われてしまえばいいと思います。食べ物を粗末にするやつは生理的に受け付けません。


味本くんにそっくりな彼は、ゆでたまご先生のキン肉マンの次に連載された妖怪バトル漫画「ゆうれい小僧がやってきた!」に出てきた菜鼠介明(なぞかいめい)くん。一応人名です。


彼は何も悪いことしてないのに(強いて言えば空気読まずお化け屋敷の仕組みを見抜く・・・例えるなら「テレビでやってる話は本当の話じゃないんだどー」(ドヤ顔)といった主張をしただけで)生きたまま食われるバチが当たってしまったというあわれな中学生犠牲者です。
菜鼠くんを食った妖怪蝦蟇あやしは倒されますが、その後のシリーズであっさり復活して改心して正義の日本妖怪のなかまになったよ!うれしいね!
繰り返しになりますが、味本くんの方こそ食われてしまえばいいのにと思います。

●上記の味本含め、周りの子全てが買ったデパートの豪華な弁当・美味そうな弁当は、時間がたったせいでまずくなっていました。

●カンロくんが 寒い日に買って数時間後に食べる際の弁当選びのウンチクをたれます。
遠足の時に冠かぶってくるような小学生の言う事なんて聞きたくないです。

●話は遡りますが、第1話冒頭で19戦(食井9勝味本10勝)、20戦(チキンライス)21戦(闇鍋)弁当バトルをしているということは・・・
4月から数えて夏休み期間を除いて計算すると第1話は10月頃と推測されます。
次の第3話が「平成7年新春」と明言されていることから、第2話のこの頃は11月か12月。確かに寒い時期であり、自分で確認しといてなんですが整合性が合うことに驚きます。ぶち壊すようでなんですが、ただ初出の雑誌掲載時の季節がそのまんま反映されてるだけなんですね。「少年エース創刊号が新年度(4月上旬)から数えて20週前後、という整合性が合っていること」にやはり驚きます。
こんな冬の時期に5年生は一体何の社会見学をするのか、何の教育的必然性のある遠足(校外学習)を設定しているのか飯盛小学校の意図がサッパリわかりません。

ところでこの時期、大相撲でいうと一代年寄貴乃花親方が現役でかつ「大関貴ノ花」なのか「横綱貴乃花」なのか微妙な時期なんですね。時代の流れを感じます。


オチ

「太巻きはノリのおかげでいくら外が寒くてもごはんが固くならない」だとか
「時間とともに具の風味が酢メシにしみこんでどうの」だとか
「デパートの弁当がたったの2・3時間で『まずくなる』と喧伝するなんてコレデパートは訴訟していいんじゃないか」
とか、そんなどうでもいいことより
なぜこんなフェラチオっぽいオチなのかが気になります。
ミリンちゃんもいるのがせめてもの救いか(笑)

この話を描く際の取材の打ち上げでゆでたまご両先生の間に
何かあったんじゃないかと邪推したりはしません。








空欄に好きなセリフを入れて たのしもう。
(この画像は本編とは無関係です。)
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