ふーちゃん
平成十七年七月十二日 永眠 享年六歳
ふーちゃんはこんな子です
ふーは元気だけれど、超特異体質で予防注射で2回アナキフィラキシーショックを起こしていた。
普通ならお散歩にも連れて行けるのだが、ふーはそう言う理由で
外に出る事が出来なかった。
その上副腎を患い左側の副腎を手術していた。
手術以降元気に回復して毛も生えて来ていたのだが
再び抜け始め一時はツルツルになるのか?と思うほど酷い状態になった事もあった。
しかしその次の年驚くほど毛が生え始め、未だかつて無いほど
色艶の良い凄く綺麗な状態になって行った。
しかし副腎特有の症状である♀を追いかけたりしていたので
「又か・・・」と思う日が続いていた。
ふーはTOSHIが特に可愛がっていたフェレットで、
TOSHIが「ふー!」と呼ぶと急いで走って来る子だった。
お風呂も大好きで、散歩もちゃんとできる子だった。
体調を崩し始めた
ある日ふーが急激に痩せている事に気が付いた。
今までトイレを外した事が無いのにトイレ以外の所にするようになっていた。
歳をとったせいかな?と思っていたのだが、便の状態もおかしく
今までずっと食いついていたフードも食べなくなっていた。
匂いは嗅ぐのだが食べない・・・
何かがおかしい!
出してみると立てない。
しかしアナキフィラキシーショックが何が原因で起こしているのか分からなかったので
病院に連れて行くのをためらっていた。
もしも注射をすると言う行為が起こしているなら注射は返って命取りになってしまうからだ。
しかしそんな事は言ってられない状態になり
病院に行く事にした。
介護の始まり
賭けに等しい点滴が無事に終わると状態は少し良くなった。
点滴をすると楽になるのかふやかしフードが食べられるようになり
しかし時間が経つと昏睡状態に陥り、又点滴をすると言う状態が2日ほど続いた。
悪戯に点滴で命を延ばしているという事に気づいてはいたのだが何かしないではおれない気持ちで
病院に出かけていた。
先生も時間外にもかかわらず親切に対応して下さった事には今でも感謝している。
フェレットは腸が短いので食べ物をすぐに消化してしまうので
何回にも分けて食べさせる必要があった。
夜中まで起きていて、ふーが起きて来るとフードを作り食べさす。
朝も早く起きて食べさせる。
ダックスープがあったのでフードに混ぜたり、兎に角甘い物を食べさせてと言われたので
バイトやらメイプルシロップ、家にあったオリゴ糖まで食べさせたりしていた。
普段なら大好きなバイトも嫌な顔をするようになり餌を食べさせるのも一苦労・・・
低血糖が原因の昏睡なので何とか甘い物を口にする必要があった。
便の状態も良い時があったりしていたので、「もしかしたら!」と言う希望が少し芽生えていた。