[ あらすじ
] ある日のこと。
ブルームーン探偵社にエミリー・ブレイドンというお金持ちの女性が現れる。
彼女は今、義理の息子でコンサート・ピアニストを務めるクラーク(35才)が誘拐され、身代金に10万ドルを要求されているという。
彼女の依頼は誘拐されたクラークの救出、並びに犯人と交渉して身代金を引き下げてほしいというものであった。
「 お二人には身代金の運搬に5千ドル。
プラス、身代金を2ドル引き下げる毎に1ドルお支払いするわ
」というエミリーの申し出を受けるマディとデーヴィッド。
犯人から指定された場所へ出向いたマディとデーヴィッドは、身代金を取りに来た男を捕まえることに成功するが、なんと男はクラーク本人だった。
今回の誘拐事件はギャンブル好きのクラークが金策に困った末に仕組んだ狂言だったのである。
真相を知ったマディとデーヴィッドは、クラークの提案により、「身代金を渡すことなく、クラークを誘拐犯の手から救い出した」とエミリーに嘘をつく。
結果的に10万ドル →
0ドルにしたとして、エミリーから5万ドルの報酬を得るマディとデーヴィッド。
ところが、喜びも束の間。
またもやクラークが誘拐されてしまう。
今度は本当に誘拐事件なのか?
それとも、二度の狂言誘拐なのか!?
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