基幹業務システム概説
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[1]概要 [2]書類 [3]購買
[4]倉庫 [5]製造 [6]販売 [7]営業
[1]概要
「ワ・テ・ガ 吉 矢留造 ダス、チョット一言 云わして貰いマ。
概要や云うてマタ、マタ、性懲りものう[1]とか[2]を書きはるんでっか?
そんなもんナンボ書いてもウチの業務に合うかどうか、サッパリ判らん云われまっせッ。
見通し悪ぅて悩んどるの忘れたらあきまへん、もっとマシな説明できんのかいな?」
1.本基幹業務システムは販売、製造、購買、倉庫、書類管理のサブシステムから構成しますが、
1つのサブシステムからでも導入可能です。自社業務のウイークポイントから運用して下さい。
2.統合的には製造業向きのシステムですが、販売システムはどのような業種にも適応できますし、
特に書類管理システムは書類管理を必要とする全ての企業にご利用頂けます。
3.最初に導入をお勧めするのは、最も安価にして最も効果が早く判る書類管理システムです。
企業運営はコミュニケーションで成立っており、その根幹は書類であり、その管理です。
書類管理システムの運用を通して、本基幹業務システムが御社にどの範囲で適合できるか
明確にご判断頂けます。見通しの悪さに悩むことはありません。
早速、上部[書類]をクリックして、書類管理システムをご一読下さい。
また各部をご一読下さればお判り頂けますが、本システムの全貌を理解し、如何に御社の
運用に適応できるかのご判断は、3時間程度の説明と2時間程度の質疑応答があれば充分
ではないかと推察します。
4.この手のソフトでは自社の帳票とマッチせず、そのために少なからぬ追加費用を必要とする
状況がしばしば生じますが、本システムは帳票書式を御社で自由に作成できます。
所望する帳票を作成する時間は5〜20分程度です。また帳票の作成方法を習得する時間は、
Word、Excelを操作できるパートさんなら2時間程度、慣れた方なら1時間もあれば充分です。
揺るぎない信念を所有して実行するベジタリアンや、Free Sfotの使用に執念を燃やす方には
Open Officeも利用できます。
5.更に全ての帳票は豊富な検索機能に基づき全てCSV形式で出力しますから、Excel、Access
Filemakerなどにより、所望するデータ加工ができます。
6.基幹業務システムは、通常いくつかのサブシステムから構成され、各サブシステムは家族の
関係で運用すべきですが、破滅的家族関係の運用を余儀なくされている事例を散見します。
これはシステムを追加、追加により構築すれば破滅的家族関係になり易いものです。
本システムでのサブシステムは時間をかけて追加しても、濃密な家族関係は保たれますし、
特に購買と倉庫システムは一卵性双生児の関係です。
7.再度強調しますが、各サブシステムを単独に導入しも運用できるよう配慮しています。
また御社の既存システムと接続する場合には、所定契約に従い接続仕様を公開致します。


[2]書類 戻る
必要な書類が30秒以内に手元に取り出せない部署
書類を机の上に山積みしている部署
早急にご利用下さい。
ワープロ類の文書、図面、写真、ソフトウエアー、およそ紙に印刷可能なもの全てが管理対象です。
1.書類の構造
ISO-9001の書類構造について例示します。
品質マニュアル=>規定=>書式/書類/記録 が存在します。
業務 =>業務分類=>必要書類 品質マニュアルを業務に置換えますと書類の一般構造になります。
製品 =>組立品 =>部品 製造業では業務を製品に置換えますと製品の一般構造になります。
業態により組立品を半製品とかxx工程品など呼名が違うかも知れません。
このように企業が必要とする書類も、製造業で製造する製品も同じ構造をしています。
2.基本ルール
赤ちゃんが生まれたら、名前を付ける=>名前と生年月日を役所に届出る。これ万国共通、人間社会の
基本です。人類に近いチンパンジーやサルの社会にはこの基本ルールは存在しません。
書類を作成すれば書類に名前と作成日を記入する。この最低限のルールが完全に守られていますか?
