■脚の痺れ
脚の痺れは腰か臀部に起因することが多いです。なぜなら臀部、脚にかけての皮膚感覚や筋肉の動きに命令をくだす神経は腰（腰椎）と臀部（仙骨）から足先に走っているからです。その道の途中で圧迫を受けるとそこから末梢の部位でしびれが生じます。事故、怪我、急性的な腰周辺の損傷（ぎっくり腰など）などで骨が本来の位置からずれるとそこから脚、足に走る神経を圧迫して痺れが出ます。神経の出始めとなる腰、臀部がもっとも圧迫を受けやすい部位ですが、他の関節の部分などでも同じように圧迫されることがあります。骨が歪んで無くても神経の周りの筋肉が硬くなっても圧迫されしびれることがあります。
いずれにせよ、カイロプラクテックで行う、骨の矯正や筋肉のほぐしはとても有効です。骨の歪みで圧迫された神経は矯正で開放されます。硬い筋肉により圧迫されてた神経はもみほぐしにより柔らかくなり圧迫から開放されるからです。
しびれてる部分が脚全体などの漠然としたものではなく、太ももの前部分だけとか、くるぶしの外側から足指にかけてなど限局されてる場合はかなり判断がしやすくなります。特に太ももがしびれてる場合は前面か後面かは重要です。それだけで腰に原因があるのか臀部なのかはっきり分かるケースもあります。部位によって神経のルートは決まってますので原因箇所が特定しやすくなるからです。
高齢者の方に多いですが両足が同じようにしびれる場合は神経とは無関係の場合があります。筋肉の弱化や硬化などで思うように脚が動かせず、疲労がかさなり、痺れを感じてるケースです。この場合は筋肉の調整、強化やもみほぐしだけでも対処できます。筋力の強化、柔らかくすることで血行、代謝が改善されると疲労しにくい、痛みにくい、痺れにくい状態になるからです。スポーツトレーナーの知識も取り入れている当院での施術はこういうケースでもかなり有効です。
腰椎ヘルニア、坐骨神経痛、滑り症などで骨や椎間板が損傷、変形してる場合は対処できません、外科的な処置が必要です。それは当院で話を聞いたり、調べてみればある程度判断できます。特に医療機関で前述の症状だと言われても外科的処置の必要はないと判断された場合は当院での施術が有効ですのでぜひご相談ください。
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