110118 UH相関図
室町は戦国に比べて知名度が低い、というか皆無なので相関図つくってみた。自分への整理にもなった。
何人か抜けてるので改めてちゃんとしたの描き直したい。各人物のちゃんとしたキャラデザとかカラーとか。
春安でやりはじめた創作室町が今やこんな展望を拡げる(南北朝進出)とは…自分でもびっくりだ。
歴史の本もそこそこ読んだりして、色目もありますが、学生時代より日本史が面白く感じます。この意欲が受験時代にあればなああ…!orz
太平記に手をつけた記念に前に買った逆説の日本史@井沢元彦7巻(中世権威編〜太平記と南北朝の謎〜)読みました。
楠木公の7回生まれかわり〜の元ネタが判明してうれしかった。>実際言ったのは弟の正季の方。そして後世の創作。
七生報国の鏡にされる楠木兄弟…しかも太平記の後半で怨霊化してるとか…!うおおー最高すぎる…!!
110112 ヨシマサ
きれいなものも きたないものも すきなひとも きらいなひとも
ぜんぶぜんぶきんいろにしていたおじいさまがうらやましくって
ぼくもまねしたかったの でもぼくにはなんにもできなかったの
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おじいさま=足利義満 金閣寺のひと 義政=銀閣寺のひと
110112 サダウジ
『難太平記』では、尊氏の祖父家時は自分の寿命を縮めることと引き替えに
「子孫三代のうちに足利家が天下を取る」ことを祈願して自刃したとされている。
事実であれば家時25歳、嫡子貞氏10歳の出来事になる。のちのトラウマである。
足利家の置文伝説まじヤンデレ伝説。
置文伝説とは:足利氏に代々伝わる義家置文が始まり、家時置文に繋がる伝承。
源義家(平安時代/足利家先祖)「自分は七代の子孫に生まれかわり天下を取る」
足利家時(子孫七代目)「ごめん天下取れなかった…あと三代待ってくれ」(自害)
足利尊氏「ちょっおm ←だいたい三代目
しかし「七代子孫に生まれかわる」ってくもんの楠木正成も言ってた。よくあるフレーズなのかな。
人の血(DNA)は薄まりつつも子孫七代目くらいまであると言われたそうで。事実はわからない。
110106 タカウジ
大切な人から手渡された刀剣で
大切な人の両手を切り落とした。
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UHタカウジ(足利尊氏)は鉄面皮。仏頂面。冷徹無慈悲で残酷な優しくて弱い人。
後醍醐天皇を都から追放した時も、弟の直義タダヨシが後醍醐の息子の大塔宮オオトウノミヤを処刑した時も、
実子直冬タダフユの救援を断り討伐の命を下した時も、弟の直義を自らが手渡した杯で毒殺した時も、
何も語らず誰にも祈らず、事実を嚥下するままに受け入れ眉一つ動かさない。できない。可哀相な人。
彼の本性を知って(気づいて)いたのは弟の直義と大塔宮。
大塔宮は尊氏が大嫌いだから尊氏の大好きな人の顔で心の中にずかずか
侵入して散々ぐちゃぐちゃに掻き回した後でまたねって笑って帰っていくよ。
っていう妄想はとても楽しいです。
実際の尊氏は躁鬱病の疑いがあるくらい感情の浮き沈みが激しかったらしい。
UHでも表に出してないだけで躁鬱病レベルに一喜一憂してるということで帳尻会わせ。
認知しなかった直冬のことも、愛する方法がわからなかったっていう解釈で。
くもんのまんが古典文学館「太平記」で尊氏けっこーdisられてたのに最後、
はてしない戦いの世がつづきましたが、だれもが平和をのぞんでいたことだけは、ほんとうなのです。
ってナレーションがあって涙腺崩壊しそうになった。子供向け要約おそるべし。
101230 ふゆふゆ
ああ、貴方の腕のなんと頼もしく、その温もりのなんと優しいこと。
貴方はこうして私を見て下さる。触れて下さる。抱いて下さる。
けれど 貴方に良くしていただく度に、私の心は悲痛に軋む。
私の本当のお父様。どうして あの人には 私が見えていないのでしょうか。
あの人の一部だったこの体に なぜ一度でも触れて下さらないのでしょうか。
直義(養父)+直冬(隠し子)→尊氏(実父)のどろどろした人間関係もうそう中。
隠し子は養父を実父の代わりにしてるし、養父(弟)は隠し子を実父(兄)の代わりにしてる。
101228 UH安王丸
いいえ、兄上、わたしは幸せです。とても幸せなのです。
何もないけれど、明日の命もわからないけれど、あなたがいるから。
泣きじゃくり咳の止まらぬわたしにあなたの背のなんと頼もしかったか。
あなたがいなければわたしはうまく呼吸すらできないのです。
あなたがいなければ どうやって生きればいいかわからない。
だから どうか どうか 今度はわたしが あなたに伝えたい。
泣き止み方を 正しい呼吸の方法を 夕闇に攫われないまじないを
わたしがいなくなっても あなたが気高く生きていけるように。
101224 UBユタ
子守唄をあげようね 夜の魔物が逃げ出すように 優しい夢を泳げるように
101220 UH上杉禅秀
私を置き去りにして遠くへ逝ってしまった 私にこんなものを遺して
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置き去りにされた人=ゼンシュー
遠くへ逝った人=みぃかね(満兼)
遺されたもの=もっちー(持氏)
※みぃかねともっちーは親子で、ゼンは親子二代に仕えるヤンデレ執事。(もっちー期に反乱)
101218 UBユタ
僕が君を救ってあげる 僕だけが見えるその糸ちぎって 神様の目をまっくらにするから
血の畑から出ておいで 君の行きたいところへ行こう 昔遊んだ桃の園でも 海の底でも
僕がそばにいてあげる もう二度と君に白い蔦がまかないよう ずっと目を開いているよ
君を罵って 押し倒して 抱きしめて 口付けて 心臓を貫けるのは 僕だけなんだから
何度も 何度も 何度も 同じことばかり繰り返す 彼は一歩だって先に進みたくない
呼吸をすれば血の畑から芽が出ることも 桃園の花が腐ることも 海が割れることも
空からくだる黒い蔦に自分の心臓が支配されることすら とっくの昔に知っているのだ
立ち止まることが一番の近道であることに気づかないふりをしながら彼は虚無を望む
101216 UHよしみっちー
日本昔話で、神様に手で触ったものがすべて黄金になるようにしてもらって
お金持ちになるんだけど食べ物とかもぜんぶ黄金になって食べられなくて
結局餓死する(?)男の人の話があったようななかったような…うろ覚え。
よしみっちーもそんなかんじ。手作り金閣。食べ物は氏満が食べさせてくれるから安心だね。
いっちゃん最初に描いたみっちー。文は『智覚普明国師語録』より 幼い義満への賛辞。
101125 UH基氏義詮(2代目ズ)
泣かないで 怖がらないで ぼくのこと見て
きみひとりがぜんぶ背負わなくていいんだよ
ぼくも二本の腕があるから 「それ」をわけてよ
もうひとりで苦しまなくていい ぼくとはんぶんこ
呪いを分け合う兄弟。ユタイリとかぶったけど好きだからしょうがないね。
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