更に欧米先進国にすらなく日本にのみ存在する戸籍制度、この制度により公的にルーツが辿れます。
名家では私的に累代家系が存在しているようですが、一般庶民は公的に明治までルーツが辿れます。
さて余談になりましたが、本書類管理システムは業務/業務分類名と各必要な書類名をコンピュータに
登録して書類の改廃、古事来歴を管理します。言わば書類の戸籍制度です。
この書類の戸籍制度とは、予め用意したExcel書式(目録)に記入するだけの簡単な作業です。
ただ過去まで遡ると作業量が膨大です。最新のものを必要に応じて順次登録して下さい。
一度登録し正しく運用すれば100年後まで管理できますよ。
3.鉄は赤い内に鍛えよ
大企業になると事業部や部門毎に異なる管理をしており、これを統一するのは至難の業です。
でもご安心下さい。本システムは部門毎の異なる管理状態のままで統一的な管理ができます。
すなわち戸籍制度による統一が行われます。
大企業になる前の成長途上にある御社は早い段階で全社統一的な書類管理体系の保有をお勧めします。
4.ハード構成
本社、出先をWANで接続し、部門毎(営業部門、開発部門、生産部門など)の書類管理ができます。
クライアントに必要なソフトは帳票書式用ソフトとPCに標準装備したブラウザーだけです。
5.機能
閲覧:豊富な検索条件を用いて所望する書類をServerから自分の手元のPCにダウンロードして閲覧し、
必要に応じてプリントします
編集:編集する書類を自分の手元のPCにダウンロードして編集(修正、追加、削除)します=>
所定の手順で目録を修正します=>編集した結果が承認されたことを示す所定フォルダに
手動格納します=>あとは自動的に編集書類の改訂記号を管理し、当該書類を保管します
悩ましいソフトウエア−のバージョン管理などもバッチリです。
警告:予め定めた期間に編集を終了し、所定フォルダに格納されないときは、予め指定した担当者に
警告メールを送付します。メール宛先は部門毎に設定できます。
チェック:例えば5年前までの登録した書類が存在するか、10日毎にチェックします。
存在しなければ警告メールを送付します。この5年、10日は部門毎に設定できます。
このように運用も至って簡単なものです。ただ[ 継続は力なり ]を実践して頂くだけです。
6.ISOの規定類、記録の管理
ISO−9001、ISO−14000の規定類、書類、記録も一元管理できます。
ISOの規定類を紙管理すると、各部門の規定類改廃管理が徹底されず、審査時に問題となりますが、
サーバに保管した規定、書類、記録を原本として運用すれば管理が大変便利になります。
製造での品質管理関係の記録もISO−9001と連携して保管することをお勧めします。
記録も各サブシステムの各種出力を利用して作成することができます。
7.部品表の自動作成 (オプション)
電子機器の組立を主体とする製造業では、Or CADにより回路図を描くと共に部品表を
自動作成します。および製品、組立品を構成する製造手配表原稿も自動作成します。
製造手配表は製品の製造数、製造納期、承認印が記入され、原稿はこの記入がない書類です。
[3]購買 戻る
ほんま、ヨウ揃っとる、ワシもタカもチョットやる気になったなぁ〜、ヨシ ヤルゾォー!!
しゃーけど、エェ気になったあかん。世の中広い、製造業だけが会社やない。
もっと違う運用してる会社あるはずゃ、ヨゥ勉強せにゃ、ベンキョ足りんのとチャウか?
購買システムは、倉庫システム、製造システムと相まって
生産管理の中核を担うシステムです。
1.購買の運用
上記に示す形態は自由に組合わせた運用が可能です。固定運用はマスタに登録し、製品毎に柔軟な運用したいなら
概要で記述した[展開]のプロセスで手動記入して固定運用を変更できます。
[例1]見込生産の製品は部材倉庫を利用する通常注文の固定設定にしているが、製品Aは急遽大ロット生産となり、
自社製造ができない、従って外注先に全部材を直送して製品に仕上げて納品させたい、この場合、A製品のみ[展開]
時に直送注文に変更記入ができます。
[例2]開発製品Bは他製品に部材を横取りされたくない(特に電子機器の製造業では部材の殆どが他製品と共用)
且つ製品Bの部材原価を購入時の実績単価で計算したい。この場合、製品Bのみ引当注文にできます。
本購買システムは、残念ながら部材に関して先入、先出の単価管理をしていません。従って通常注文では在庫品の
標準単価により製品の部材単価を計算します。
[例3]外注品は引当注文です。これは固定していて変更できません。実績単価が外注単価になります。
引当注文または直送注文した製品の部材単価は実績単価で計算します。部材倉庫を保有する運用であっても原則として
在庫品を流用しません。従って部品を横取りされない代わりに、部品が納入されるまで製造に着手できません。
