− 第25話 551がない時。 −

とある土曜日の朝。



「オッサン、今日は仕事休みなんか?」と寝ている私を

静かに起こすヨメダ。



「今、何時?」と尋ねる私に、



もうすぐ9時。」と静かに答えるヨメダ。



私の勤め先は、9時始まりである。

な、何ぃ〜?!

 何でもっと早うに起こしてくれへんねんッ!!」と

アセッて怒鳴る私に、あくまで静かに



私に関係ないわ。



返す言葉が見あたらない...

ヨメダのご機嫌は、ナナメどころか

直角に折れ曲がっていた日のお話でした...(涙)





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