[ あらすじ
] ある雨の日。
ブルームーン探偵社に3時間遅刻してきたマディにデーヴィッドは大騒ぎ。
マディが遅刻したのは風雨の中ずぶ濡れになって1人で車のタイヤのパンクを直していたからだったが、泥だらけの服を着た気の毒なマディを見ても、遅刻の常習犯で日頃マディに頭の上がらないデーヴィッドは、彼女をからかうばかりで優しい言葉1つ掛けようとしない。
そんなとき、ホテルに滞在中の若い女性が依頼人として面会に訪れる。
彼女の名はジリアン・アームストロング。
依頼の内容は盗まれたペンダントを取り戻すこと。
祖母の形見の銀のロケット・ペンダントを盗まれ、困っているという。
そこへデーヴィッドが登場。
マディはデーヴィッドにジリアンを紹介しようとするが、逆に彼ら2人が知り合いだと知らされる。
デーヴィッドとジリアンは3年前は一緒に暮らしていた仲だったのである。
その夜、ホテルの部屋にジリアンを訪ねたデーヴィッドは、ジリアンから離婚を渋る夫に命を狙われていると打ち明けられる。
最初は相手にしなかったデーヴィッドだったが、ジリアンがもたれたベランダのフェンスが壊れるのを目の当たりにして、激しく気持ちが揺れる。
本当に彼女は命を狙われているのか…!?
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