これはMRPの計算手法がなっかった大昔の購買運用に類似しています。
[例4] 部材先行手配: オプション
これは営業部門が所定の形式で作成した販売予定データを利用し、予め登録した手配表や部品表を使用します。
部材のリードタイム(購入品マスタに部材毎のリードタイムを保有)から部材を自動的に選択して発注します。
販売予定は毎月変動するのが普通です。変動させるなと云うのが無理難題です。次月は、前月データを手動取消して
次月の販売予定データにより発注します。
リードタイム発注方式(別名 タイムリー発注方式)を採用していますから購入計画(注文済でない)段階の部材は
自由に取消可能です。もし注文済みの部材が次月に不要となっても他製品と共用部材なら不良在庫にはなりません。
但し共用部材でなく製品Cの専用部材なら同製品を製造するまで在庫となります。あるいは不良在庫の虞も・・・
[例5]全ての部材発注はリードタイム発注方式ですから、生産計画の変更(製品の製造取消、製造数、製造納期)は
自由です。購入計画段階の部材には何らの影響も生じません。購入計画数がMRPによって再計算されるだけです。
そして注文済の部材は他製品に流用(専用部材除く)されます。
納期調節方式:これはリードタイム発注方式に対比する発注方式であって、コンピュータの未発達な時代、MRPが
大手企業にしか普及してなかった時代、生産計画の納期に合わせて(納期を調節して)部材は一斉に注文する。
この方式によると生産計画の変動は注文先と注文取消の交渉、交渉不成立なら在庫山済み、全く大仕事でした。
今時、納期調節方式の運用はないと思いますが、全く利点がないわけではありません。すなわち製品A用の部材が
現在どれだけ揃っているか直ちに判明します。
[例6]リードタイム発注方式と納期調節発注方式の良いとこどりしたのが引当注文です。
[例7]開発品は全て設計が終え部品表を揃えて手配する、そんな悠長な開発は許されません。
開発が終わった部分から部材手配するのが通常です。その都度違った手配表を作成したのでは、現在どこまでの
手配が終わっているのか判断し難い状況がしばしば生じます。既に手配した製品手配表に追加記入できれば手配
状況が一目瞭然となります。且つ追加手配した部材が当該製品の原価に自動的集計できれば申し分ありません。
こんな設計・開発者の要望を満たすのが開発品の逐次手配です。
さて、各種の形態を自由に組合わせできると云うからには、さぞ操作が複雑なのではないかと
危惧するでしょうが、本システムの特筆すべきはGC(Group Code)と称する僅か2桁の
コードを制御(マスタ設定or手動記入)するだけで統一した1つの操作法で操作できます。
購買担当の方ですと、GCの理解に多くの時間は不要でしょう。
2.メニュー
青字がシングルステップメニュー:青字をクリックすると同じ画面に検索表示するか、目的の操作が実行できます。
目的の操作を実行するために、クリックすると更にクリックして画面が変わり、またクリックして画面が変わるが
如きマルチステップメニューでは、吉 矢留造 君に噛みつかれます。 従って本システムは
購買システムに限らず全てシングルステップメニューに統一しており、単純且つ快適な操作性を有しています。
なお出力は[概要]でも記述しましたが、帳票を御社に適合するよう自由に作成できます。豊富な検索機能も用意
していますから、まず使って見て下さい。その後、やはり必要な帳票が不足と云われるなら追加をお受けします。
3.欠品予測
製造業の購買業務では欠品を生じさせて製造の日程計画を狂わせては購買部門の力量が問われます。
本システムは原則15日後(別段、何日後でも記入可能ですが、日数が大きいと予測時間が長くなります)の出庫日
に欠品する部材の一覧表(欠品予測リスト)を出力します。更にどの製品のどの組立品が欠品するか欠品状況リスト
を出力します。注残状況も出力します。従って繰上げ納入を交渉するか、緊急発注するか2週間あれば手の打ち様も
考えられるでしょう。
4.シミュレーション: オプション
「お客様は神様です」とは言い古された言葉ですが、短納期の割込み受注は拒否したいが拒否しきれません。
それに生産部門は[ユスレば仕事はいくらでも入る]と大抵の経営者や営業上層部は考えているようです。
一升マスのお米だって、揺すってもセイゼイ一升二号、テンコ盛りにしてもエェとこ一升五合くらいでしょう。
「ウチは一升ビンの酒だ」一杯以上は金輪際入らんとノタマウ、生産部門の管理者も困り者ですが・・・
さて、このような場合、この割込み受注を受けると部材は揃うのか?
揃ったとして他の製品の部材を横取りし、どの製品に欠品が生じるのか?
欠品により日程が狂う製品と割込み受注する製品とどちらが大切か?
