チェリーの成長の記録《2年目》



《完》



6月6日
チェリーの49日も無事に、そしてささやかに済ませる事が出来ました。
今、我が家の御仏壇に先輩達の写真と共に遺骨と成って居ります。
多くのお友達の励ましに支えられ、チェリーの居ないチェリーズゲイトなんて・・・。
と、自信を失いかけながらもここまで頑張って来れました。
暫く成長の記録も更新する勇気も無く月日が過ぎてしまいましたが、
今だにチェリーの死を知らずに、HPを見て、メールを下さる方が居られます。
その為にもキチンと完結させる義務が有ると考え、
当時、後でお礼のメールをお送りする為にコピーしておいた
掲示板上での報告をそのままの文章で掲載する事で、
当時を知らない方にも理解して頂けたらと思います。
ここで、改めて多くの皆様の励まし、応援に、心からの感謝と御礼を申し上げ、
チェリーの成長の記録を完結させて頂きたいと思います。
本当に有り難う御座いました。
そして、これからも未熟な私達を、どうぞ宜しくお願い致します。



4月20日

動物霊園にてチェリーの小さなお葬式をして来ました。
今夕には小さく成って帰宅予定です。
今回の事で、友達の有り難さ、素晴らしさ、実感しております。
祭壇の上の御花がとても綺麗でした。
私は「四季の会」のメンバーから欠員が出たからと頼まれ
急きょ伊勢へ行く事に成りました。
正午頃に家を出ます。明日夕方まで留守にします。
留守中、主人一人で泣きながらお酒ばかり飲みそうで心配ですが
こんなに多くのお友達に支えられ、きっと大丈夫、
我慢出来ると信じて出かけます。
私達は二人でやっと一人前の夫婦です。
皆様のお心、励まし、どれ程有り難く、心強かったか・・・。
これもみな、チェリーのお陰ですね。
心の整理が出来て、落ち着きましたら、
お一人、お一人にお礼に伺わせて頂きます。
有り難う御座いました。
暫くの間、主人をお願いします。



4月19日

皆様に可愛がって頂いておりました我が家のチェリーが
今日の明け方、御浄土へ旅立ちました。
我が家に来て11ケ月の生活でした。
死因は興奮に因る呼吸不全です。
※2日連続の麻酔の影響も考えられるとの事でした。
でも、この事は仕方の無い処置だったと思います。
緊急事態でしたから・・・。
この為、息を吸うより吐く力不足(唾液が口内に溜まっていました。)
※環境の変化に因る興奮状態
今朝の3時の巡回時には大丈夫だったそうです。
11時半にチェリーを迎えに動物病院へ行って来ました。
今、死後硬直は始まっていますが、まだ柔らかく生きている様です。
生前、皆様から可愛がって頂き、感謝しております。
有り難う御座いました。



4月18日

チェリーアイの手術も済み、迎えに行ったところ
待合室で興奮に因る呼吸不全に成り、両手一杯の唾、
ヨダレの様な物を吐き出し、その場に倒れ、
チアノーゼ状態に陥りましたので、直ちに獣医を呼び、
酸素吸入、麻酔、気道確保、唾を吸引し、
喉の奥の膜を切除、縫合しました。
喉の奥の膜が気管の中に入っている状態に成った為です。1cmほど切除しました。
この膜は伸び縮みするとの事ですし、(5年位で元に戻るとの事でした。)
ブルに非常に多いと聞いていましたが、
実際にその様な状態をこの目で見るのも初めてで、手術に立ち会ったのも初めてです。
帰宅途中なら、まず5〜6分で亡くなっていたでしょうね。
今、考えると恐ろしくなります。
目の手術は心配していなかったですが、これには参りました。
素人目で見れば、突然死と思うとの事でした。
手術は院長、看護婦2名(酸素、心音、脈の管理1名、
院長の介助1名)で行い、私も立会いました。
40分で終了、退院は明日の予定です。
※イビキの大きい子、少しの散歩でゼイゼイする子は、
特に注意を要するとの事です。飼い主はその子の状態を常に把握する事が
必要とおっしゃっていました。



4月17日

チェリーアイの手術の日
チェリーは前回の手術の記憶が残っていたのか
奥の手術室へ行くのを嫌がり、引きづられる様に
連れて行かれたそうです。
手術は成功し、今夜は前回の事も有り、入院する事に・・・。
夕方、帰宅途中病院の側を通りますが、
顔を見せて、又帰りたがったら可哀想だと思い通り過ぎました。



4月14日

上瞼の手術後傷口も綺麗に成って・・・。
公園ではまだ、ばい菌が入ったり、暴れて怪我をしない様に
主人の実家の裏庭で遊ばせる事にしました。
久しぶりの外出で、大喜び、走る、走る
クローバーの中で思いっきり駆け回りました。
少し顔付きが整形のせいで変わりましたが
なにより目が良く見える様に成って
自由に動ける喜びで、とても嬉しそうでした。



4月3日

上瞼の手術後、抜糸
チェリーアイがうまく引っ込んでくれません。
東海オフ会の前に手術をする事に・・・。
何となく不安が・・・。



3月28日

病院から迎えに来て欲しいとの電話が・・・。
ところが、チェリーは少し興奮状態、
精神安定剤の座薬で暫く様子を見る事に成りました。
自宅に戻って暫くすると落ち着きを取り戻し、
いつものチェリーの寝場所で寝始めました。
ドクターからも心配してお電話を頂きました。
夕方、私が帰宅する頃には元気にお迎えに出て来てくれました。



3月27日

上瞼の手術の日
朝、チェリーをいつもの様に病院へ・・・。
両上瞼の手術、チェリーアイは切らずに
内膜内へ押し込めて終了。
約2時間半の手術。
下瞼と違い、手術も難しく、
出血量も多かった為入院する事になりました。



3月24日

午前10時過ぎ、病院へ・・・。駐車場にはいつもと違う高級車が並び、私達も少し緊張気味。
チェリーは診察室の手前までは自分の方からトコトコ入って行くのに、診察室の前では、腰を下げて、
抵抗の姿勢を・・・。でも、泣き声を出したり、震えたりはしていませんでした。
そこでチェリーを預けて、出来る事なら手術も済ませて欲しいと主人が冗談まじりにドクターに・・・。
嫌がるチェリーを見る回数は少ない方が良いに決まっています。
そして、午後5時に迎えに行きました。
大学の教授、近隣の獣医さん、病院の獣医さん、スタッフ、研修会を終え、皆さん帰宅の準備中でした。
お礼を言ったり、お見送りをしたり・・・。
ようやくチェリーを引き取り、帰宅しました。
チェリーはおとなしくて、とっても良い子だったとか・・・。
チェリーにしたら、どれほど、不安で、怖かったか・・・。
今日は手術はせず、水曜日(27日)に実施と決まりました。


3月11日

目薬を頂きに病院へ・・・。
24日に眼科で有名な大学の教授が来られるので、チェリーを診察して頂く事に成りました。
そこで、チェリーのブルドッグらしさを失わない手術法を決めて頂く事に・・・。
ジョーイはペットショップで買った後、肺炎、奇形が見つかり、同様の診察をして頂いた事が有ります。
その時は一部、私達も隅っこでしたが、残って、ビデオを撮りながら、
研修を受ける様子を見る事が出来ました。