「新・こちらブルームーン探偵社」

第12話「迷探偵トピスト」(92年7月11日放送)

POLTER GEIST V … DIPESTO NOTHING

[今回の依頼者] マーガレット・レンボーン
[ 今回の依頼 ] 幽霊を捕まえてほしい
[ 今回の報酬 ] 2500ドル
   
[ あらすじ ]

ブルームーン探偵社の個性的な受付嬢アグネス・トピストは、勤続開始から5年間、来る日も来る日も受付に座り電話を取る生活に少しばかり倦怠感を覚えていた。
何となくやる気が失せ、イライラするアグネス。
そんな彼女に派遣社員としてやってきて2ヶ月半のバートが、得意げに「事件を任された」と話したことからアグネスの不満が爆発。
マディとデーヴィッドに自分にも事件を任せてほしいと懇願するが、突然の来客によって直談判は中断してしまう。
落胆するアグネスだったが、マディとデーヴィッドがその突然の来客者、マーガレット・レンボーンの依頼を「人手がない」と断る様子を目撃したアグネスは意を決して単身彼女の後を追う。
ところが、探偵社から派遣されて来たと偽ってマーガレットの家に上がり込んだアグネスは肝心の依頼を聞いてびっくり。
マーガレットの依頼とは彼女の家に住む幽霊を捕まえることだった…!

 

[ 結末まで分かるストーリー紹介 ]

その古い大きな屋敷には、主であるジェイク・レンボーン、その妻マーガレット、そして今は体調を崩して入院中のマーガレットの妹エミリー、執事のルドウィグの4人が住んでいた。
2月ばかり前から屋敷内で妙な物音が聞こえ出し、それを幽霊の仕業と考えたマーガレットは、再三家を移りたいと夫に訴えるが、夫のジェイクは妻の幽霊話に全く耳を貸さない。そこで、ジェイクを納得させるために幽霊の存在を証明してほしいというのがマーガレットの依頼だった。
アグネスが気味の悪い屋敷で幽霊の出現を待ち構えていると、程なくして彼女を心配したバートがやって来る。
マーガレットの話では、幽霊は40年前に死んだベルマだという。
夜も更けた頃、幽霊の正体を確かめようと部屋を抜け出し廊下に出るアグネスとマーガレット。その時、突然肩を掴まれたマーガレットは驚きのあまり手にしていた護身用の銃を発砲してしまう。しかし、撃たれたのは幽霊ではなくジェイクだった。
あまりのショックに病院へ運び込まれるマーガレット。
全ては財産乗っ取りを目論む執事の筋書きだと考えたアグネスとバートは、屋敷に戻って執事を問い詰めようとするが、その執事も既に殺され、何と入院しているはずのエミリーまでもが殺されていた。
真犯人はこの屋敷を狙ったホームドクターのベドーズで、エミリーはその共犯者だったのである。
真相を知ったアグネスとバートの口を封じようとするベドーズ。
間一髪のところで電気が消え、その隙にベドーズを押え込むことに成功するバート。
その時、誰もいない部屋からレコードの音が流れ出す。
電気が消えたのは偶然だったのか、それとも…。





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