自転車を一から作ってみましょう

自転車初心者のアホアホ製作記


さて、究極のリサイクルとはゴミを出さないことである。
いや、ゴミだと思うからゴミになるのであって、今時は鉄材、アルミ材とくず鉄であろうがお金になる時代
しかしながら、自転車のフレームはアルミで出来ているからといって、鉄くずやに持って行く訳にはいきますまい。

そんなわけで

山チャリわらしべ計画で根こそぎ剥ぎ取られたARAYAのフレームです。



チョー基本的な、ざっつスタンダードな美しきフレームです。
しかし経年劣化でポリッシュはくすみ、表面のクリア塗装ははげはげ、ところどころに腐食も見られる。

  少し磨いてみる。

うん、腐食は表面のみでいけそう。

   凹みがあるんよね・・・。

トップチューブにいやらしい凹みが。これは美しくない。

   とにかく塗装をはぎます。

うりゃうりゃ!上のほうは日が良く当たって塗装も劣化してぱりぱりはがれてくれますが、全部が全部そうも行かない。サンドペーパーとワイヤーブラシとカネタワシを駆使して3日かけて、その合間に仕事をしながら仕上げました。しんどー!



ででーん、しっかりアルミの下地が出現しました。まさに素材!萌えます!
さて、ここまでいくと次は、凹みの修正です。

とりあえず計量してみると、1.6キロでした。 おお!軽い!

  反射してわかりにくいですが

これ、パテを盛ってます。ただのパテじゃぁございません、超硬質のアルミに付着する特殊パテです。
しかも磨くとアルミの地肌のようになりますから素敵ですねぇ。しばし使用していなかったためそろそろ消費期限なのか、硬化剤がヘボくなってるのか、完全硬化まで一週間もかかりました。(ホントは24時間で硬化する) まぁ、気長にやるつもりだしお金もないのでぼちぼちでいいです。

さてさて、フレームはしばらくさておき、次に行きましょう