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オークランド(3) -- バス見学2:NZとは・・・


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バスガイドさんの話しです。
このバスガイドさんは、ニュージーランドの男性と結婚されて、この国に住んでおられる方です。
最近ニュージーランドには日本人観光客が年間にこの国にいる羊と同じほど来るが、実際に住んでいる日本人は意外と少ないとおっしゃっていました。

ニュージーランドは日本の本州と九州を合わせたほどの面積に約340万人が住んでいます。
オークランドに約90万人、首都ウエリントンに約35万人、南島第一の都市クライストチャーチに約30万人、と3都市とこれらの周辺部で半分以上が密集しています。
これに対し、馬や羊は何千万頭の単位でいるそうです。

私は大阪の出身ですが、大阪市の人口は約300万人。
大阪市の人口が本州と九州に広がっているのだと思うと、この国の広々とした感じが実感できました。

また、この国はスウェーデンなどと同じく福祉に力を入れていて、給料の約半分が税金にとられるそうです。
ただし、物価も安く、子供の教育費が不要(公立校のみ)とあって、新婚の夫婦でも新築の一軒家を買うことができるとのこと。

このバスガイドさんによると、この国には非のうちどころは全くないと言いたいが、最近日本などから犯罪が輸入(?)されたので、刑務所が必要になったと嘆いていました。

ニュージーランドの道路交通は日本と同じ左側通行です。
オークランドの中心部
オークランドの中心部

日本と違うところは、大都市の中心部の一部を除き左折が自由だということ。
また、英語国のアメリカの歩行者用信号では、「青」が「WALK」、「赤」が「DON'T WALK」ですが、ここでは「CROSS」「STOP」となっています。

高速道路は「MOTOR WAY」といい料金は無料、制限速度は100km/hです。
車はヨットやボートを台車ごと牽引できるように、後ろに引っ掛けるところがついている車が目立ちました。
車種では何故か三菱の「CORDIA」が目につきました。
古い車が多かったように思います。

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