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序章(1) -- 行程 |
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この話しは1989年6月16日から9月15日までの3ヶ月間の私の経験談です。 日本の運輸省には日本丸と海王丸という大型帆船が二隻あります。 たまに例外はありますが、帆船が夏の遠洋航海に出帆するのは6月です。 両船とも最近作られた船(といってもそれぞれもう、1984年と1989年建造ですが)なのでスピードがあります。そのため、夏の遠洋航海の行き先はアメリカ西海岸に行ったあと、ハワイ経由で日本に帰ってくることが多いようです。 昔は時間がなくハワイだけで精一杯の頃もありました。 日本の出発は6月20日頃(私の場合は6/21でした)で、一隻が神戸(又は大阪)、もう一隻が東京(又は横浜)からの出港となっています。 神戸は新港第一突堤または第四突堤からです。 第四突堤のポートターミナルには入出港する船のリストがおいてあるので、それを見れば一目瞭然です。(地震後どうなっているかは不明です。) その外に豪華客船の入出港時刻もわかるので、興味のある人には便利な物です。(**1) でも豪華客船は、なぜかいつも夜中に出港して行きます。 |
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東京は今までは晴海の練習船専用桟橋だったのですが、レインボーブリッジができたため、有明の専用桟橋(船の科学館前)からとなりました。レインボーブリッジは正確な高さでは通れなくはない(**2)のですが、安全のため通らないそうです。 停泊している帆船の正確な出港時刻は、甲板にいる人に下から出港はいつかとたずねれば気楽に教えてくれるはずですョ。 1989年夏の遠洋航海の行程は、 6/21 神戸出港 7/21 シアトル着 7/26 シアトル出港 8/10 ホノルル着 8/15 ホノルル出港 8/31 東京着 でした。 |
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