三十一番札所・姨綺耶山 長命寺(2005年7月30日)

 滋賀県シリーズ二箇所目は、長命寺である。
 この寺は、なんと808段もある石段が有名である。この石段を登れりゃ、そりゃ名の通り長生きするわ。
 私たちはヘタレなので、途中まで車で行くことにした。

 飯浦港を出たのは、午後1時半。北陸自動車道の木ノ本ICから、米原を経由して、途中、多賀SAで遅い昼食を摂った。3時ごろに竜王ICを出て、長命寺に着いたのは、三時半だった。今日は三十二番まで回るつもりだったが、間に合うのか?

 先ほど書いたように、この寺は808段の石段があるのだが、駐車場からは、100段ちょっとしかない。しかし、それでも運動不足の体にはずいぶんと堪えた。情けない・・・。 

長命寺名物の石段。これが808段も続くなんてぞっとする。昔の人は足腰が強いなあ。

 

 石段を登りきると、正面に本堂があった。山の中にたたずむ木造建築物は、風情があって非常に良い。

 長命寺本堂。いい感じに古くなっている。

 

本堂にて、さっそく御朱印をもらう。今回で三十一番目、ラストスパートである。

三十一番目の御朱印。満願まであともう少し。

 

 それにしても、ここは静かだ。それに、琵琶湖が一望できるところがあって、暑さを忘れさせてくれる。

 帰り、例の石段を下っていくと、一番下から登ってきたと思われる人とすれ違った。今日はただでさえ暑いのに、大変だっただろう。ご苦労様です。

 さて、長命寺を後にしたのは4時頃。次の三十二番札所・観音正寺へ向かったのだが、何と参拝時間は終わっていた。また滋賀まで来なあかんのか。めんどくさい・・・。

 くやしいので、道の駅「あいとうマーガレットステーション」でジェラートを食べようと思ったが、ここももう営業時間が終わっていた。踏んだり蹴ったりである。もう帰るか。
 八日市ICから名神高速に入った。
 途中、菩提寺SAで夕食。ここのカレーが結構おいしい。おまけに安い。おすすめである。

 帰宅したのは8時半。疲れた・・・。

 

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