在りし日の米原駅




























 東海道線と北陸線の分岐駅である米原駅です。夜行急行が華やかしき頃を彷彿とさせる、大きな駅で、タイル貼りの洗面所がホームに残っています。また、テルファーが動き、荷物輸送が華やかし頃の名残を、最近までとどめていた米原駅でしたが、それも近代化の波に押され消えてしまいました。

 学生の頃、ここからあちこち出かけていました。改札を抜けると年季の入った地下道があり、それを進むと北陸線のある5番ホームでした。 ペールグリーンに塗られた長い跨線橋も今は短くなってしまいました。東口から新幹線ホーム迄は異様に遠く、乗り換えのために走ったことのある乗客は多かった筈です。かつては10番線まであったテルファーも、今はありません。もう少しデジカメを早く買っていたらと悔やみます。幾人もの運転士を見守った、駅前の社は移築されたのでしょうか(顛末はこちら)。

  


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