「新・こちらブルームーン探偵社」

第5話「過去は過去と言いたいが」(92年5月23日放送)

「THE SON ALSO RISES」

[今回の依頼者] デーヴィッド・アディソン
[ 今回の依頼 ] 結婚式の付添人をしてほしい
[ 今回の報酬 ] なし
   
[ あらすじ ]

長い休暇を終え、久しぶりに職場復帰を果たしたブルームーン探偵社の面々。
仕事再開の憂鬱から意気消沈する職員とは対照的にマディは大張り切り。
早速、デスクに届けられた手紙や電話のメモに目を通したマディは、「デーヴィッド・アディソン」からの伝言に驚く。
それはデーヴィッドの父親からデーヴィッド・アディソンJr.に宛てた電話のメモだった。
デーヴィッドの父親は再婚話をするために彼の息子を訪ねてきたのだ。
「結婚式の付き添いを頼まれた」と興奮気味にマディに話すデーヴィッド。
父親の婚約披露のパーティーに出席したマディとデーヴィッドは、嬉しそうなデーヴィッドの父親を交え、独特の緊張感の中で婚約者であるステファニーを紹介される。
ところが、遠くからステファニーを見た途端、デーヴィッドの顔色が変わる。
彼女に見つからないようにしゃがみ込んだデーヴィッドは、そのまま床を這うようにトイレに逃げ込んでしまう。
一体、デーヴィッドに何が起こったのか!?

 

[ 結末まで分かるストーリー紹介 ]

突然のデーヴィッドの奇行に唖然とするマディとデーヴィッドの父親。
理由を問い詰めても話さない息子に怒って去った父親同様、デーヴィッドを理解できないマディだったが、翌日出社して来なかったデーヴィッドに心配が募る。
業務を終え、帰宅しようと地下の駐車場に降りたマディは、駐車中の車の中で泥酔しているデーヴィッドを発見する。
デーヴィッドからステファニーと関係を持ったことがあると聞かされ驚くマディ。
それは4年前。たった1度バーで会っただけの彼女との忘れられない夜だったと苦悩するデーヴィッド。
マディに叱咤激励され、結局、結婚式の付添人を務めることにしたデーヴィッドは、父親に許しを請い式に出席するが、式の途中で花嫁を別室に連れ出してしまう。
そこで4年前の話を始めるデーヴィッドだったが、話の途中でステファニーが自分のことを全く覚えていないことに気付く。
デーヴィッドにとっての思い出の一夜は、ステファニーにとって幾つもの夜の1つに過ぎなかったのだ。
悪い遊びをしていた過去を責められていると勘違いしたステファニーは、デーヴィッドに彼の父親との馴れ初めを話し、彼と出会って自分は生まれ変わったのだと訴える。
ステファニーの話を聞き終えたデーヴィッドは、晴れて彼女を父親の再婚相手として祝福するのだった。





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