滋賀県シリーズ第三弾、観音正寺である。
前回来た時は、拝観時間に間に合わず、泣く泣く帰る羽目になってしまった。今回は出直しである。今日は一ヶ所だけなので、ゆっくりでもいい。と言っても堺から滋賀は結構遠いので、妻と検討した結果、8時半に出発することにした。
一ヶ所ということで、特に急ぐ必要もない。今回はわざと高速を使わずに、途中まで下道を走っていくことにした。
10時半頃に、京滋バイパス宇治西ICを通過。ここから約30分で八日市ICに着いた。ここからさらに40分ほどで、観音正寺の駐車場に到着した。
それにしても、あいかわらずの山道である。さすがに昔は三十三ヶ所巡礼随一の難所と言われていたことはある。これほどの山道を徒歩で行くなんてぞっとする。
さて、実は観音正寺までは、この駐車場からさらに歩く。これが意外と長い。相変わらず暑いし、結構しんどい。15分ほど歩いて、ようやく観音正寺に到着である。境内は山のてっぺんにあるわりに結構広く、きれいに手入れされている印象である。
先ほど駐車場でも思ったが、参拝客が非常に多い。夏休みということもあるだろうが、それにしてもこれほどの山奥の寺に多くの参拝客が来るのは驚きである。境内の奥に進んで行くと、正面に大きな建物があった。やたらと新しい建物であったが、これが本堂らしい。えーっと思ったが、後で調べてみると、どうやら最近焼失したらしい。
本堂。平成16年にできたらしい。去年やん。そら新しいはずやわ。
本堂の横には、観音像が置かれている。屋外にある観音像はちょっとめずらしいかも。結構手を合わせて拝んでいる人が多かった。
岩場に置かれた観音像。なんとなく不気味。
さて、本堂に入って、目的の御朱印を頂く。
本堂の中も当然のことながら新しく、今までの寺が古びたものばかりだったので、ちょっと新鮮な感じがした。
御朱印は、三十二番目。やっとここまでたどり着いた。残すはあと一つである。
三十二番目ゲット。ついにあと一つである。やっとここまで来た。
観音正寺は、かなり高所にある。寺もちゃんと展望台のように整備してくれており、良くある案内地図も設置されていた。暑さも忘れてしばし景色に見とれていた。
観音正寺から下界を望む。絶景!
まだ昼過ぎなので、前回食べられなかった、道の駅「あいとうマーガレットステーション」のジェラートを食べることにした。暑い日が続くこの頃である。店は行列ができていた。
ここのジェラートは本当においしい。おすすめ。「あいとうマーガレットステーション」を出たのは3時頃。まだ少し早い。ちょっと離れているが、京都亀岡の道の駅「ガレリア亀岡」に行き、亀岡コロッケを買うことにした。二十一番札所・穴太寺に行った時、帰りにこの亀岡コロッケを買ったのだが、非常にうまく、いつか機会があれば買おうと思っていたのだ。
道の駅「ガレリア亀岡」に着いたのは、5時過ぎである。しかし、この時間ですでに調理コロッケは売り切れ。冷凍コロッケしか売ってなかった。どこでどう噂が広まっているのか、とにかく人気が高いようである。帰りは高槻を経由して帰った。途中、高槻駅前の商業ビルに寄った。名古屋で人気の洋菓子店「パステル」がここにあるのだが、この店のプリンが非常にうまいのである。
プリンのついでに夕食の買い物もしていき、家に着いたのは9時半だった。しんど。夏休みやからええけど。