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オビツ50・60素体用汎用首交換セット

希望小売価格

 

500円 
(税込550円)

 オビツ60素体に他社系1/3級ソフビヘッドを載せようとしたとき、問題になるのが首ジョイントの互換性です。オビツ純正の首パーツ604(60RP-F04WP-21)のバネ受けパーツを外して直接他社系ヘッドを載せてらっしゃる方もいらっしゃいますが、ヘッド側の状態によってはバネが長すぎて、その装着はかなり困難です(少なくとも、私は諦めました)。

 そこで当社では、必要なバネのテンションと長さ(特に縮長)を勘案して、丁度いいサイズのバネとワッシャーをセットしたものをご用意させていただきました。説明書も同封させていただいていますので、予備知識の無い方でも安心して素体のメーカーチェンジにトライできるものとお勧めさせていただきます。

 この商品は首の接続部の厚さが6ミリから10ミリ程度のヘッドに対応しております。

 パーツとしては、これだけです。が、意外と丁度都合のいいものを見付けるのは難しい。実際ここに辿り着くまでに、新造パーツを構想したりゴムパーツを試してみたり、いろいろと試行錯誤いたしました。結論としては、意外とシンプルなところに落ち着いたのですが。

  

 左(もしくは上)がオビツ用のヘッドで、右(もしくは下)が他社製品用ヘッドのジョイント受け部の一例です。他社製品用ヘッドのジョイント受け部は上に飛び出しており、このせいでオビツの純正ジョイントパーツでは取付部の奥行きが合わず、バネ受けを取り外しても装着は困難でした。

 飛び出している部分を全部切り取ってしまえば、無改造のオビツ純正ジョイントのままでも普通に装着が可能になると思われます。しかしそれでは他社製の専用ボディーに戻すときに問題が生じますし、貴重なヘッドに回復不能な加工を施すのに不安を感じる方もいらっしゃることでしょう。

 そこでようやく辿り着いたのが、当製品です。左がオビツ製ジョイントパーツに初めから装着されていたバネとバネ受けです。この両方を取り外し、Dolly pop!で用意しました線径が細くて短いバネと、ワッシャーに交換します。

 バネの線径が細いことと巻き数が少ないことにより、縮めた時の長さが短くなるので取り付け圧力を最適化できました。もちろんバネが強すぎて首が動かなかったり、また弱すぎてヘニャッとなってしまうこともございません。何らかの理由で他社製の純正ボディーに差し戻すときにも、問題は皆無です。そして小径のワッシャーを見つけ出したお蔭で、ジョイントとドールアイが干渉することを極力避けることができます(内部クリアランスは、ヘッドの種類や装着するドールアイによって変わりますので、それでもなお干渉することがあるかもしれません)。

 というわけで当製品をご購入いただくことによって、お客様が丁度いいバネを探す手間を省くとともに、装着のノウハウをご提供させていただきたいと存じます。この製品がお客様にとって、素体を自由に選ぶ契機となりましたら幸いです。

 なおこちらをクリックしていただきますと、首の可動範囲の実例写真ページに飛べます。

 

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