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60センチ級素体可動範囲比較
(大判写真版)

 Dolly pop!ボディー素体と他の60センチ級素体の可動範囲を比較するページを作ってみました。初めての、もしくは追加素体の選定や、手持ちのお人形さんの素体乗り換えの参考にしていただけますと幸いです。

 全写真の共通事項として、各素体それぞれのポージングは、手持ちの個体での可動範囲一杯まで動かしてあります。素体はそれぞれ各写真左、ないし上から、

●Dolly pop!素体

●オビツ60素体球体関節モデル

●ドルフィードリーム(DD・〇Cボークス造形村)素体

の順となっております。

 オビツ60素体はDolly pop!素体のベースでもあるわけですが、こうやって見ますと立ち姿はなかなか捨てたものではありませんね。胴体パーツの合わせ目は、全素体とも斜めにカットして調整してあります。

直立

 比較のベースとして、直立状態を示します。

 Dolly pop!素体及びオビツ60素体では足の裏に磁石が設置されているので、足元の鉄板に貼り付いて比較的安定して立たせることが出来ます。一方DDにはその様な機能がありませんので、写真では腰で保持する形式のスタンドを使用しております。

胴体横倒し

 一見あんまり差が出ていないように見えますが、鎖骨の角度を見ていただくか、腰の向かって左側の角度を見ていただけると、パッと見の印象よりも差が出ていることが判りやすいかと思います。Dolly pop!素体だけ大きく写っているのは、よく考えてみると大きく曲がった分、高さが低くなっているせいですね。

 他の留意点としましては、オビツ60素体では胸の下の境界部だけでなく腰も曲がっていますが、曲がっている側のお腹が結構変形しています。DD素体では、胸の下だけで曲がっています。

 Dolly pop!素体では胸の下と腰の上で曲がるようになっていますので、両者の関節の可動の結果としてお腹の脇で丁度曲がったような形に見えています。

腰捻り

 腰を大きく横に捻らせています。Dolly pop!素体ではおヘソの位置を程よい位置まで持っていってお腹の捻りを表現することが可能です。他の素体では2ピース仕様なこともあって、ヘソは正面を向いたままです。

 ただ、どの素体も柔軟性のあるソフビを使っている関係か、このテストだけは可動範囲に有意の差はありません。

前屈

 このテストが結果に一番顕著な差異が出ています。脚の付け根時点で、DD素体では90度回らず、意外とDolly pop!素体とオビツ60素体の間でも差が出ています。

 同じオビツ60素体でも3ピースボディー用の太股は曲げる方向に合わせて自由に回転させることが可能で可動範囲を若干改善できますが、これは3ピースボディーをDolly pop!ボディーに交換しても同じことが言えます。

 胸の下の関節はオビツ60素体よりもDD素体の方が大きく動きますが、ボディーパーツの後ろが飛び出してしまっています。また折角この関節では大きく曲がっても、脚の付け根と合わせるとトータルで、オビツ60素体と同程度の曲がり量になってしまいます。

 オビツ60素体球状関節ボディーは軟質系のソフビで出来ておりますが、形状の関係で胸の下の境目では前方向にはほとんど曲げられないようです。Dolly pop!素体は、見ての通り唯一上体が前に倒れるところまでいっています。

胸反らし

 オビツ60素体の腰パーツは後ろ向きには結構曲げられますが、その代わり後ろに反らすとお腹がペッチャンコになってしまいます。その分、DDよりも大きく曲げられます。

 DDは胸の下の分割線のところ以外曲げられません。

 Dolly pop!素体では、写真では脚が少し上に上がって写っているにも関わらず、これだけ反らせます。また、パーツの不要な変形などもありません。

 

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