やさしい野菜のつくりかた

根菜類その1 ジャガイモ

 (原産地 南アメリカ 別名 バレイショ ナス科)

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 つくりかた

作業日誌 写真
概要
 
 地下茎の先端が肥大したものがイモで、種芋よりも上方から成長します。従って土寄せが必要です。浅いと地表で緑化します。また、霜に弱いので、早や植えして霜に合うと枯れてしまいます。

 

●我が家はジャガイモは重宝しています。ほぼ一年通じて自家製の芋で間にあっています。



芽が出てきました
2000.5.4撮影


秋ジャガが成長
2002.10.4撮影

連作

 不向き。難易度 低い。

 

●連作すると、大きな芋が獲れません。2002年に失敗しました。
品種

 早生の男爵が一般的です。晩生の農林一号もあります。メークインは細長い形をしていて北海道に適しています。赤みかかったアンデスも最近人気があります。

 

●我が家は専ら男爵です。長持ちして美味しい。
畑の準備

・ 冬の間に畑全体に苦土石灰をまいて、耕し、土をよく風化させます。
・ 元肥料は、堆肥と化成肥料を施します。
・ 間隔は60cm〜70cmです。

 

●畝つくりが一仕事です。2003年は6畝に植え付ける計画です。
タネイモの準備

・ タネイモは上部の芽が少し伸び始めたもの(冬眠がさめて芽が動き始めたもの)が適しています。 自家製のイモはやめて市販のタネイモをお勧めします。
・ 100g以上のイモは4つ切り、60〜90グラムは2つに、それ以下はそのまま使用します。出ている芽  がどの切片にもつくようにします。

 

●2003年は結局9sを購入しました。
植付け

・ 大津では3月初旬から中旬が適期です。
・ 植え付ける間隔は20cm〜25cmに一個ずつです。タネイモの切り口がある場合は切り口を下にし ます。上にむけるとイモが腐りやすくなります。
・ 草木灰をイモの周りに撒くとよいといわれますが、それは切り口が灰によって消毒され、水に浸か り難くなり、肥料にもなることからのことと思われます。
・ イモの上に7cm〜8cmくらい覆土します。

 

●2003年は土日が6週間連続で雨。作業が大変でした。3月15日にやっと植え付けが完了しました。
芽かき

・ 芽が伸びて8〜10cmくらいになったら、勢いのよい芽を1本〜2本残して、他の芽は取り除きます。
・ タネイモが動かないように一方の手で株元を押さえます。

 

 
追肥

・ 芽が15cmくらい伸びたころ一回目、その15日あと2回目、化成肥料をばら撒いて追肥します。

 

 
土寄せ

・ 追肥に合わせて、鍬で軽く耕しながら株元へ土寄せします。2回目 の追肥の時も同様に土寄せします。
・ これはイモのつく位置がタネイモよりも上になるためです。ただし、 一度に沢山の土をかけると温度 が上がりにくくなるので注意しま しょう。

 

 
病害虫の駆除

・ 特別の対策はとっていません。

 

 
収穫

・茎や葉が枯れ始めた頃が収穫の適期です。天気のよい日を見計  らって掘ります。畑でよく乾かして から収納すると長持ちします。

 

 

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