チーム名
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計
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サダスポーツ少年団(枚方)
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投手 :木下● − 宮坂(木下 14勝10敗)
打者数 :25(木下:20(3回2/3) 宮坂:5(1回1/3))
被安打 :4(木下:3 宮坂:1)
与四死球:5(木下)
奪三振 :4(木下:3 宮坂:1)
チーム失策数:2
安打数 :3(ニ塁打:中下浦(良) 単打:宮坂・井上)
犠打 :0
盗塁 :2(大西・井上)
残塁 :3 |
「覇気がない」「自分から動かない」とさんざん叱られてきた6年生。
しかし、それを「見返してやる!」と言わんばかりに、幸運にも恵まれながらも、
準々決勝まで駒を進めてきました。
ここまで来たら、やっぱり頂点を目指してほしい!
ところが...
この秋以降、目を見張るほど成長著しい、圓岡(大)が前日に遊んでて負傷。
全力疾走ができない状態を見て、スタッフも選手たちも意気消沈。
「なんで大事な試合の前の日に...」
ロー・テンションのまま、試合に臨むことになってしまいました。
・・・
【1回表】
相手攻撃、1死から右中間へヒット。
足を引きずりながら打球を追う圓岡、この打球の処理にもたつく間に、打者走者は
一気に三塁へ。しかし、次の打者は三ゴロで2死。
よーし、抑えられるぞ...
ところが、4番打者の2球目にワイルドピッチで1点献上。
なんともったいない...
【1回裏】
1番・大西は見逃し三振、2番・田中はクソボールを空振り三振。
3番・木下は三ゴロで簡単に3人で攻撃終了。
【2回表】
相手打線が下位打線のこともあって、3人で切り抜ける。
【2回裏】
4番・圓岡が空振り三振、5番・中下浦(佑)が見逃し三振。
いつ最後になってもおかしくないから、積極的に振って行け!
と言ってるのに...
6番・城下、投ゴロでチェンジ。
【3回表】
先頭打者に四球を与える。
そして、ライト前ヒット、ニ遊間後方へのポテンヒットで追加点献上。
さらに、野選と押し出し四球でもう1点、つごう2点を献上。
なんともイヤな点の取られ方...
【3回裏】
この回先頭の7番・井上がヒットで出塁するものの、三盗失敗。
8番・中下浦(良)、9番・西原は連続三振で、結果的に3人で攻撃終了。
【4回表】
2死まで取りながら、木下のピッチングはいっぱいいっぱいで、常にボール先行。
この回、2人目の四球の走者を出したところで、宮坂にスイッチ。
期待に応え、センターフライに打ち取る。
【4回裏】
先頭・大西が四球を選び、相手牽制のミスと盗塁で、1死三塁。
なんとか1点を返すチャンス!
しかし、打者・木下はスクイズのサインに見逃し。
三塁走者の大西が挟殺プレーの果てに、アウトにされてしまいました。
【5回表】
2死からニ塁打を浴びるものの、あとは抑え、味方の逆転を待ち望むばかり...
【5回裏】
残り時間は5分。
まずまちがいなく、この回の攻撃で終わると思われる。
しかし、圓岡が捕邪飛、中下浦(佑)が粘ったものの三振で、ついにあと一人。
ところが、ここからがまたドラマでした。
城下が四球、宮坂がライト前ヒット、中下浦(良)はエンタイトルニ塁打。
そして、西原も四球を選び、2死満塁で6年生・大西に回ってきました。
6年生で決めてほしい...と、5年生が必死の思いでつなぐ。
その大西は2球目をフルスイング!