?は人判断ですが、判断を支援するシミュレーションデータが出力できます。
客観的な判断の支援材料があれば、ユスラレズに話合いができると思いませんか。
5.製造業以外への適応
やるぞぉー君の云う通り製造業だけが会社ではありません。また製造業でも上記形態以外での運用なら
メールにてご一報下さい。ぜひお話を聞かせて頂ければ甚幸です。よろしくお願い申し上げます。
さて
製造業 製品=>組立品=>部材 ファミレスのメニューと対比すれば組立品がイメージできる筈です。
工務店の工程と対比しても組立品がイメージできるでしょう。
ファミレスなど 店舗=>メニュー=>食材 調味料などは一括購入してコストダウンはかり、在庫できますよね
コンビニ 地域=>店舗=>商材 集中購買でのご利用はいかがでしょうか
工務店 xx号棟=>工程=>建材 工程は基礎工事、木材加工、組立・棟上、内装、外壁・庭など。
このような構造によって業務が成立つ業種は、全て本購買システムがご利用頂けます。
工務店はさしずめ製造業の受注生産が主体、建売は見込生産と考えて差支えないないかと推察します。
原材料を投入すると、製品が出来上がる業種、すなわち装置産業には本購買システムは役立ちません。
上記構造を有する業種に本購買システムが利用できるのは、部材を固定して[MRP使用する/しない]を設定する
のではなく、製品、組立品、部材の各々の状況と局面により、通常発注(MRP使用)、引当注文、直送注文を選択
できる柔軟性を有しているためです。
なお、製品手配表=>部品表、部材手配表は業種、業態により異なった内容になるのは当然です。
これらはExcel書式で作成(書類管理システムに保管すればベスト)します。類似製品はコピーして変更部分を
修正して作成できます。
電子機器の設計・開発/組立の業態ではOr CADにより回路図を描くと、部品表、製品手配表を作成する
オプションを用意しています。
[4]倉庫 戻る
現在の倉庫システムはピッキング装置を使用して倉庫管理を行っています。
ピッキング装置使用せずに倉庫管理を行いたい場合、購買システムは御社の既存システムを使用したい場合
ご要望をお受けいたします。
倉庫管理は最も標準化し難いシステムです。業種、業態により運用が違います。機能が受入検収だけの場合も
あります。受入検収だけを倉庫システムと云うのかとの疑問もありますが、納品を検品する時間、手配部門に
納品を手渡す時間はどうしても当該品を留どめ置くスペースが必要です。この捌きは倉庫管理そのものです。
従って本倉庫システムは上記のような機能をレディーメイド的に用意しています。オーダーメイドでは高価に
なりますが、レディーメイドならコストパフォーマンスについてご満足頂けると確信します。
2.電子機器の設計・開発/組立による製造業の事例
電子機器の部材は、米粒大から精々片手に収まる大きさですから、無線カートにより出庫する構成です。
下図の構成はDPSに在庫棚制御機能を含まず、且つ作業進捗の管理機能のみを有し、作業進捗データ
のみ出力します。倉庫作業に関わる他の諸々の出力機能は有しません。
作業進捗データはCSV出力しますから、他の諸々の出力はExcelなど加工して得ることができます。
なお、かなり大規模なシステム以外は下図のDBサーバは不要です。
3.入出庫業務の問題点
1)入出庫作業
電子部品は、小は米粒ほどのものから手のひらにのる概して小型な材料およそ1万品種が使用される。
その品種の60%は常時入出庫している。
入出庫に力は不要なため女性が、殊にパートさんが入出庫業務の主力となっている。
しかしながら、パートさんは諸々の理由から休みをとること不可避である。
ベテラン・パートさんが休みの時は入出庫業務に支障が生じ、応援者を補充しても部品の格納場所を
知らない者では作業効率が悪く、ワーストケースではミスピッキングが多発する。
またパートさんの新規交代が生じた時、品種が多いため慣れるまでに時間を要し、その間の
作業効率低下が避けられない。
2)仕分品置場での行方不明
製造工程別の品揃えは小さな部品を袋詰めにして出庫し、製造工程上必要となる時点まで仕分棚で
一時保管するが、さて必要となった時点で出庫材料を取出そうとすると、材料が小さいためしばしば
行方不明となりその探索に手数がかかる。ワーストケースでは紛失による再出庫となる。
4.運用後のメリット
1)発注業務
部材在庫の即時掌握による不要部材発注の抑制、在庫圧縮、納期管理の徹底による部材欠品の減少
2)部材入出庫業務
出庫作業のスピードアップと出庫ミスの激減、業務習熟期間の短縮と熟練者の減員
3)仕分品入出業務
