チョコBON-天空の飛皿1−1


SHJ三木ホースランド大会

 
2004/3/27〜28


 1日目 


 とにかく初日はすごく緊張していました。もう、ガッチガチのパッキパキ。

案の定、敏感なボンゴは、最初のフレッシュマンズは、まるでだめでした。

ラウンド中ずっと、地面をクンクン。ディスクを見ることもしてくれなくて・・・

「やっぱり、だめか。。。」緊張と恥ずかしさで、帰りたい気分でした。

ボンゴ〜
ボンゴったらぁ・・・
ねえ、頑張ろうよ。。。
かあちゃ〜ん、腹減ったんやけど〜
気を取り直して、次のローラーゲーム。

先に出番だったボンゴは、まだノロノロだったけど、少しディスクを追う様になってきた。

そして、いよいよコンガ、初ラウンド!

絶対脱走するよなぁ〜と思っていたのに、なんと驚くほどの集中力で、ディスクを追う追う!!

夢中に投げてる間に、私の不安は一気に吹き飛んで、すっごく気持ちが軽くなった。

「いけるやん!」と、前向きになった私の気持ちが伝わったのか

ボンゴもコンガも2ラウンド目は、ますますいい感じでディスクを追ってくれました。

もう楽しかったのなんのって・・・・

よっこらしょ。ヘイ、お待ち〜♪
なんや、まだやるんか。しゃあないなぁ
うぉおお〜!やったるでぇ〜〜!!
とった、とった!!とったでぇ〜〜!!
そして、いよいよフレッシュマンズ2ラウンド目。

ボンゴは、まだ自分からスタートダッシュができなくて、ラインから1mほど出るのが精一杯。

だから、私がスローイングエリアのぎりぎりうしろまで下がって距離をとって投げるしかない。

ところが、風はつらい事に追い風。

遠投する場合は追い風が有利だけど、近距離はディスクが風に押されて、すぐ落ちてしまう。

何度も何度も投げる・・・でも、取れない・・・。

ここでいつものボンゴなら、2〜3回でイヤになり、地面をクンクンし出すのに、

なぜか何度投げても、「かあさん、もう一回!」とこっちを見てくれた。

ああ・・・なんとか、取らせてやりたい!!


そして、最後の数秒、ホントに最後の1投。少し良い感じでディスクが浮いた。

あっ!と思った瞬間、ラインから3mほどのとこで、初キャッチ!!

やったぁ〜〜〜!!

両手を広げて飛び上がった。コートアウトしてからボンゴと抱き合い・・・泣いてしまった。

たかが、1ポイント。たかがラインから3mほどの距離。

それでも、ボンゴにとっては夢のような事。

ボンゴ、ボンゴ・・・・ほんとによく、頑張ったね。

こんなにたくさんの人に応援してもらって、拍手してもらったの、初めてだね。

よかった。ほんとによかったね〜〜〜〜

かあちゃん、ボクたち頑張ったよん〜

(ここまでのphotoは、すべて、リキままさんに提供していただきました)

今日を振り返って。

とにかく脱走しないように、何度もコート周りを散歩させ、会場の雰囲気を理解させました。

シッコもう●ちも十分にさせて、ラウンドまでの調整に気を使いました。

ただ、ボンゴはそれで逆に気疲れした様なので、

出番の直前は十分に休ませて、短時間でテンション上げた方がいいかも。

脱走が恐くて、リードをつけたままラウンドしたから、

よく走るコンガは、後ろ足にリードが足に巻き付いてしまって走りにくそうでした。

私自身も、遠くに走って行っちゃうのが不安で、思いっきりディスクを投げなかったし。

明日は彼らを信じて、思い切ってノーリードで、できるだけ遠投してみよう。

チャレンジ、チャレンジ!!なんか、楽しくなってきたよん〜!!

膝の上で爆睡のボンゴ。お疲れさま♪
(photo by BICKYまま)
☆今日の結果☆
ボンゴ
コンガ
ローラーゲーム
10
16
フレッシュマンズ
 1
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