犬を選ぶ際に必要な情報をご案内しています〜

1)犬の習性について
2)飼育上必要な設備、環境などについて

3)飼い方のポイントと注意点

4)主な病気と予防について

5)犬に関する法律、手続きについて

6)犬種別大きさ(成犬)一覧表


1)犬の習性について
@寿命
犬の年齢
1ケ月 1歳 9年 52歳
2ケ月 3歳 10年 56歳
3ケ月 5歳 11年 60歳
6ケ月 13歳 12年 64歳
1年 17歳 13年 68歳
1,5年 20歳 14年 72歳
2年 23歳 15年 76歳
3年 28歳 16年 80歳
4年 32歳 17年 84歳
5年 36歳 18年 88歳
6年 40歳 19年 92歳
7年 44歳 20年 96歳
8年 48歳
犬の寿命は、犬種や個体によって差はありますが、最近では15歳、さらには20歳を超えるものも珍しくなくなっています。
大型犬は小型犬に比べて寿命が短い傾向にあるといわれています。
※犬のおおよその年齢は右図をご覧下さい。
A習性
犬の祖先は群れで生活し、順位制を尊重し、リーダーに従属した社会を形成していました。
犬は家族を群れとして認識し行動しますので、この習性を理解してしつけを行ってください。
◎縄張り
犬は自分の縄張りを大切にします。
縄張りを守るために、吠えたり、攻撃的な行動をとることがあります。
◎鳴き声
犬が鳴くのには必ず理由があります。
鳴き声は社会的に容認される程度であれば問題になりませんが、住宅地などで近所からの苦情が出る場合は、飼い主が鳴く理由を取り除かなくてはなりません。理由には、威嚇・恐怖・苦痛・興奮・不安などがあります。
  ◎生理
個体差はありますが、平均10〜12ヶ月で性成熟に達します。
メスの発情期は6ヶ月周期(年2回)で、妊娠すれば9週後に子犬が誕生します。
◎子犬(社会化期)
生後4週齢ごろから離乳食を少しずつ食べるようになり、6週齢ころには完全に離乳食に切り替えます。
離乳ができればお引き渡しが可能ですが、兄弟犬などとしばらく一緒に過ごさせながら社会生活のルールを学習させ、社会性を身につけさすことが大切だと考えます。
生後3週齢〜12週齢までを社会化期といい、子犬の発育段階の中で特に重要な時期です。
この間に母犬・人間・兄弟犬とのふれあいや、生活環境の刺激に慣れさす事により、ペットとしての基礎が築かれます。
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2)飼育上必要な設備、環境などについて
@飼養施設、用具
◎犬舎(ゲージ)
犬の大きさや習性に応じた十分な広さを備えたものを用意しましょう。
中型犬以下であれば、90センチ幅のゲージで十分でしょう。ホームセンターなどで3千〜5千円程度で売られています。
掃除等が容易で、逃げ出したりしない構造のもの、突起物等により犬が怪我をするおそれが無いものを選んで下さい。
◎首輪・リード
散歩の時に必要になります。
犬の首のサイズに合ったものをお選び下さい。
◎食器・水入れ
食器は食事量に合ったものをお選び下さい。
100円均一で売られているもので十分ですが、素材は陶器か金属製をおすすめします。
プラスチック製の場合、かじって破片を飲み込む危険性がありますので、特に子犬(歯の生え替わり時期)はご使用をお控え下さい。
水入れは、ボトルタイプをおすすめします。ゲージにしっかり固定して下さい。
◎トイレ
トイレシートだけでも構いませんが、市販されています犬用トイレと併せると、より固定されしつけやすいでしょう。
犬によっては、シーツで遊ぶ子がいます。しつけて直すのが理想的ですが、どうしても直らない場合は、メッシュタイプのトイレを利用されるとよいでしょう。
◎お手入れ用品
ブラシ・爪切り・シャンプー・リンス・歯ブラシ
◎その他
ボールなどの遊び道具など
A掃除等
トイレの掃除は1日1回以上実施して下さい。
犬舎の清掃は汚れの程度を見ながら必要に応じて実施して下さい。
食器は1週間に1度は煮沸消毒をおすすめします。
B環境
犬舎の設置場所は適切な日照で、風通しのよい場所をお選び下さい。
温度や湿度の管理にも気をつけて下さい。
特に夏の暑さには注意が必要です。
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3)飼い方のポイントと注意点
@餌について
◎ドッグフード
犬にとって必要な栄養のバランスを考えて作られているのが、ドッグフードです。
手作りの場合、犬の栄養を満たす食事を作るのは難しいので、子犬のころからドッグフードに慣れさせて下さい。
ドッグフードは犬の体調や嗜好、成長などに応じて選んでください。

