発電機トーハツ4スト3.5PS

むりやり

 このエンジンには発電機の設定は有りません、オプション設定の有るエンジンならそのユニットを装着すれば実現出来るし、また、純正の部品を使わないで自作するにしても取付け可能な設計が成されている為に発電機を取り付けるスペースなども確保されています、が、しかし!このクラスのエンジンには設定もスペースも存在しない。
 しかし、常時通電状態のGPS魚探を使うには充電システムが欲しいもの、軽量が魅力の3.5PSが多少の重量アップには成りますが、むりやりに発電機を取り付けてしまいます。

出力コネクター設置

 電力出力用の樹脂コネクターを取り付けるスペースは十分に有る、エンジン側も樹脂製なので穴などの加工や取付けは容易。
コネクタは以前の2スト5PSと同じ物を使っています。

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 組み込んだ状態、上部から。

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 組み込んだ状態、サイドから。給電コネクター側

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 組み込んだ状態、サイドから。コイル部

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 フライホイールに取り付けた永久磁石の部分。
永久磁石にはネオジウムを使用した。

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 コイルとコイルプレート部分。
初期設計のコイル芯(コアー)に磁性金属を使用するとゴキングが強く、エンジンに影響してしまった為、コアーは非磁性材に変更、効率は落ちたが、これでもアイドリング回転で12V1Aの発電が出来る。

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 ハンドスターターとコイルプレートの部分。
無残にもハンドスターターは原形もとどめない様な状態に。

 バッテリィへの充電方法はレギュレータ編を参照下さい レギュレータへリンク