伝 説 の 亀 岡
第1話 はじまり
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『大山咋神と市柞島姫命(一名狭依姫命、宗像三女神の一つで後世は弁財天という)末社に稲荷大神を祀る。永録年間、兵火により社殿、文献共に焼失して縁起不詳だが、祭神大山咋は丹波地方を開拓するため、出雲地方から来られた神といわれ。当社および川向こうの桑田神社のある保津川入口から開拓を始められたと伝える。
この開拓着工のクワ入れを受けたので社名を「請田」と呼ぶようになったという。 |
この物語は、吉田証「口丹波風土記」(丹波史研究社)、永光尚「亀岡百景」(南郷書房)、福田晃・小林幸夫「京都の伝説、丹波を歩く」(淡交社)、竹岡林「丹波路」(学生社)、津登武「丹波&足立一族異聞」(雑草社)などを参考にしています。 |