ドライタイプ・・・・経済的、使いやすい、保存しやすい
缶詰・レトルト・・嗜好性が高い
◎与えてはいけない食べ物
タマネギ・長ネギ・にら・生の魚介類・鶏や魚の骨・乳製品・甘いもの・チョコレート・塩辛いもの・香辛料のかかったもの・生卵・アルコールなど
◎与え方
1日2回(幼齢時は4〜5回)
量はドッグフードの表示に従い、体重あたりの量を犬の体型や体の調子、便の状態などで調節しながら与えて下さい。
◎飲み水
いつでも新鮮な水が飲めるようにして下さい。
A運動について
犬の健康維持のため、毎日の運動(散歩)が必要です。
飼い主のライフスタイルに合わせて、一定の時間運動(散歩)をさせて下さい。
◎必要な運動時間
小型犬・・・朝夕10〜20分(室内での放し飼いでも十分です)
中型犬・・・朝夕20〜30分
注) 犬は汗をかけず、焼けた路面で火傷をする場合もありますので、夏場の暑い時期は避けて下さい。
また、子犬や老犬には無理をさせないで下さい。
◎注意点
散歩時は必ずリードに繋いで下さい。
排泄をすませてから散歩に出るようにし、散歩中の排泄物は必ず持ち帰るようにして下さい。
Bお手入れについて
◎ブラッシング
汚れや抜け毛を取り除き、毛並みを良くし、また皮膚の血行をよくする効果があります。
最初、毛並みに逆らってブラッシングし、汚れを浮かし、次に毛並みにそってブラッシングして下さい。
毛の長い犬や抜け替わる時期にはまめなブラッシングが必要です。
◎シャンプー
飼育環境や毛質により異なりますが、1ヶ月に1回程度でおこなって下さい。汚れや臭いが気になる場合は必要に応じてシャンプーして下さい。
シャンプー剤は必ず犬専用のものをお使い下さい。
◎爪切り
のびすぎた爪は事故や怪我の原因になりますので、切るようにしてください。
◎耳の手入れ
時々、耳の中をチェックして下さい。
健康な犬の場合、耳あかはわずかで、ほとんど臭いません。
臭いがきつい場合や黒い耳あかがたまっている場合は獣医師に相談して下さい。
綿棒などでの拭き取りは、耳の中を傷つける可能性がありますので、十分注意しておこなって下さい。。
◎歯の手入れ
犬用の歯ブラシや、ガーゼを巻いた指で歯と歯茎をこすってやります。
歯石を放置しておくと歯肉炎、歯槽膿漏などが進行しますので、早めに取り除くようにして下さい。
Cしつけについて
「しつけ」の基本は、人が常にリーダーシップをとって犬の行動をコントロールすることです。
子犬の時から主従関係をしかっり認識させ、家族の最下位に犬が位置するように接して下さい。
しつけのコツは叱るのではなく、ほめる事と根気です。
できた事にはおおげさにほめてやり、何度も繰り返し教えて下さい。体罰、大声、おどしは絶対に避けて下さい。
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4)主な病気と予防について
@かかりやすい病気
【大型犬】
肘関節、股関節の形成不全。首の椎間板ヘルニアなど、骨や関節の成長に関係した病気が多い。
【小型犬】
水痘症、膝蓋骨の脱臼が多い。老齢になったら、歯肉炎、心臓病に注意。
A感染症と予防方法
ウイルスによる主な感染症には、狂犬病、ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬パルボウイルス、犬パラインフルエンザなどがあります。
蚊の媒介で感染する寄生虫の病気のフィラリア症や細菌によるレプトスピラ症などがあります。
その他、コクシジウム原虫、回虫やこう虫など腸内寄生虫の感染です。寄生虫の有無は検便でわかります。
種類 接種方法
狂犬病予防接種 生後90日が過ぎたら第1回目を接種。
以後、年1回、追加接種(接種期間・場所等は各市町村にお問い合わせください。
混合ワクチン
◎5種
犬ジステンパー・犬伝染性肝炎・犬アデノウイルス2型感染症・犬パラインフルエンザ・犬パルボウイルス感染症
◎7種
5種+レプトスピラの2種類の株を加えたもの
◎8種
7種+犬コロナウイルス
生後2ヶ月前後に1回目接種。
その後3、4週間隔で1回以上接種。
以後、1年に1回。

