ハブ交換しちゃいます。

実はですねぇ、この前通販でパーツを頼んだ時に、ついでついでと余計に買いすぎたのですがその時に買ったのが、シマノ ULUTEGRA 10S 28H 前後ハブ
何でまた上級機のアルテグラなのか?
16インチリムの標準穴数は28H、エンド幅130ミリのハブで28穴の設定があるのがアルテグラのみだったということ。もちろん探せばナンボか他にもあるだろうけど、先の発展性を考えても妥当な選択でしょう。

結構出費です。

HB6600 フロントハブ 28H  4150円
FH6600 リアハブ 28H 7240円

10Sなんで当然10Sのスプロケが欲しいとこなんですが、シフターとディレラーはをCapreoの9速を使いたかったので、わざわざTIAGRAの9S 11−25Tをチョイス。(重量的にも軽い)
つまりですね。

RD−F700SS Rディレラー 3570円
SL−F700R シフトレバー右 3860円
CS−HG50−9 11−25T 3090円

ってなわけで合計21910円の大盤振る舞い。

もう車両価格なんて気にしません!




外せー、バラせー、タイヤをむきむき、スポークニップルをひたすら回して緩めます。



ほーれ、あっという間に。猫に邪魔されながらも分解。このノーマルハブの重いこと重い事。
軽量は後ほどにするとして。



こうかな?多分組み方間違っている。でもとりあえず間違わないようにいわゆる4本組みというのにチャレンジです。(組んでいたそのままだから間違うわけないか)



おお、なんとなく形になった。振れ取り台なんかないのでブレーキシューの当たり面で振れをみて見よう見まねどころか、勘でスポークニップルを回して調整。



こーんな感じで作業してます。



で、ちょっと気になってたんですよ。エンド部分の仕上げの悪さが。平行が出ていなくて、ハブを閉めたときに初めてまっすぐになるって言うか・・・安物ゆえんの宿命か、クイック式のハブで締める前提ではないものなぁ。
そんなわけで、エンド部分の修正と共に、不要な部分のカットを実行。ついにフレームにメスが入りました。



こんな感じでスマートに上品に仕上げてみました。塗装ははげるけど、とりあえずはいいっす。

   

はい、面倒なのでいきなりリアハブは出来上がってしまった事にします。



ディレラー、カプレオ左、シマノ600右。
重量的には600のほうが上級機らしく45グラム軽かったです。
チェーンももちろん9速のナローチェーンに交換ですから使えません。

ちなみにフロントチェーンリング52T リアLow25T で合わせてチェーンをカットすると114リンクから18リンクカットしました。(私の場合は、ですよ。)

さてさて、ここでおなじみの計量を行います。

リムは単体で230グラムです、これはアルミリムなので軽いです。
フロントハブは315グラム→アルテグラ210グラム(クイック込み)
リアハブは450グラム(ハブのみ)→アルテグラ400グラム(クイック込み)フリーが付いているから比較的ボスフリーハブ単体より重くなります。

ティアグラのスプロケが235グラム

で、組んだ状態が。

ノーマルフロント1100グラム→アルテグラ換装ホイール1010グラム
ノーマルリア1600グラム→アルテグラ換装ホイール1400グラム

いずれもクイック込みの重量ですから前後ホイールで290グラムの軽量化。
ちなみにタイヤとチューブは前後輪あわせて約900グラムです。

シマノ600ディレラー225グラム→カプレオディレラー270グラム  45グラム増量



9速ががっつりはまってます。
私もハマりすぎです。
この時点でリアハブのクイックはアーレンキー式に変更しています。まずリアホイールを取り外さないであろう事と、セッティングが狂う可能性があるので。(エンドの口が前を向いているため緩めるだけでも狂う)



ぎょぉおお、ギリギリ!

てなわけで今回は軽量を旨とした改造ではないとしても245グラムの軽量に成功。

前回のと足すと、760グラムの軽量化、もちろんこれだけ計量してるなかで実測プラスマイナス5グラムなんてのはいくらかあるだろうから、実際の車両重量と比べると誤差が出るのは仕方がないと思っている。シフターやグリップなどの小物は計量をオミットしていますが、これはさほどの重量差を感じないためと、変更しなければ用を足さないという観点からです。(まずは変更することが第一の目的であるという意味ね)

今回でほとんどの鉄製部品がなくなってしまい、実質駆動面で変更する箇所はなくなってしまいました。ここからさらに佳境に入ります。

もう誰も真似できません・・・っていうかここまで誰もやらんよ。

次行きましょう!