熊野古道癒しの里 近野まるかじり体験

まるかじり体験とは

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イベントについて

はじまりのきっかけ
近野は、古くは平安時代から熊野詣をする人々を迎える宿場町として発達してきました。 しかし、近年では、若者の都会への流出や、国道の整備により集落を通過する車が減ったことなどから、過疎が進行して、空き家や休耕田が増えている状況でした。
近野は有名な観光地ではありません。大きな施設もなく、交通の便がいい訳でもありません。 でも、近露には、ここならではの魅力があります。世界遺産にも登録され、古から多くの人を導いた熊野古道や近露王子、古民家や田畑のある懐かしい田舎風景、山や川がもたらす豊かな自然の恵み、そして心のあったかい人たち。
「この魅力をもっと、たくさんの人に感じてもらいたい。そして、少しでも訪れてくれる人が増えるようになって欲しい。」という思いから、みんなで何度も集会を開き、アイデアを出し合って考えたのがこのイベント「熊野古道癒しの里~近野まるかじり体験~」です。 名前は、昔から訪れる旅人達を癒してきたように、そして、近野の魅力をめいっぱい感じってもらいたいという思いを込めて付けました。
  • 近露王子
  • 古民家
  • 集会の様子

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特徴
このイベントの大きな特徴は、集落全体が会場となっている点です。
ひとつひとつの催しは、「○○さん宅」というように、それぞれ民家の庭や軒先などを開放して行われています。集落を横断する熊野古道を歩きながら、あちらこちらの「○○さん宅」に立ち寄って、体験メニューや買い物を楽しめるようになっています。
また、近野らしさを損なわない雰囲気づくりを大切にしています。熊野古道や集落の雰囲気と調和するように、例えば、椅子は、山から切り出した丸太を使ったり、テーブルや看板なども木材を加工して自分達で作っています。
食べ物は、なるべく近野で採れた野菜や山の幸、川の幸を使って手づくりしています。
  • 丸太の椅子作り
  • 手作りの看板
  • 川で採れた蟹

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ひろがり
このイベントを続けるにつれて、多くの方々との交流が広がっています。
いけ花をいけて下さる華道家の方々は、毎回前日から十数人も泊まりこんでいけ花をいけてくださいます。
古道ウォークに協力して下さる NPO 漂探古道の方々は、無料で古道や近野の案内をしてくださいます。
他にも、 NPO 花つぼみさんや、和歌山大学の学生さん、和歌山県庁さん、田辺市役所さん、地元の中学生や小学生の皆さんなどたくさんの方々が色んな方面で協力してくださっています。
また、各新聞社さんや和歌山放送さんがこのイベントを取り上げてくださいました。
  • いけ込みの様子
  • 華道家の方々
  • 和歌山放送

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