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名鑑2 キンゴジ改造

 赤イ竹さん食玩改造講座の続きとなります名鑑2のキンゴジ改造です。
 イノウエアーツの歩きキンゴジを製作しました。このキンゴジ、見れば見るほど味があるので、少しでも近づける様頑張ってみました。
 






 まず、頭部・左腕・両足・尻尾を根元から切断します。
 尻尾は前回同様2mmの真鍮線を2本差し込みました。尻尾を浮かせる為に、胴体最後尾の背びれを一旦切り離し、角度を付けます。また、尻尾が大きく左に曲がっている為、3番目までのくびれにも切り込みを入れて、エポパテにて形をつくります。
 頭部はもう少し下向きなので、首後ろにスペーサーを入れて接着し、下あごも大きく口を開く様に角度を付けて接着し直しました。
 左腕は、上に引き上げて後方にずらし、手首の角度も変えてやります。
 左足は、後ろにずらして接着しなおし、足首の前面に切り込みを入れて前屈みになるようにします。
 右足は、今回一番改修を加えたのではないかと思います。スペーサーを入れたぐらいでは、蹴り上げる角度か付かない為、エポパテを団子状に入れて、強引に前に突き出し、蹴り足にしました。その為、異常に右足が、長くなってしまったので、エポパテ部に区切りを入れて胴体を延長した様に、皺やモールドをいれました。 前回に比べて大分と手を加える事になってしまったので、ここまでで4時間くらい掛かってしまいました。
 右足と同様に、エポパテにて隙間を埋めながら、スパチュラーにてモールドを再現していきます。このとき、細工をしていない接続部も同様に行います。(特に背びれ接続部などは忘れがちになってしまいます。)
 エポパテ乾燥後、全体にサフ吹きし、塗装を行います。今回の塗料は、赤イ竹さんがお持ちくださったトールペイント用の水性アクリルカラーです。この塗料はそのままでも塗れますし、広い面積を塗る時には、少し水で溶くと伸びも良くなり、非常に使い易い塗料です。(ブラックグリーンなど嬉しくなる色までありました。)
 後は例によって、ウォッシィングとクリアカラー塗装及びドライブラシを行いゴジラの完成です。
 

 続いてベースの製作です。ファンドにて、丘を作りゴジラを設置してみて、足型を付けファンドの乾燥を待ちます。アクリル塗料にて砂地を塗りますが、質感が出ない為、パステルの粉をふり掛け、落ち着くまで何度か繰り返します。
 









 その他のシオラマ素材は、フォーリッジクラスターにて森を作り、プラ板にて道を作ります。道は、砂地同様にパステルとアクリル塗料にて質感を出します。倉庫は5mmのプラ棒にスパチュラーにて6周程溝を彫り、下4分の1程をカットしてらしく見えるようにしたつもりです。(微妙ですよね)
 ゴジラをセットして完成です。今回はあえてゴジラの足元にはパステルを塗らず仕上げました。