どろぼう学校 
原作 かこさとし 偕成社
脚本 児童劇団やまびこ座 中村さとし
  ここは、おいのこ森。あんまりにも何処にでもある森なので、
  私達はその森が有る事を忘れています。
  2羽の金と銀の眼をしたみみずくがこの森にある
  変わったどろぼう学校のことを紹介します
  「おいのこ森という! 変な名前の森に!
   どろぼう学校という! 変な学校がありました」
  「ホーホーホーホーゴロスケ ホー」
  「ゴロスケ ホーどろぼう学校のこわ〜い先生
   くまさか・とらえもん」




 
  「そして、カワイイ生徒達」

  「さあ!この、みみずくが、お話しましょう」
どろぼう学校花いちもんめをして騒いではしゃいでいる生徒達
そこへ何の前触れも無くくまさかとらえもん先生が教室に入ってくる



くまさか先生
「今日は泥棒らしい歩き方の練習をする。
 わしが見本を見せる」
それ、ぬきあし さしあし、しのびあし・・・・

みんな口々に
「凄い!さすがくまさか先生。27回も脱走しているだけの事はある」
先生
「それでは、するよやってみろ」
しぶしぶやるがぬきあしであしがぬけないし、
 さしあしは足が下りない苦労するするよ




代わって委員長のじろこ
これがとっても上手!!
皆でワイワイ練習していたが怒られて反省し
静かに練習する生徒達



先生
「よ〜しなかなか良く出来ているやないか
 次は隠れ方の練習だ。」
みんな大慌てで隠れる
足元にきんことれいがへばりついて隠れている


見つかった事をごまかす為に先生を泥棒に仕立て
騒ぐな〜こ・きんた・あい
その勢いについつられてしまうくまさか先生




うまく隠れていると思ったら寝てしまっているじろこ





先生呆れながら
「もうええ。みんな座れ!
 よーしでは宿題。明日は何かを盗んで来る。ええな。」
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