獣医にて接種。
フィラリア症予防薬 毎年5月〜11月に月1回のペースで服用
※地域や気候によって異なりますので、獣医にご相談下さい。
B人と動物の共通感染症
狂犬病・カンピロバクター・Q熱・ダニ、カビなどによる皮膚疾患・犬の回虫の幼虫移行症 など
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5)犬に関する法律、手続きについて
【狂犬病予防法】
飼い主は生後91日以上の犬には「登録」と「予防接種」が義務付けられています。
登録の手続き方法等につきましては、各市町村にてお問い合わせ下さい。
【その他の法律】
条例により、一定の以上の飼育頭数を規制している地方自治体があります。
多頭飼いされる場合は各都道府県に確認して下さい。
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6)犬種別大きさ一覧表
※成犬時の標準的な大きさです。
犬種名 体重
(s)
体高
(p)
犬種名 体重
(s)
体高
(p)
ミニチュア・ダックス・フンド 3〜5 12〜23 甲斐犬 11〜23 39〜53
フレンチ・ブルドッグ 8〜17 25〜40 イングリッシュ・コッカー・スパニエル 12〜15 36〜41
パピヨン 2〜5 20〜30 サルーキ 13〜30 56〜71
チワワ 1〜3 16〜23 ボーダー・コリー 14〜23 45〜56
ポメラニアン 2〜5 13〜30 アイリッシュ・セター 15〜32 52〜69
ヨークシャー・テリア 2〜4 18〜23 シャー・ペイ 16〜25 41〜51
マルチーズ 2〜4 20〜30 シベリアン・ハスキー 16〜28 51〜60
2〜4 17〜30 バセット・ハウンド 18〜30 28〜38
ミニチュア・ピンシャー 2〜5 25〜32 エアデール・テリア 18〜27 55〜65
イタリアン・グレーハウンド 3〜5 32〜38 チャウ・チャウ 18〜32 46〜60
ブリュッセル・グリフォン 3〜6 21〜28 ブルドッグ 22〜25 30〜36
トイ・プードル 3〜7 25〜28 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル 20〜24 48〜51
日本テリア 3〜5 12〜23 ビアデッド・コリー 18〜30 50〜57
ビション・フリーゼ 3〜5 23〜31 コリー 20〜34 51〜66
ペキニーズ 3〜7 15〜25 ダルメシアン 20〜30 48〜61
シーズー 4〜9 20〜28 アフガン・ハウンド 23〜35 61〜75
ラタアプソ 5〜7 25〜28 ドーベルマン 23〜40 61〜71
パグ 6〜9 25〜35 サモエド 23〜30 46〜60
日本スピッツ 5〜8 25〜38 ブル・テリア 20〜30 50〜56
ミニチュア・シュナウザー 6〜8 30〜36 ボクサー 25〜36 53〜64
ウィペット 5〜13 43〜55 フラットコーテッド・レトリバー 25〜36 56〜61
ケアーン・テリア 6〜8 20〜30 ラブラドール・レトリバー 25〜35 52〜65
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア 5〜9 20〜30 ゴールデン・レトリバー 25〜36 51〜61
ジャック・ラッセル・テリア 6〜9 22〜38 ジャーマン・シェパード・ドッグ 26〜42 51〜70
ボストン・テリア 5〜12 35〜45 ワイマラナー 23〜40 55〜70
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル 5〜10 30〜40 秋田犬 31〜50 57〜71
フォックス・テリア 6〜10 35〜40 オールド・イングリッシュ・シープドッグ 30〜41 53〜65
柴犬 6〜10 35〜42 ボルゾイ 34〜48 66〜85
シェットランド・シープドッグ 6〜13 33〜41 アラスカン・マラミュート 34〜57 58〜71
ビーグル 7〜14 30〜43 バーニーズ・マウンテン・ドッグ 35〜50 58〜74
アメリカン・コッカー・スパニエル 7〜13 33〜40 ロットワイラー 41〜50 58〜69
スコティッシュ・テリア 8〜11 20〜30 グレート・ピレニーズ 41〜57 61〜82
バセンジー 9〜11 40〜43 グレート・デーン 45〜77 70〜90
ミニチュア・ブル・テリア 9〜15 25〜35 ニューファンドランド 50〜68 66〜71
ウェルシュ・コーギー 8〜14 23〜35 セント・バーナード 50〜90 63〜85
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