[ あらすじ
] ある日、ブルームーン探偵社にアイルランドからやって来た“金貨の妖精”が現れる。
何者かに追われているという彼女は夜しか魔法が使えない為、昼の間だけ追手から身を守って欲しいという。
金貨の妖精ことキャサリン・キル・パトリックを、ただの頭のおかしい少女と決めつけたマディは早速依頼を断ろうとする。
ところが、面白がってキャサリンの話を聞こうとしたデーヴィッドが、町で彼女の尾行者に殴られて怪我を負った為、事態は一変。
キャサリンは昨晩も自分を捕まえようとした男を呪力で殺したと言う。
調べてみると、確かにその男はキャサリンの証言通りに死んでいた。但し、死因は心不全。検視官の話ではその死に何ら不自然な点はなく、キャサリンの呪いのせいであるはずがなかった。
それでも、頑として「金貨の妖精だ」と言い張るキャサリンに、マディは証拠を見せてくれるよう要求。
するとキャサリンは金貨の妖精が守る金貨の壷を見せると発言。
金貨は虹の橋のたもとに埋まっているというのだが…。
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