■ブラジル無形文化財授与式典
ポルトガル語ではえらい長いタイトルですが、日本語にするとこういうことみたいです。
今年150周年を迎えるカルアルーのfeira de Caruaruがブラジルの無形文化財に指定されました。
カルアルーに着いた翌日、早速feiraをくるっと見てからfeiraの中にあるインフォーメーションに
観光の資料をもらいに行きました。ここには市の観光局の兄さんがいて親切にいろいろと
教えてくれました。僕が「どこかでフォホーをやっている所を知ってるか？」と聞いたら
明日朝10時からこの横の広場でイベントがあるから来たらいいと教えてくれました。
それがこの式典でした。帰国して調べるまで何のイベントなのかわかっていませんでした。(笑）
翌日15分前くらいに行ったら会場はまだセッティング中でした。会場の前ではJoao do Pife &
Banda Dios Irmaosが歩きながら演奏していました。さしずめ祭囃子か触れ太鼓みたいな感じで
気分が高揚して参ります。
式典が始まる頃には立ち見も出るほど大勢の人々が集まりました。前の方は招待客の席です。
しばらくは国とか州とか市の御要人達のスピーチがありまして、やっと待ちかねた演奏が
始まりました。はじめは吟遊詩人の即興によるfeira de Caruaru賛歌、次は誰かわかりませんが
男性歌手が歌いました。そのあとこの歌手が文化大臣役で来ていたGilberto Gilを引っぱり出して
むりやり自分のギターを手渡したらGilberto Gilは仕方なさそうに、そしてまんざらでも
なさそうにギターを受け取って"Esperando na Janera"を歌ってくれました。
この後はなんと"feira de Caruaru"の作曲者Onildo Almeida氏が出てきて"feira
de Caruaru"を
歌い、その後Marinesが出てきて"feira de Caruaru"の続編みたいな歌を歌いました。
Onildo Almeida氏が生きているとは知りませんでしたし、歌も歌われるとは驚きでした。
Marinesもみられて偶然こんなイベントに参列できたことをうれしく思いました。
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式典のパンフレット 写真は昔のfeira de Caruaru。 写真に見える丘が"Morro do Bom Jesus"。 |
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Joao do Pife & Banda Dios Irmaos 動画（YOUTUBE） 音質、画質は悪いです 後ろの建物がインフォメーションです。 |