「新・こちらブルームーン探偵社」

「マディの悪夢」(放送なし)

「I SEE ENGLAND, I SEE FRANCE, I SEE MADDIE'S NETHERWORLD」

ビデオ版タイトル「マディの悪夢」(第4巻第2話・マクザム)

[今回の依頼者] ウィンストン・ガイ(男性)
[ 今回の依頼 ] 宝くじの半券を探してほしい
[ 今回の報酬 ] 宝くじの賞金1200万ドルの10%
   
[ あらすじ ]

ある朝、マディが出社すると既に依頼人が待ちかねているという。
慌てて依頼人の待つオフィスに入ったマディ。
ところが死体に出迎えられ、あっという間にUターン。
何と依頼人は死んでいたのだ。
アグネスの話では彼の名はハリー・ソファー。
ブルームーン探偵社にボディーガードを頼みに来たという。
程なくして死体は検死官に引き取られる。
ほっとする中、今度はウィンストン・ガイという男が現れる。
彼はハリーの友人で、行方不明のハリーを探すため、彼のメモにあった探偵社にやって来たのだ。
ハリーの死を告げると、ガイは悲しみながらも宝くじの話を始める。
驚いたことに、ハリーとガイは1200万ドルの宝くじの当選者で、賞金の受け取り期限が近付いているという。
しかし、宝くじを2枚に割いてそれぞれが半券を所持しているため、賞金を受け取るためにはどうしてもハリーの持つ半券が必要になる。
ガイから半券探しを依頼されたマディとデーヴィッドはハリーの車やアパートの中を探そうとするが、そこは既に何者かに荒らされた後だった。
それは高額の当りくじを狙った者の犯行なのか。
それとも…?

 

[ 結末まで分かるストーリー紹介 ]

最終的にハリーの墓を訪れたマディとデーヴィッドは、怪しげな2人組に銃で脅されハリーを墓から掘り起こす。
そのまま墓場に足止めされたマディとデーヴィッドがほうほうの体で脱出、ガイの家に赴くと、何故か家の中には上半身の衣服を脱がされたハリーの死体が…。
そこへ例の2人組がやって来るのに気付いたマディとデーヴィッドは混乱しつつもハリーを抱えてマディの家へ。
こっそり逃げ果せたつもりがしっかり後を付けられてしまい、またもや2人組にハリーを奪われてしまう。
実はハリーは泥棒、ガイは盗品を客に売り渡す売人で、ハリーの肩には某社から盗んだ高性能の潜水艦用スクリューの図面が刺青に細工して施されており、宝くじの半券はお互いに顔を知らないハリーとガイが相手を認識するための道具だったのである。
怪しい2人組はガイと同業で、ハリーを巡って争っているのだという。
その2人組によってバスルームに閉じ込められたマディとデーヴィッドが漸く脱出すると、今度はそこへハリーを取り戻しにガイが現れる。
乱闘の最中、ガイに強打され気を失ったマディは恐ろしい悪夢の世界へ…。

『ブラックムーン』探偵社に足を踏み入れたマディ。
不気味な部屋の中でアグネスの生首に話し掛けられ、ガイコツと化した社員たちに驚き、慌ててオフィスに飛び込むと、今度は青白いハリーに手を取られてダンスを踊る羽目になってしまう。
いつのまにか舞台は墓場に移り、顔のない死神たちによって棺桶に入れられそうになるマディ。
必死の逃走も虚しく、怪物たちに捕まってしまったマディが見た死神の正体は何とデーヴィッド!

驚きと恐怖で絶叫したマディが漸く夢から抜け出した頃、病院にハリーの死体が運ばれてくる。そして更にガイと怪しい2人組の死体。彼らは銃撃戦の末、相撃ちになって命を落としたのだった。

やがて職場に復帰したマディに、デーヴィッドは万が一自分が死んだ時のために、最後の願いを書き記したマディ宛の親書を手渡す。
「微笑みながら死んでほしいだろ?」というデーヴィッドの言葉が示す親書の内容はマディとデーヴィッドしか知らない。





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