仕分品払出しのスピードアップと仕分品の行方不明が殆んど皆無。
外注組立品を含みタイムリーな払出しによる製造期間の短縮
本倉庫システムは、リストピッキングの機能を用意していますが、
夏・冬に冷暖房装置がない事務作業が考えられない今日この頃と同様に、
ピッキング装置の無い倉庫作業は考えられないでは・・・
[5]製造 戻る
1.日程計画作成支援と負荷計算
現状は低価格のシェアーウェアを利用しますから、このソフトと当社ソフトが連携できる範囲の
機能となり、高機能ではありません。
2.社内製作に関する工数と製作費の集計
1)製造手配表、部材手配表、作業日報の読込み
2)工賃レート、工程名、工程別標準工数の各マスタ読込み
3)製造番号(or 製品コード)別工数・製作費の集計出力
4)個人別工数の集計出力
5)工数分析(個人別、作業部門別)の出力
3.作業指示と進捗管理 (オプション)
1)工程管理者は作業者に今から行う作業を指示すると、作業者の見える位置に作業名、組立数、
1台の組立に必要な標準工数などを表示します。
この表示をすると、通常作業工数が平均2割削減できると云われています。
2)作業が完了すれば、作業名、組立数と作業時間を自動的に入力します。
作業日報の作成と読込みが不要になります。
3)中間製品の作業が完了し完了操作すれば、製品の工程別進捗状況が把握できます。
完了が製品であれば製品入庫伝票を自動作成します。
4)組立作業者の見える位置に、今行っている作業の作業手順を静止画又は動画で表示します。
画像サイズによっては表示器を大きくすること、有線方式にすることが必要です。
4.品質管理資料
書類管理システムをご利用下さい。
ISO−9001認証を取得しているなら規定管理、記録管理との連携をお勧めします。
[6]販売 戻る
1.販売計画の立案
1)経営計画のベースとなる年間販売計画と実績月から先月の販売予定を営業担当者別に入力できます。
2)営業G(グループ)別販売予実明細・集計および営業担当者別販売予実明細・集計を出力します。
グループは自由に決定し運用できます。
2.販売管理
1)受注=>製造指示=>製品入庫=>出荷(在庫品or当月生産品)=>納品書発行=>検収確認
=>請求書発行 このように一連の流れを製造番号又は製品コードにより管理します。
2)顧客別売掛金集計、営業G別販売金額集計、営業担当者別販売金額集計を出力します。
3)生産部門別生産高集計を出力します。
3.製品管理
1)製品の入出庫を管理します。
2)数ヶ月の先月までの製品コード別在庫予定数を出力します。
(但し 受注データが先月まで入力されておればの条件つきです)
3)分類別製品在庫金額集計を出力します。分類は自由に決定し運用できます。
4)仕掛在庫金額集計もしますが、例えば分納販売や分割製造が複雑なケースでは
単純化せざるを得ません。その単純化のルールが必要です。
本システムでは倉庫システムにおいて部材をピッキングして仕分棚に格納した時点から、
製品倉庫に入庫するまでを仕掛期間としています。
4.製造原価管理
1)製造原価は、部材費、外注費、社内製作費、諸費用の4項目に分類し、更に各項目を
3〜4項目に細分化して集計できます。細分化の項目は自由に決定し運用できます。
2)製造番号別製造原価予実集計を出力します。予実比は任意に設定できます。
[7]営業 戻る
営業システムはコンピュータと電話とを組合せた製品を製作いたします。
アポインター:電話によりアポイントをとる装置です。展示会後や新製品発表後に来場者への
アポイントをとります。電話簿に従い自動的に電話します。
オペレータがピッポッパと電話かける手間が省け効率的です。
営業活動報告:上位者への営業日報、活動スケジュールなどを部門内では公開します。
営業案件の経過検索表示(今後の営業活動、対顧客の営業活動に利用)
これ等は既成のソフトと組合わせることをお勧めします。
自動受注装置:特に夜間は顧客からの注文を自動的に受付けます。
昼間は対人対応することも可能です。
音声録音による受注受付け、プッシュボタンによる受注受付けなど
製品に適合する仕様にできます。
自動予約装置:ゴルフ場、医院、教習所など電話(携帯含む)により各種の予約をする装置です。
ヘルプデスク:製品の保守、故障対応の電話受付けに際し、類似対応の経過を電話しながら
探し出したり、対応しきれない案件は上位者に電話転送する装置です。
ヘルプデスクは対応例、故障例の登録が力仕事です。
途中で挫折することなきよう充分な計画が必要です。
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