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一本足スタンド&フットスタンド

希望小売価格 1000円(税込1080円)
モデル SUNNY

 前からお腹に巻くタイプのスタンドベースと一本足スタンドの発売を企画していたのですが、なかなか準備が進んでおりませんでした。そもそも『そこまでしなくても磁石で着ければいいんじゃない?』ということで、フットスタンドとのセットでの販売です。『ボッてるんじゃね?』と言う方は、商品説明だけ読んでノウハウだけ盗んでいってください(笑)。そういう商品です。

 そもそも一本足スタンド本体は店で売っている伸縮棒に磁石を接着剤で止めているだけですので(磁石を固定する必要すら無いという見方も‥‥)、商品としてはフットスタンドが本体と言っていい製品となっております。パーツ全体としての値段と言うより、スタンドの加工賃と必要な資材を集める手間賃、あと取り説の値段とお考え下さい(取説の内容は、ほぼここに記載されている内容になる予定)。大量に売りさばくつもりもなく、取説を作る手間だけで赤字かもしれません。

 さて、上の写真ですが、一見オビツ系素体付属の鉄板スタンドとお人形さん。しかし考えてみてください、踵を浮かせた状態でこのスタンドは機能するでしょうか?そもそも、右足はスタンドからはみ出してますが。

 その答えが腰についている一本足スタンドと足元のフットスタンドです。踵の浮いた写真を撮る為に、以前より色々と試行錯誤をしてまいりました。少し浮かせた程度なら直径13ミリの磁石を縦に4〜5個積む等色々と手段はあるのですが、それではちょっと浮いたくらいしか表現できませんでした。それに対する解答が、このフットスタンドです。

 磁石は、フットスタンドと鉄板スタンドの間に挟むように使います。試験段階ではスタンドの上に磁石を積んでいたのですが、試してみるとこちらの方が何倍も固定力があります。販売用に大量に買ってきた磁石も、見事不良在庫になりました(多分このスタンドそのものが、丸々売れ残るものと予想されます)。

 腰の一本足スタンドは何の役に立っているんだと思われるかもしれませんが、実はこれが無いと、フットスタンドを使ってもほぼ自立は不可能です。逆に言うと一本足スタンドがスタビライザーの役割をして、数倍立たせ易くなり、数段安定性が高まります。

 勿論、一本足スタンドを延ばして地面に着けるのもありですが、縮めたままの状態の方が写真に写り難く、撮影時に神経を使う項目が一つ減り便利です。後からCG処理で棒を消さなければならないリスクは、半分以下になることでしょう。

 これは、両足をベッタリ地面につけた状態での撮影でも安定度がグンと増しますので、お勧めです。別にこのセットを買わなくっても、伸縮棒と13ミリ径のネオジム磁石を買ってくるだけで十分に威力を発揮しますので──。

 ドールへの装着ですが、スカートでもシャツでもパンティーでも構いませんので、服の内側に磁石を仕込んで、上から一本足スタンドの磁石で吸着させるだけ。服側は鉄製品であればワッシャーでも構いませんが、さすがに磁石同士の方が強力にくっつきます。

 製品上は磁石を一つだけ付けて、スタンドに吸着させる形でも良かったのですが、吸着力を優先してスタンド側にも磁石を固定しておきました。

 店主の個人使用ではミラー側にも磁石をくっつけているのですが、スタンドを服の内側に差し込んで使う場合は薄い方がいいので、敢えて磁石は金属面側だけに固定してあります。瞬着の固定が外れてしまった場合は、ミラー側に付け直すなり外してしまうなり、より便利と思う使い方をしてくださいませ(敢えて固定したのは、製品っぽく見せる為という一面も‥‥)。

 尚、スカートの内側でブラウスの裾を挟むように磁石とスタンドを配置すると、より一本足スタンドの存在感を薄くすることが可能です。またスタンドのヘッドを服の内側に入れて、磁石を外に配置することも可能です。

 上の写真は、鉄板スタンド無しでの撮影例。鉄板スタンドを見せたくない場合、足元がベタ足ですとさっき同様一本足スタンドをスタビライザー様の使い方をすることが可能ですが(結構そうやって使ってます)、踵を浮かせるとなるとそれでは安定しませんので、地面まで延ばして3点支持されることをお勧め致します。

 これだとフットスタンドはなくてもいいような気もしますが、安定度は格段に高まります。鉄板スタンドを使う時はフットスタンドと鉄板スタンドの間に大径磁石を挟みますが、鉄板スタンドを使わないときは磁石を取り外すか内側に移動して、曲げてない面を下にして使われることをお勧めします。

 ところで『私オビツ系じゃないんで、足の裏にも靴底にも磁石入ってないんだけど?』という方も沢山いらっしゃると思います。そういう時は、靴底や靴下の中に磁石を仕込んでお使い下さいませ。

 因みに写真の靴も、磁石無しのものの踵に無理やり磁石を放り込んであります。磁石付き靴に比べれば固定力は劣りますが、写真の通り何とかなるようです。スタンド側に板の裏側から磁石を縦に積み上げると、固定力をアップすることも可能です。

 以上読んでいただければ判る通り、売る為に発売したというより『こうした方が色々と楽しめるでしょう。え、でも自分で揃えるのは面倒?仕方ないですね〜』という感じのお節介商品なので、自分で揃えたりフットスタンド作るのが面倒臭いという方だけ、その手間をお金で解決してください(笑)。そういう商品ですね。

 まあ現実問題として、フットスタンドを曲げる為に手持ちの道具を総動員して、この為だけに買うなら工具代だけでも結構掛かりますし、傷付けずに、また板を平のまま曲げるのにも色々とノウハウが要りますので、『原価○○○円じゃね?』という突っ込みは無しでお願い致します。現実問題、それで今まで様子見してましたので。

 一本足スタンドのクリップは、個人的には外して使っているのですが、服のポケットに引っ掛けた方が便利という方もいらっしゃるかということで、そのままにしてあります。私のように写真に写る可能性の方が嫌!という方は、底のキャップを回すと簡単に外れますので、外してお使い下さい。

 滑り止め用のゴムの頭(石突)は、初め必要かと思って自作していたのですが、経験的に全く不要と言うことで、用意しておりません。『あった方がいい』という方は、ホームセンターなどでタオル掛け棒の端用ということで8ミリのゴムキャップが売っていますので、そちらをご利用下さいませ。

 当セットのものはヘッドのボールジョイントを増し締めしてありますので、服のウェストに近いところなど、ボディーへの固定がそれなりに出来ていれば、一本足スタンドの先と地面の抵抗を気にする必要はほとんどないと思います。

 

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