快音とともに左中間に良い当たりが飛び、「よっしゃあ!!」
しかし、やや打球が上がりすぎ、相手センターが懸命に走って落下点に追いつき、
がっちりキャッチ。ゲームセット。
この瞬間、平成19年度A級の熱戦譜は幕を下ろしました。
・・・
今日の6年生は、残念ながら、春先または秋口に見られた「ダメダメ6年生」に
逆戻りしていました。
相手チームに対してなのか、「勝てば準決勝」のプレッシャーに対してなのか、
定かではありませんが、あきらかに消極的。
最後の最後に5年生が逆転サヨナラのお膳立てしてくれたにも関わらず、結局は
生かしきることができずに、敗退を余儀なくされました。
シーズン中には何度も見られたこの光景。
しかし、6年生たちが東能勢ファイターズとしておこなう活動は今日でおしまい。
やり直しの機会は東能勢ファイターズの中ではもう永遠になくなりました。
6年生たちに悔いは残らなかったのでしょうか...?
それでも、強豪を次々に退け、143チーム中のベスト8入りはお見事!
このうえない、思い出になったのではないでしょうか。
6年生諸君、次の活動場所では「積極的」に「前向き」に、頑張りや!!
(この項:HP管理人) |
【監督談話】
前日、タイシが遊んでいてのケガ??(激怒!!)
6年生で今やチーム中軸選手が何と朝の練習で足を引きずっているやんか!!!
最後の公式戦、それもベスト4を狙うチームの、これが今の状態か??
(涙)(涙)・・・
ここまで強豪3チームと互角に戦い勝ち進んできた自負からか、勝てるだろうと
タカをくくっていたのか。
どこかに"油断"、"スキ"があったんや!!
これがうちのチームの欠点や!!弱いところや!!!
張り詰めた緊張感はなく、モチベーションも今一というムードでした。
6年生中心の強いチームの状態のまま、最後まで戦い抜きたかったのですが、
今日は闘争心や一生懸命さが無く、魂が抜けていたぞ!?
それでもあえて6年生上位の打順は変えずに試合に臨んだが、×××××。
主将をはじめとする6年生がことごとく見るに耐えぬ三振や凡打の山。
中下浦に至っては見逃し・空振りの2打席2三振。
もっと向かっていけよ!!
堅い守りで勝ち進んできた守備も今日は最低...
捕手・大西はポロリ、ポロリ。
投手・木下は四球を簡単に与えてしまう。
外野手・圓岡は打球処理にモタモタしてあっという間に三塁打をサービス。
同じく外野手・田中は三塁への送球ミスで1点どうぞ...
そろいもそろっていいとこなし!!!
取られた点は、全部ミスで相手に献上した点でした...と嘆き節ばかりで...
とにかく終わった!!
6年生よ!!
それでも最後の公式戦は自分らの実力+αを出し切って、よく戦ったと思います。
いろんな意味で勉強にもなったし、この公式戦に参加してほんまに良かった!!!
あの強豪(野田F、鳴尾北R、浜一T)に勝てたことは一生の思い出になると共に
最後まであきらめず、チーム全員が同じ方向を向いて一生懸命にやれば、絶対に
勝てるんや!!!ということを学んでくれたと思います!!
もう無理や、勝てっこないとか、あきらめたらおわりやで!!
それと油断も大敵や!!
中学生になっても、野球や勉強で何かにぶつかって悩んだり、逃げそうになったら
このことを思い出してください!
今までは人にもやさしいが自分にもやさしい6年生たちでしたが、今後この5人が
真に強い逞しい男達に成長してくれることを期待しています。
こんな形で5年生にファイターズA級を引き継ぎたくはなかったですが、最終回に
5年生たちが見せてくれた粘りは「これぞチームの持ち味!!」
来年度のつながる期待を持たせてくれました。
是非、名実ともに強いファイターズとなり、全盛期を築いてください!!
(最後に)
この5年半の間、スタッフとして務めて参りましたが、最後の大会では5試合も
監督代行を任せていただき、今までに無い予想外の体験や感動をもらいました。
私自身も勉強させていただきましたこと、感謝致します!!!
ありがとうございました。
(コメント:田中コーチ(監督代行)) |