「こちらブルームーン探偵社」

第4話「張り込みは屋根の上で」

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ビデオ版タイトル「ハイテクは危険な匂い
(第1巻第1話・CICビクタービデオ)

[今回の依頼者] なし
[ 今回の依頼 ] なし
[ 今回の報酬 ] なし
   
[ あらすじ ]

ある日、大手企業SRT社の若き専務ブライアン・ベーカーに呼び出されたマディは、同社と交わしていた保安コンサルティング契約の破棄を言い渡される。
理由はライバル企業への機密漏洩と、政府関係者を招いて行われた新開発のハンディ・レーザー銃のお披露目会で何者かの妨害工作を受けたこと。
親友であり、ブライアンの姉でもあるヴィヴィアン・ベーカーに頼み込んで契約を取り付けていたマディは、突然の契約破棄にショックを隠せない。
機密の漏洩源はSRT社の社員ではない、というデーヴィッドの調査報告を信じられないマディは、自ら調査を開始。
その調査方法は、問題のライバル企業の社長プレストン・ホルトに直接疑惑をぶつけて回答を得ようという大胆なものだった。
名誉を挽回、再びSRT社とのコンサル契約を結ぶため、マディの悪戦苦闘が始まる。

 

[ 結末まで分かるストーリー紹介 ]

プレストン・ホルトからある情報を仕入れたマディは、デーヴィッドを連れて再びSRT社へ。
ところが、プレストン・ホルトの情報源は霊媒師のオマー・ガウスだと真剣に告げるマディにブライアンは冷たい一瞥をくれただけ。おまけにデーヴィッドにもあきれた顔をされ、収まりのつかないマディは今度はオマーの屋敷に押し掛ける。
プレストンの時と同様、オマーに直接ぶつかって失敗したマディは、デーヴィッドの意見を聞き入れ、オマーの館を張り込むことに。
すると、未だにSRT社の実権を握る父親を意のままに操るため、ブライアンがオマーを利用していたことが発覚。
オマーが“亡くなったベーカー夫人の霊の言葉”としてベーカー氏に語っていたのは、予めブライアンによって用意されたシナリオだったのだ。
早速、事の次第をヴィヴィアンに報告するマディとデーヴィッド。
ところが、ヴィヴィアンはそんなことなど先刻承知。
実はオマー・ガウスの秘書と名乗ってプレストン・ホルトに情報を流したのも、先のお披露目会で妨害工作をしたのも、全ては弟を蹴落として自分が事業のトップに立ちたいヴィヴィアンの仕業だったのである。
秘密を知り過ぎたマディとデーヴィッドの口を封じようとするヴィヴィアン。
しかし彼女はデーヴィッドともみ合う内に敢え無く命を落としてしまうのだった。





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