パレルモ紀行2009年


4月1日・2日






2009年
4月1日
伊丹→成田
成田→マルペンサ(ミラノ)
エコノミークラスがなぜかエグゼクティブクラスに
ラッキー!
広い。とにかく広い。気分はセレブ(男だが)
機内で見た映画
「THE VILLAGE」
「世界一おバカな犬マーリー」←ラストシーンで号泣。動物物に弱いんです。


 JALオリジナル麺
”らーめんですかい” ”うどんですかい” ”そばですかい”

12時間でミラノ・マルペンサ空港に到着。
航空券を何も考えずに購入したため、思わぬ落とし穴にはまる。
ミラノにはもうひとつ空港があったのだ。それはリナーテ空港。
日本で言うならば関空と伊丹みたいなもので、なんとパレルモ行きは
リナーテ空港から出発するのだ。

ま〜、リムジンバスぐらいあるだろうと高をくくってバス停の時刻表を見たら
最終のバスが出たところ。

しゃーなしにタクシーに乗ることに。
ボラれないようにあらかじめリナーテ空港までいくらかかるかきいてみた。
明らかにタクシーじゃない車(ベンツ)だが140ユーロと、値段を決めてくれているから
ここはベンツタクシーにお世話になろう。140ユーロを前払いしたから、
これ以上は絶対払わんぞ。

リナーテ空港までは結構な距離があった。
高速をかっ飛ばして小一時間。
これなら140ユーロも納得がいく。

リナーテ空港に到着
現地時間21:30
出発が朝の6:50 少なくとも1時間前にはチェックインしたい。
ホテルに泊まるにしては中途半端な時間。
朝まで空港で過ごすことに決めた。
(気分は終電を逃し、駅で眠るサラリーマン)
空港内、カウンター前のベンチで爆睡


誰もいないよ

4月2日
現地時間4:30
起床



6:50
リナーテ空港あいにくの雨の中パレルモに向けて出発
8:30
パレルモ空港到着
思いっきり晴れ
列車にてパレルモ中央駅へ


                         車窓より地中海を一望



9:30
パレルモセントラル駅到着
駅を出ると白タクの運ちゃんと目が合い何となく乗ってみた。
目的地のカタコンベを告げると、タクシーはすさまじい乱暴な運転で
走り出す。これは下手な絶叫マシーンよりはるかに怖い。
よく見れば前方には事故った車がレッカー車で運ばれている。
できたてほやほやだろう。
よく見れば車はみんなボッコボコ。サイドミラーがぶっ飛んでいる。



ボッコボコ

ま〜そんなのは百も承知なのだが、頼むから俺を殺さないでくれよ!

カタコンベまで恐怖のドライブで、生きた心地がしなかった。
10:30
カタコンベに到着。
「ここからだとタクシーは拾えないよ」
って言うからしゃーなしに運ちゃんを待たせておくことに。
取り出したるは買ったばかりのビデオカメラ。
使うのは今日がはじめて。
いざ、中へ。


カタコンベ入り口

ん?なんか前に来たときと感じが違うぞ。
前に来たときはカプチン僧侶が受付しとったが、今日は若い兄ちゃんやん。
英語で何かしゃべってるけどよくわからん。
5分くらいしてやっと意味を理解した。
要はカメラ撮影するのなら100ユーロ払えってか?
確かにカメラ撮影は禁止されてるのは知っていたが・・・。
ていうことは逆に100ユーロ払えばおおっぴらに撮影してもええんやな。

100ユーロを払っていざ中へ。

ロザリアに再会いたしました。


ROSALIA LOMBARDO

やはり息を呑むほど美しい。死後90年が経っているとはとても思えない。
ロザリアを思う存分見学しました。
え?他のミイラは見物しないのかって?
実はロザリア以外に密かに目をつけていたミイラがあったのだが
なんせ右も左も骸骨。骨、骨、骨
探すのに苦労するよ。




















午前中いっぱいをカタコンベ見学に費やし、待たせておいたタクシーに乗ってホテルに直行。
長旅の疲れでもうへとへと。
しかしこの気候、いわゆる地中海性気候というやつは世界遺産ものですな。
とにかく乾燥していて、そよ風がとても気持ちよい。

夕方に飲み物を買いに出かけたのだが、案の定迷子になった。
そこで取り出したるはポケナビ。GPSで自分のたどった軌跡がわかるので
無事にホテルに帰還。後で気がついたけどホテルの中に自販機あるじゃん。

パレルモ紀行、続く・・・・よ。