2003 2003年。 Coccoは兼ねてから危惧していた、沖縄の海に捨てられているゴミの問題を訴えるため ゛「ゴミゼロ大作戦 vol.0〜正しい海への道のり ラブレンジャー参上〜もしも歌が届いたら 海のゴミを拾ってねの巻 10分足らずの演奏会 Coccoと仲間達 愛の大合唱」゛と称したたった一曲だけの演奏会を8月15日に開催。 「ラブレンジャー」として合唱や演奏に協力したのは地元の若者たち。 "もしも歌が届いたら そしてそれがあなたに響いたら 今度海に行ったとき ひとつでもいい ゴミを拾ってほしい" という願いの込められた演奏会で、Coccoは新曲『Heaven's hell』を熱唱した。 この演奏会は当日のTBSのニュース番組「NEWS23」でも取り上げられ9月5日には特集して放送された。 また、沖縄の情報誌である「hands」では、8月5日発売のvol.61、9月5日発売のvol.62と続けて Coccoによる直筆の絵と言葉、そしてゴミゼロイベントの告知と当日のレポートが載せられた。 Coccoもファンだという、FM沖縄の人気ラジオ番組「サタデーナイトは土〜するべき?」にも、ゴミゼロPRのため直前に出演。 (ちなみに、前の週でもCoccoからの手紙(と「川満児童文学館」というコーナー用の子供時代の作文)の投稿がありました。 このときの作文は翌年出版された「川満児童文学館」に収録されており、Coccoはちゃっかり帯のコピーまで担当しています) 8月31日には神戸での野外フェス「RUSH BALL」にシークレットゲストとして登場。 『Heaven's hell』と英詞の新曲の2曲を赤いドレスで、アコースティックギター1本で披露し、 このときのMCでCoccoは、 "この場所まで来るには、小さくて壊れそうな舟しか用意できなかったのだけれど その舟を動かすために、沢山の人が息を吹きかけたり、手で風を起こしたりしてくれたからここまで来ることが出来ました。" と新たな出発を予感させる発言をした。 12月24日、 8月15日と同じく、"世界が途方もない平和を祈る日"に ゴミゼロイベントの様子と当日に至るまでのドキュメント映像を収めたDVD&ビデオ『Heaven's hell』が発売。 そしてなんと日立Next MADE IN JAPAN・医療のCM(12/13初放送、監督:竹内スグル)に 漫画家・手塚治虫氏の作品である「ブラック・ジャック」のアテレコ、ナレーターで出演し、 (このCMは後に全日本シーエム放送連盟主催のフェスティバルにて、テレビCM部門のシルバー賞を受賞)Coccoは徐々にではあるが本格的に活動を再開した。 2004 →about Cocco →TOP |