「新・こちらブルームーン探偵社」

第2話「寝言 高く買います」(92年4月18日放送)

「SLEEP TALKI' GUY」

ビデオ版タイトル「寝言と美女にご用心」(第9巻第1話・CICビクタービデオ)

[今回の依頼者] 人類(笑)
[ 今回の依頼 ] 犯罪を未然に防いでほしい
[ 今回の報酬 ] 市長から感謝のメッセージ
   
[ あらすじ ]

マディとデーヴィッドがブルームーン探偵社でパートナーとなって1年の記念日。
デーヴィッドが持参したシャンパン片手に上機嫌のマディ。
しかし、記念日のお祝いは表向き。
この機を利用して大幅な給料アップを目論んだデーヴィッドだったが、結局、マディとの交渉は決裂。その上「1度も自力で事件を解決したことがない」と言われて大憤慨。
その夜、探偵社に1人のブロンド美女が現れる。
彼女の名はトビー。
彼女はデーヴィッドに「今夜、ファーリーという男が殺される」と告げる。
情報源は彼女の知人、ジェリーの寝言。
寝言とはいえ殺人予告を聞いてしまったトビーは、何とか計画を未然に防げないかと相談に来たのだった。しかし、見知らぬ他人のためにお金を払ってまで探偵を雇う気はないと言って去ってしまう。
トビーの話を信用しなかったデーヴィッドは、翌朝、新聞を見て驚く。
そこには「ファーリー殺害」の記事が!
寝言は正しく事件を予告していたのである。
トビーを探し出したデーヴィッドは、お金で彼女からジェリーの「寝言情報」を得ると大きな事件を次々解決、瞬く間に名探偵となるが…。

 

[ 結末まで分かるストーリー紹介 ]

「自力で事件を解決したことがない」と言ったマディに当てつけるように、次から次へと事件を解決するデーヴィッド。
最初は意気揚々としていたデーヴィッドだったが、取材や依頼に訪れる人々に取り囲まれ、マディとろくに話しもできない状態に、漠然と寂しさを感じるようになる。
そんなある日、デーヴィッドはトビーから次の標的が自分自身だと聞かされる。
ジェリーの所属する裏組織は、計画を尽く阻止する邪魔な探偵を消し去ることにしたのである。
その夜、慌てて身を隠そうとしたデーヴィッドは、裏があるとは露知らず、 デーヴィッドの活躍を褒めちぎるマディの姿に、卑怯者だった自分を反省し、ジェリーと直接対決して今後の活路を見出そうとする。
ただならない様子にデーヴィッドの後を追うマディ。
果たして、ジェリー、デーヴィッド、トビー、マディが一堂に会し、そこに全てが露見する。あっという間に名探偵の座から転げ落ちるデーヴィッド。
更に、事の真相を知ってマディの怒りが大炸裂。
痛烈なパンチがデーヴィッドの顎にヒットするのだった。





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