■お尻の痛み(臀部痛)
臀部の痛みの場合も、腰痛や肩こりと同じく痛みの場所や、どういう動作、時に痛くなるかなどをまず調べて、それが筋肉、骨のゆがみ、関節、神経レベルであるかを分別します。
まずは筋肉の凝りについてですが、お尻を覆う大きな筋肉は足の骨につき股関節にまたがります。椅子に座ったり、車の運転をするときは股関節が曲がりますのでお尻の筋肉が伸ばされます。のでこういう状態でいることが多い人はお尻の筋肉が張りやすく血行、代謝が悪くなり、臀部痛を感じるようになります。長年この状態が続き姿勢も崩れると足の骨や骨盤ｶﾞが捻られ歪みを生じます。そうなるといっそう筋肉は緊張し痛みや凝りを感じるようになります。対処としては骨のゆがみをチェックし必要である場合は矯正します、その上で引っ張れている筋肉をもみほぐすことにより、血行、代謝を改善させ凝り、痛みの軽減をおこないます。
次に骨の損傷によるものです。しりもちなど転倒、怪我をしたときに生じる痛みです。転倒直後は炎症がおきますので触ったり、椅子に座ると炎症部分に当たり痛みを覚えます。問題となるのは怪我をしてからある程度期間が過ぎても椅子に座ったりしたときに痛む場合。これは怪我をしたときの機械的な力によって骨盤を構成する骨に歪みが出ているか、部分的に骨折していることが考えられます。骨の歪みを矯正すると、各骨が本来の位置に戻りますので座ったりしても違和感、痛みを感じることはなくなります。部分的に骨折してる場合は安静が必要です。どういう状態であるかは当院で判断できます。
お尻自体に痺れがあったり、お尻に痛みがあり脚が痺れる場合は神経の圧迫を考える必要があります。骨盤の中からは下半身の筋肉を動かすのに命令をくだす神経が足先まで通ってます。その神経が圧迫されると臀部や脚のどこかに痺れ、痛みを感じます。
先ほど話したように普段の私生活の状態や怪我などにより、骨盤を構成する骨に歪みがあったり、神経のそばにある筋肉が過度に緊張すると神経が圧迫されるので痺れを感じます。骨の歪みを矯正したり、関連する筋肉の揉みほぐしをおこなうことにより筋肉の緊張をとき、骨を本来の位置に戻します。そうすると神経は圧迫されなくなり痺れを感じることはなくなります。
事前に医療機関での診断（レントゲンなど）で問題ないと判断された場合で臀部痛のある方は筋肉の凝りや骨の歪みに起因する可能性が高いのでぜひ一度施術をお試しください。
臀部痛は肩こり、腰痛に比べるとそれが何の痛みであるか自分では判断できない場合が多いようです。そういう方はぜひ当院の施術をお受けください。
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