[ 結末まで分かるストーリー紹介
] 目深に被った帽子とサングラスで顔を隠した奇妙な姿でビデオに映るレズリーに同情的なマディ。
一方デーヴィッドは妻の気を引こうと手術を受けたレズリーに「結婚するときは顔が悪くとも貧しくても共に生きると誓うだろう?
自然な姿でいいんだよ」と否定的な態度を見せる。
結局、マディに説得されて事件を引き受けることにしたデーヴィッドは情報収集のためドクター・ブリルが経営するクリニックの受付嬢に接近。
その頃マディは自らブリルの診察を受け、「その顔に手を加えることはできない」と言われて御満悦。
しかし、ドクター・ブリルは整形手術を施した美女に手を出し、次の素材が見付かるとあっさり彼女に乗り換え、新しい作品を作り上げるように手術を行うとんでもないヤツだった。
ドクターとその患者である美女とのデート現場を目撃して憤るマディとデーヴィッドは、招待を受けて訪れたレズリーの屋敷で彼の妻・ミッシェルを見てびっくり! 彼女こそドクター・ブリルのお相手だったからだ。
嫌々ながらレズリーに真実を話したマディとデーヴィッドは後に裁判で役立てるため、ドクター・ブリルとミッシェルの密会現場の写真を撮るよう頼まれる。
その夜。ミッシェルの後を追ってクリニックに潜入したマディとデーヴィッドは胸にメスやハサミを突き立てられたブリルの死体を発見する。
そこへ次々と現れるミッシェル、受付嬢、レズリー。
突然別れ話を切り出され、夫の顔と人生を台無しにした男と浮気をしている自己への嫌悪が一気に相手への憎悪に変わったミッシェル。
ブリルの元・患者で元・恋人。捨てられてからずっと彼を憎んできた受付嬢。
そしてレズリー。
皆、ブリルに殺意を抱いて集まった者たちだったが、真犯人はデーヴィッドにクーキーとあだ名を付けられたハンズィガー家の使用人だった。彼は彼の主人から優しい微笑みを奪ったブリルをどうしても許せなかったのである。
警察に連行される一団を見送った後、デーヴィッドは優しくマディに囁きかける。
曰く、マディ・ヘイズは外見だけでなく中身も素晴らしいと。
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