チロル・ハイキング---オーストリアの氷河や野花など---オーストリアの氷河や野花など

　ヴァルーガ山頂（ロープウェイ駅）からの景観。
　山頂が尖った山が連なっており、山間に草原が広がる等、美しい景観だ。

　ゴンドラの途中駅ガルチヒに戻って、Panoarama way というコースをハイキングした。

　天気もすっかり回復。いい気分！

　Panoarama wayのハイキングを終え、昼頃、一旦街にもどった後、KapallBahn, Ganpenbahn のリフトを乗り継ぎ、カパルに上がり、またハイキング。

デンと聳えるカパル山

　岩山を見ると、雪の時期に、
　ここでスキーを滑っている光景を想像する。
　傾斜が、ちょっとキツイですねえ。

　みょうに、いい景色。

　　　　麓の街が見えるのも、いい。

　ほかのハイカーたち。

　連なる岩山の裾の部分を覗いてるようだ。

　午後3時過ぎに、街に降りた。

2018年7月14日

　今日は、ザンクト・アントンからセルダン Söldan へ向かう。
　ザンクト・アントンを朝10時頃出て、ランデック Randeck を経て、エッツタール Öltztal まで列車、そこでバスに乗り換えてセルダンへ。セルダンへは昼過ぎ頃。

セルダン

　セルダンはエッツタールの中心となる街。エッツタールはエッツ谷のことで、東アルプス最大の谷の1つだそうだ。
　セルダンの中心街の通りには、ホテル・宿もあるが、商店が多い。商店はスポーツ用品店がとても多い。ほとんどがスキー用品を扱う店である。
　その、中心街の通りから見上げるような小高い所、というか、山がある。その山の中腹には、これまた、ホテル・宿などがずらりと並んでいる。私達の泊まる宿は、実は、その山の中腹にあるのだ。
　

　下の街からその山の中腹のホテル・宿街にまで行くには、自動車道が通っているが、歩いて上るのは大変だ。
　だから、下の街からその山の中腹までケーブルカーがある。誰でも無料。ケーブルカー乗り場は下の街のほぼ中心の位置にある。

　←　ケーブルカー（Zentrumshuttle）
　まず、ケーブルカーに乗って上がった。予約してある宿がそのあたり（山の中腹）にあることは知っていたが、さて、私達の宿がどこにあるか分からないのだ。案内板らしきものは何もない。下の街であれば、宿を探して歩き回ることは、まあ、それほど難しくはない。なんと言っても道は平坦だ。しかし、山の中腹となると歩き回るのは大変。しかも荷物のトランクまで持って、となると。
　しばし途方に暮れたが、ツレアイが「そこらへんを歩いて近くの宿の名を見てくる」と。しばし待つほどでもなく、向こうから車がやってきた。ツレアイも乗っている。迎えの車が来たのだ。やれやれ。とにかく、宿に入ろう

　泊まる宿は Alpengasthof Grüner 、ここで5泊する。

　部屋に入ってみて分かった。

　まわりの景観がよく見える。

　部屋には窓もバルコニーもあるが、
　勿論、どちらからでもよく見える。

2018年7月15日

　今日の午前中はティーフェンバッファ氷河を見に行く予定。天気はかなり心配だが…。
　まず、ティーフェンバッファコーゲルバーン Tiefenbachkogelbahn で氷河の展望台へ上がった。3249m　の表示がある。
　運の悪いことに、天気は更に下り坂。展望台に立ってみたが、まるで、雲に霞んだ日本画を見ているようだ。ひょっとして天気が戻るか等を考えしばらく待っていたが、諦めて下に降りた。（後日、7月19日、セルダンを出る日の午前中再訪。好天の日の写真は「7月19日」にあります）

　一旦、ホテルに戻ったが、少し天候が持ち直したので、また出かけた。
　ベント Vent までバスで移動。ローフェン Lofen までハイキングするつもり。　