やさしい野菜のつくりかた |
根菜類その1 ジャガイモ (原産地 南アメリカ 別名 バレイショ ナス科) |
つくりかた |
作業日誌 | 写真 |
概要 地下茎の先端が肥大したものがイモで、種芋よりも上方から成長します。従って土寄せが必要です。浅いと地表で緑化します。また、霜に弱いので、早や植えして霜に合うと枯れてしまいます。
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●我が家はジャガイモは重宝しています。ほぼ一年通じて自家製の芋で間にあっています。 |
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連作 不向き。難易度 低い。
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●連作すると、大きな芋が獲れません。2002年に失敗しました。 | |
品種 早生の男爵が一般的です。晩生の農林一号もあります。メークインは細長い形をしていて北海道に適しています。赤みかかったアンデスも最近人気があります。
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●我が家は専ら男爵です。長持ちして美味しい。 | |
畑の準備 ・ 冬の間に畑全体に苦土石灰をまいて、耕し、土をよく風化させます。 ・ 元肥料は、堆肥と化成肥料を施します。 ・ 間隔は60cm〜70cmです。
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●畝つくりが一仕事です。2003年は6畝に植え付ける計画です。 | |
タネイモの準備 ・ タネイモは上部の芽が少し伸び始めたもの(冬眠がさめて芽が動き始めたもの)が適しています。 自家製のイモはやめて市販のタネイモをお勧めします。 ・ 100g以上のイモは4つ切り、60〜90グラムは2つに、それ以下はそのまま使用します。出ている芽 がどの切片にもつくようにします。
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●2003年は結局9sを購入しました。 | |
植付け ・ 大津では3月初旬から中旬が適期です。 ・ 植え付ける間隔は20cm〜25cmに一個ずつです。タネイモの切り口がある場合は切り口を下にし ます。上にむけるとイモが腐りやすくなります。 ・ 草木灰をイモの周りに撒くとよいといわれますが、それは切り口が灰によって消毒され、水に浸か り難くなり、肥料にもなることからのことと思われます。 ・ イモの上に7cm〜8cmくらい覆土します。
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●2003年は土日が6週間連続で雨。作業が大変でした。3月15日にやっと植え付けが完了しました。 | |
芽かき ・ 芽が伸びて8〜10cmくらいになったら、勢いのよい芽を1本〜2本残して、他の芽は取り除きます。 ・ タネイモが動かないように一方の手で株元を押さえます。
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追肥 ・ 芽が15cmくらい伸びたころ一回目、その15日あと2回目、化成肥料をばら撒いて追肥します。
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土寄せ ・ 追肥に合わせて、鍬で軽く耕しながら株元へ土寄せします。2回目 の追肥の時も同様に土寄せします。 ・ これはイモのつく位置がタネイモよりも上になるためです。ただし、 一度に沢山の土をかけると温度 が上がりにくくなるので注意しま しょう。
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病害虫の駆除 ・ 特別の対策はとっていません。
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収穫 ・茎や葉が枯れ始めた頃が収穫の適期です。天気のよい日を見計 らって掘ります。畑でよく乾かして から収納すると長持ちします。
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